自分のやりたいことがわからないシリーズ。
ようやく？
いよいよ最終回。
今日は、最後３つめの
原因をお伝えします。
その前に、
＜前回までの内容はこちら＞
３つめの原因はこれ。
3）「自分の価値観」ではなく、
「他の誰かの価値観」で生きている
そもそも、物事を選択する際に、
「誰の基準で選んでいるのか？」
これは、意外と盲点になっています。
なぜなら、みんな
「ちゃんと自分の意思で決めている」って
信じて疑わないから。
でもね、もう一度よーく
自分の心の中を点検してみてほしいんです。
「自分の価値観」だと
思いっていたその考えは、
実は、「親の価値観」だったり
「世間の基準」だったりしませんか？
ちなみに、私の母の口癖は、
「いい学校に行って、いい会社に勤めて、
いい人（＝収入の高い人）と結婚することが幸せだ」
という、超ステレオタイプな人でした。
その偏った価値観に反抗しつつも、
親の期待に応えようと、
「頑張り屋さんのいい子」で生きてきた私。
知らず知らずのうちに、
「親が喜ぶかどうか？」
「親が認めてくれるかどうか？」
という基準で物事を
決めるようになっていきました。
結果、大人になって、
いざ、「自分のやりたいこと」を
考えようとしたら、
色んな考えが浮かんできて、
「どれが一番いいのか？」決められず、
頭が混乱するばかり・・・。
そりゃそうです。
「一番」って、
誰にとっての一番ですか？
ガーーン
「安定した有名企業に勤めるべき」
「友達は多いほうがいい」
「夏は海だ！冬はスキーだ！」
って、一体誰が決めたんですか？
って話です。
そもそも、自分にとっての一番を
考えたことすらなかった私は、
まずは「自分を取り戻す」
ことから始めました。
おかげで、今は、
人生で「これは絶対に譲れない」っていう
自分の軸が明確になってきました！
さてさて、長くなりましたが、
ここまで読んでみていかがでしょうか？
おさらいすると、
やりたいことがわからなくなる原因は3つ
1．感情を抑圧している
2．欲しがることにブレーキがかかっている
3．「自分の価値観」ではなく「他の誰か価値観」で生きている
私の体験談も
交えながらお話しましたが、
これを読んでいただいているあなたは、
きっと私と似たタイプだと思うので（笑）
多くの人がハマっている落とし穴。
「やりたいこと探し」
「楽しいこと探し」って、
人によってはあんまり意味がない。
そもそも、楽しいと感じることや
「欲しい」という欲求を抑え込んでいるなら、
それらの感覚を取り戻すことが先。
「楽しい」って、
探すっていうより感じることだからね
少しずつ自分を取り戻すために、
まずは、できることからやってみてください。
別に、やりたいことって、
スゴイ事じゃなくて全然いいんです。
・近所にできた新しいケーキ屋に行ってみたい！
・部屋にお花を飾ってみようかな
・本屋で見かけたあの本、気になるから買って読んでみよう
とか。
人生を楽しむって、そういうこと。
少しずつ、ゆっくりと味わいながら
自分を取り戻していけばいいんです。
自分じゃない誰かの
人生を生きている暇はないけど、
自分を取り戻すための時間は、
まだまだたくさんある。
私は、そんな風に思ってます
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます
加藤えみ
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