今日もブログにご訪問いただき、
ありがとうございます
心理セラピストの加藤えみです。
今日は、前回の続きから。
<前回の内容はこちら>
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自分のやりたいことがわからない。
何をしても楽しいと思えない。
というお悩み。
実は、やりたいことがわからないのは
ある「3つのこと」が原因になっています。
まずはひとつめ。
1)感情を抑圧している
やりたいことがわからないって、
言い方を変えれば、
何をしても「楽しい」「嬉しい」「好き」
っていう感覚が沸いてこない状態
これは、感情を感じるセンサーが
鈍っている証拠です。
ここからは私の話になります。
子供のころからずっと
生きづらさを抱えてきた私。
やり場のない
寂しさや不安を抱えきれず、
”毎日こんなにつらいなら、
感情なんて感じないようにしよう”
”そうすれば、
これ以上傷つくことはないんだ”
と、心に決めたことを、
今でもはっきり覚えています。
そしたらどうなったか?
一時的に、つらさから逃れられたものの、
あまりにも大きな代償がついてきました。
それは、
「悲しみ」や「不安」「怒り」だけじゃなく、
「楽しい」「嬉しい」「好き」といった気持ちまで
感じられなくなったこと。
つらくはないけど楽しくもない。
自分の将来に何の希望も
見いだせない毎日。
生きてるんだけど、死んでる。
結果、そんな無味乾燥な人生を
生きることになりました。
人間って、心地よさを
もたらす感情だけ選んで感じる。
なーんて、
そんな器用なことはできない。
そして、私たちはみんな
オギャーと生まれた時には、
誰の目も気にするとなく
自由に気持ちを表現していたはず。
お母さん、疲れて眠そうだから
今日は小声で泣こう・・・。
なーんて遠慮する赤ちゃん、
いないから(笑)
だとしたら、
成長するどこかの段階で
「気持ちをガマンすること」を
学習したってことです。
例えば、
・小さい頃、親に気持ちを受けとめてもらえなかった
・泣いたり腹を立てたりしたら、怒られた
・どんな時でもニコニコ笑顔でいることで、
みんなから愛されようとしていた。
両親から愛されるためには、
ネガティブな気持ちは表現しちゃダメなんだ。
だったら、ガマンするしかない、
と無意識に心に決めた。
そうして、いつしか
都合の悪い感情はガマンして
やり過ごす癖がついてしまった。
あなたはどうでしょうか?
かつての私のように、
感情センサーがすっかり錆びついてしまった。
なんてことになっていませんか?
だとしたら、もう一度、
センサーを磨いていく必要があります。
まずは、
自分の気持ちを
無いことにしないこと。
たとえそれが、
見たくない気持ちだったとしても、です。
そもそも、感情にイイも悪いもない。
どれも、あなたの大切な気持ちです。
どんな気持ちだったとしても、
ただ感じてみる、そして表現してみる。
そしたら、おのずと
自分の「好き」「嫌い」がわかってくるはずです。
やりたいことを
みつけるのもそうだけど、
自分の気持ちを大切にするって、
「自分の人生」を生きるための第一歩。
少しずつでいいから、
ぜひ取り組んでみてください
次回、やりたいことがわからない
ふたつめの原因に続く>>>
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます
加藤えみ
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