空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと- -93ページ目

風の口笛





『風の口笛』

        明鏡ゆらぎ






吹き始めた風と 雨が


物語を連れてくる








並木道の木々が騒ぎ


電線が口笛を吹き



この島で飽和した情報を一掃した






リセットされた価値観が 思い込みが

世界を覆し



頼る電波はなく 大地に人は還った







弱き者達が強く 強き者達が弱く


強弱の物差しを持たない者達は


そのまま ありのまま 





繁栄とエゴの曲線


交差を境に反転




最初に求めた 世界の地図に


世界を二分する線の意味が 逆転





飽和した社会 屈折した成長



太陽の位置が変われば 必然的に


光が影に 影が光に・・・・














吹き始めた風と 雨が


物語を連れてくる





荒れる外の世界と対照的に


物静かな自分の中に




現実と未来の境目にある物語を


連れてくる―。













西から











『 西から 』





               明鏡ゆらぎ 

 
















遙か西からやってきた妖精達が









僕等の街に季節 届けるよ









彼等には 素敵な羊飼いが多くて









長い旅を いつも続けている























遥か南からやってきた妖精達は









また遥か南へと 帰っていくよ









名残惜しさが もうひと踏ん張り









僕達の街に 今夏を印象付けながら

























高く立体的だった空に 





白いベールのような雲が混じり出す





まもなく この街の上空でも始まるだろう





西の妖精を追いかけて来た  羊達の大行進





















僕等 見上げる空 茜色十六時









可愛い羊達の大行進 









先頭をゆく西の妖精達










遥かに続く空の草原では 









とても優しくさらさらの  秋風が走りだす―。























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『虹』


明鏡ゆらぎ






空を見上げてごらん と



手紙が来て







何気に眺めた先に





とてもとても見事な 虹。




大きな すごく大きな


七色の半円が



鮮やかに描かれている







風も心なしか涼しく




疲れ気味の身体と心が



洗われて



真っさらになった気がした



少しだけ 泣きそうな気分と



素直な嬉しさで




嫌なことばかりでもないか




ありがとう。




と 言ってみた。










そこに。






『 そこに。 』


       明鏡ゆらぎ







世界が今 音も立てずに崩れて



すべてが沈んだら




何を想い 何を浮かべて




僕は揺れる空を 仰いでいるのだろうか










例えばそんな 妄想や想像を



どれだけ 巡らせてみても 




想うことは いつも同じかな




大切は いつも大切のままで


時の流れは 時の流れのままで







不条理な社会  乱気流の街


どれだけ手を伸ばしても 届く慈愛は僅か



なんて思ってしまう思い込み  


気付いてないことの方が きっと圧倒的で―。




何を探して 何を求めると からの脱却


安心見つけるより 気付くべきモノで―。











世界が今 音も立てずに崩れて



すべてが沈み行くとしても




君の手を ぎゅっと繋いだまま


少し微笑んで 現実すべて



受け入れられるような 生き方をしてきたことが



まだ全然何とかなるかもしれないな なんて



本気で 素直に思わせてくれる自分が 



そこに 在りますように―。









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ひとりごと





疲れを感じる内は~




元気(笑)