桜 Ⅰ
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冬に春待ち
温かさを描き
桜眺めて想うは夏か
今季に次季を眺めるのは
人は前に進んでいることを
知っているから。
『 桜 』
明鏡ゆらぎ
街の流れが緩くなる
見上げる景色は 青 白 桃色
見えるだけでなく 微かに薫る・・・
それぞれの記憶の奥にある 春の薫り
音を立てず トビラはそっと開かれたようだ
ほんの数秒 駆け巡る
心地良い懐かしさ
「 桜 」 ・・・ ― 万人の記憶の扉を開く鍵のこと ―
数年後には 今日の記憶もまた
優しい思い出として 駆け巡るだろう・・・
淡く儚い記憶の扉
風に流され ゆっくりと閉じていく
そして人々はまた流れはじめる・・・
眺めた先が記憶になるのではなく
時空を超えた 己との共有鍵
これからもありがとう
素直な花
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『素直な花』
明鏡ゆらぎ
どんな単位で表してみようかな
弾けるような笑顔を
君が笑う度 この空間に
生まれ咲く光
どんな文字で表してみようか
一人では得ることのない想い
仲間達が集う度
触れるココロも増える
何のために生きてるの なんて
鏡に聞いても 曇るだけ
理由が見つかるまででもいいから
仮の理由を君に預けようか
笑うことを許された僕等は
笑うことを忘れてしまって
辛いことばかりクローズアップして
痛みの表現 上手くなっても
満たされることなんてないから
あなたが誰かのために
故意に作ったそれではなく
意識の外側で 気付いた時に
生まれていた笑顔はとても・・・
素直の領域で咲いた一輪満開
その花から 生まれた種は
様々な花を咲かすよ
赤 黄色 白 緑 青 桃色
あなたが笑えば どんどんと
蒔かれて 笑顔は感染していく
素直に笑うことなんて出来ない
あたり前だよ
笑おうとするから
笑えないんだ
誰かに笑顔になってもらおう
その種が 巡り巡って
気付かぬ間に あなたに根付いて
花を咲かせてくれる
意識の外側で咲くから
素直な花なんだよ
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