空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと- -198ページ目

春風にのって






『春風にのって』


                  明鏡ゆらぎ







モノクロームの空に


祈りを込めて


夜が明けますように


ココロに朝がきますように



願っては俯いた


シンプルグレーの時間


堅くなって身を守って


次季色を待ってたんだね






ある日の 午後に


風の止み間


ふと気付いた君


堅く握った拳


少しずつ開いてみた・・・・








あなたの空に 南西風の便り

春が降ってきて 優色が包む


柔らかい空気が

ふわふわな風が

薄桃色の時間が



あなたに染み込んでいく





優白色に染まる

あなたのココロ

モノクロの時間に

撒いた種達



あなたに温められて

あなたに守られていた

彼等が動き出す



一斉に花咲かせるよ




あなたの笑顔の種


あなたの笑顔の花々


目には見えないけど



あなたが微笑む度



花びらは舞い上がり



南西風に乗って




笑顔の種はまた 飛んでいくんだね






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空想dejavu   明鏡ゆらぎのひとりごと-

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空想dejavu   明鏡ゆらぎのひとりごと-

不変




『不変』



明鏡ゆらぎ







不変の何かを求め続けながら


変わり続けるよ 僕たちの旅路で―。






冬が明け 


春が昇り


夏が開けて 


秋が染まる





季節巡って 


風が変わって


空気の薫りで 


時の歩みを感じる





不変とは ひとつのモノが


変わらない それもいい




不変とは ひとつの生命が


より良く変わり続けようとすること


それが変わらない


別にいいんだよ





変わるコトがすべて 


変わってしまうことなんて


コトバ上の矛盾だけ




変わり続けること


変わらないこと


コトバの線で結べなくても



ココロって線じゃないから


相容れることなんだ












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春月雫

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『 春月雫 』


                  明鏡ゆらぎ












なんとなく






夜空が



いつもより広いなぁ











なんとなく




いつもより少し 




近いのかもしれない













空気もいつもより・・・・



なんとなく・・・











見えるモノ達が  






全体的に 淡い感じ














すり抜けていく 緩風に



   カラダが徐々に 透明になる







夜風に耳を澄まし




そして




そっと 眼を閉じたまま




星達の瞬きを




顔に感じてみよう







こぼれおちる  春月の雫で




喉を潤したなら





そしたら


  


    今夜は 




        朝陽を 迎えにいこうか・・・










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桜 Ⅴ

『桜 Ⅴ  』



               明鏡ゆらぎ





生い茂る葉桜の木陰で

涼しい風を受けました



強い日向と違ってて

とても冷たい風でした




さっきまでカラダを包んでいた熱を

風が奪っていきました




あまりにさりげない

あっけない出来事に

意外に驚いたよ




風が躍る枝葉

木陰揺れて

地面に届く光



とても綺麗で

爽やかで


何故か素直になれるよなぁ




いくつかある 嫌なことも

落ち着いて

自分のカラダに

変わってく気がします





気がつけば僕の右上に

1つのシャボン玉がありました



あの子供が飛ばしたシャボン玉



葉桜木陰で休んでる僕が

なにもしてあげられないけど


役にも立てないことを望んでる・・・





桜散った 公園で



 上手に風に乗れますよう に・・・








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桜 Ⅳ



『風と桜と公園と』

                  明鏡ゆらぎ





同じ春には   戻れない



舞う花びらに   囁いた  風




一度きりの  5つで  1つ


その1つが  たくさんで     また1つ




何も   そこまで  想わなくていい


ただ 季節を  感じてくれたならいい…






例えば    考えてみようか


満開に  乱れ咲くことを




たくさんの  1つの  集まりだった


たくさんで  1つの木だったよ




今度は  近づいてみたよ 


たくさんの1つの集まりだった




5つずつで 1つの  春だった





舞い  上がる    公園を春に  染めた



1つ 1つが    愛し過ぎて  泣きそうになった




これで最後だよと    風が囁いた



1つ1つが   更に舞い上がって


今年も ありがとうと 応えた    気がした




風に舞う  1つが  肩に止まった


春に直接 触れられた   気がした



僕は   ありがとう  と 言った










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