りんごのうた
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『りんごのうた』
明鏡ゆらぎ
星と星の間に 空間を創りました
暗闇があってくれるから 星達は輝けるのでした
空間は 距離を生み 近すぎては見えないモノや
遠くては見えないモノの それぞれを創り出します
その距離は 極稀に 想像を超えた創造を
当たり前のように この世界に 生み出すのでした
空と海の間に 大地を創りました
起伏があるから 様々な光と影が在れるのでした
日向には 草花が とても嬉しそうに
木陰で眠る小動物は とても心地良さそうに
光影の距離は 温度差を生み 互いを行き交う風達が
薫りを運び それぞれの季節を生み出すのでした
人と人の間に 空間を創りました
そこは直接には渡せない 想いを預けあう場所です
時々は 伝えきれずに ふわふわと 彷徨うけど
時には 確かな想いが そこには在ってくれます
あげたくても あげるとは 少し違う気持ち=
思いやりや優しさを そこで預けあったりします
お互いの心側から それを預けあって
互いのそれを お互いに守りあったりします
そこに とても不思議な カタチの無いそれ
安心が生まれる場所でもあります
たとえば 林檎とリンゴの間 くっついてはいないけど
それでも その空間が 繋いでいるのでした
目では決して確認出来ない だけど確かに在ることだけは
誰しもが 確認できる場所 それが その空間なんです
その空間で
この瞬間も 僕達は 繋がって
存在しています。
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何気ない時
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『何気ない時』
明鏡ゆらぎ
目を閉じて数秒 辿り着いた
お前を見つけた 焼却炉の横
彼方 記憶 遡れども
なかなか辿りは着けないよ
絶え間なく流れる時間の中で
分母だけが どんどん増えてくこの世界で
鮮やかな彩だけで切り取った
時間だけを思い出と読んでるけど
あなたが過ごしたすべてが そうだろう
思い 返される こともなく
心の焼却炉へと運ばれる
お前を偶然見つけたよ
すべてのお前等を連れて行く
ことはきっと出来ないのだろう
だけど 偶然にも今ここで
目を閉じて辿り着いた必然
理由は 今だった ことでイイよ
何事もなく 何気なく 過ごした時間
お前を 平穏と名付けて 連れて還ろう
目を開けて数秒 浸ってた
とても とても 不思議じゃないよ
僕の中には 僕と同じだけの 時間がある
lalala lalalal
lala lalalalala....
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絵本の住人
『絵本の住人』
明鏡ゆらぎ
些細なことなほど 深みを感じるもので
幼少に出逢った絵本 今はとてつもなく深い
純粋な心で読んでたから
憶測 推測なんかは無くて
絵本の住人だったよね-。
たとえば 挿絵を
眺めた時には 薫りまでついていて
登場人物とあなたは
そこに居て 一緒にお話をしていたね
素直に友達になれた 絵本の住人と
そんなチカラが あったよね
雲が語る 今のあなたに
もっと自由に生きてみよ と
雲は語らなかった あの頃は
だって 僕達の遊び場だったから
同じ絵本でも・・・・・
素直側から読んだから
世界は今でも 情景として浮かぶ
あなたは絵本の住人
今なら 深読みしたがるから
文字ばかり哲学 空想の世界の外側の住人
たとえば 毎日に
追われる自分が 分からなく感じたなら
時には 絵本の中から 自分を眺めてみようか
絵本の住人のあなたなら 何を届けてくれるかな
些細なこと でも
あなたには
温かく浮かぶ世界がある-。
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