オタクとバイクは中々両立できない記録 -34ページ目

【WR250F】ライテク考察その6、基礎フォーム5【エンデューロ】

基礎フォーム3の続き

③ステップには土踏まずを置く
ステップはペダルに干渉せず、背筋を伸ばす為にって書いた

これは体にかかるGをステップに逃がせるようにするため
腰と腕が決まるとこの関係が出来る
背筋を曲げて腰でGに絶えるとまた腰痛に襲われるw

それにリアブレーキペダルを操作するのはほとんどステップから足を離して行う
これをやるにもニュートラルな位置である土踏まずがいい

足が大きな人でペダルに干渉してしまう場合はペダルの位置を調節する必要が
これはエバーツさんの受け売りですがw
スタンディングでも踏む事になるから、下げすぎはダメ

スタンディングでも基本は土踏まずなので、後々の為にも最初から慣れが必要
自分が今それで苦労しているから言えるんだけど
シッティングからスタンディングに移行する時に弊害が出てくる


④座る位置は出来るだけ前に

オフ車、特にレーサーの場合はタンクの上までシートが伸びてる
後ろにもながーい
それはそこに座る必要があるから

リアサスより後ろに座っていると自分の体重をリアサスにかけることになる
するとアクセルONで軽量な車体は簡単にフロントが浮いてしまう
上記したステップにGを逃がすことも出来ない

前乗りすることでフロントアップの恐怖心が無くなるのだ

逆にフロントタイヤは常に地面に接している事になるが
腰を中心に、肘を上げるフォームなら手に力が入らないので
フロントが振られても力で制御、ではなく支えてコントロール出来る


WR-Fに乗り始めた時は何をするにも無駄な力が入り、いつも筋肉痛と戦ってたw
今まで書いてきた基礎フォームをひたすら練習し、理解する事で
ようやく筋肉痛にならなくなった

実際に筋肉は使ってるけど、使う筋肉が違うし余計な力を使わなくなったってこと
そして走行時に使う筋肉は徐々に鍛えられる



この基礎フォームはひたすら意識して練習するしかない
これが出来て俺はやっと走り出せた

この先は曲がる、停まる
すごく曲がる、すごく停まるwとか
色々やる事があるし先走りして色々やった

結果は全然出来なかったけどフォームが決まりだしてからは
加速的に他の事が出来るようになった



最初はスピード=怪我につながっちゃうんで

今後は俺が実践してきた低速メインの練習方法を思い出しながら書いていきます



$オタクとバイクは中々両立できない記録















【WR250F】ライテク考察その6、基礎フォーム4【エンデューロ】

基礎フォーム3の続き

②肘を上げる(腕をハンドル幅で水平に伸ばし、そのまま肩を支点に下ろす
について

腕をサスペンションとして使う為にって書きましたが
脇を閉めて肘が下がった状態だと出来ないので、必然的に脇を開いて肘を上げる形に

ただハンドルに対して肘を上げすぎると逆に使えなくなる
その動きをしたいが為にオフバイクのサスには結構なキャスター角がついている

んで人によって体格が違い、ハンドルの位置も違うので「ここ!」っていう位置が無い
しかも上体の位置によっても変わってしまう

なもんで良く言われる肘を上げるって言葉だけじゃ難しい…

手首も含まれるんだけど、肘と肩の関節をサスにするから
グリップに力を込めないで動作させるには主に上腕三頭筋と肩周りの筋肉を使う

というわけで、「肘を上げる」=「肩、肘の関節を最大限に動かせて上腕三頭筋、肩で支える位置」
になるw

自分は最初にサスが凹凸に対して最大までショックを吸収したあとに腕を追従させていた
突然のバンプ等は仕方ないが、視認した凸凹に対してこれはよくない
これでは衝撃が加わり、力で制御する事になり上腕二頭筋が頑張ってしまう


要は考えていなかった
後手後手だとどうしてもバイクの衝撃に耐える動きになる
なので前方の状況を判断してどうするか先読みする事に…
俺もなかなか出来なかったけど、練習して徐々に出来るようになった

バンクして、ハンドルが切れ込む事によってこの腕の位置もずれるが
「樽を抱えて走ってる」ってイメージしながら練習した



この動画の2:50秒からの説明
肘を上げるポジションを維持している

動画内はコーナリングだけど今は基礎フォーム
だけど発展させるにはやっぱり基礎が必要












【WR250F】ライテク考察その6、基礎フォーム3【エンデューロ】

長くなりすぎな基礎フォーム
いつ終わるかわからない…w

さて、腰周りが決まったら他の場所に気を使えるようになってくるはず
というのも腰で体を支えるので、腕や足に力を入れないで走れるようになる

逆に言うと、腰に力を入れられないと腕や脚に頼ってバイクに乗りがちになる
俺がまさにそうだった

肘が下がりハンドルをしっかり握る
左右にふらつくと足で踏ん張る

これめっちゃ疲れるし転ぶし良いこと無しw

オフロードは下手するとまっすぐ走る事すら難しい
石もあればギャップもあるし、フラットダートなんて河川敷ではまず無い

そしてバイクにはセルフステアってもんがあって、これはロードでも自転車でも同じ
自然操舵があるからバイクは曲がる

基礎フォームではこのセルフステアが鬼門になると思う
まずこの写真を↓

$オタクとバイクは中々両立できない記録-腕

一般道でこんなフォームで走ってたら恥ずかしいけどw
オフロードでは良く見る形

まず基礎フォームに必要な事を箇条書きに

①グリップを握らない、ハンドルを支えるように上から添える
②肘を上げる(腕をハンドル幅で水平に伸ばし、そのまま肩を支点に下ろす
③ステップには土踏まずを置く
④座る位置は出来るだけ前に

グリップは上記説明の通り、セルフステアを妨げない為に
肘を上げるのは腕をサスペンションとして使う為に
ステップはペダルに干渉せず、背筋を伸ばす為に

前乗りは…
サクッと説明出来ないw
後述します


グリップは基礎フォームで登り下りをする時もなるべく握らずに
指の付け根と手の平を添える事で対応する
まぁ転びそうになったり危なかったら握りますw

ただいつまでもハンドルにしがみついてて転ぶと痛い思いをするはず
走り慣れると同時に転びなれるのも重要
転ぶ時にバイクを捨てられるようになるほうが重要かもしれないw

あとフロントブレーキを握る事にも大いに関係してます
ぎゅっと拳を握って人差し指を動かしてみてください
ぱーのまま動かすよりやりづらいはずです

これが握りゴケの主な原因ですw
それにフォームを練習してからやるブレーキの練習、これはリアブレーキからやります
フロントからやると転ぶ率大幅アップ!


グリップまでで一旦終了
な、長い…

短くまとめると説明にならないし、俺に語学力が無いしでもうorz

でもまだ続けますw












【WR250F】ライテク考察その6、基礎フォーム2【エンデューロ】

前置きが長くなったけど
腰を基準にして乗るのが大切だと感じたからすごい量を書いてしまった

ここが改善されると、走っていて腰が痛くならなくなる(あくまでシッティングの話
骨とかヘルニアなんかは別の話ですが
仕事で腰痛持ちだったのに、全然平気になった

必然的に姿勢を維持する筋肉もついてきての話なんだけど…
自分は腹筋を色々な種類で200~300回くらいやってるので
それも影響があるはず


まとめ

背筋はすっとして、猫背で乗らない
ただビシっとし過ぎたり、反るくらい力を入れたりはしない

これが基礎w
さんざん言った挙句に短いまとめだけど、前回までに書いた様な内容も
考えて乗らないと基礎にならないと思われる

プロでもないしただの経験則だから100%正解ではありません
応用が始まると、腰から曲げたり背中を曲げたりしちゃうしねw

某AMAのお方
$オタクとバイクは中々両立できない記録-ちゃどさん

コーナリング中もこんな感じで自然体ですね



俺はこの「腰」をクリアするまで他にやるべき事があっても
全然出来なかった





【WR250F】ライテク考察その6、基礎フォーム1【エンデューロ】

基本でも模範でもなくなんで基礎かというと

基本のフォームでも状況が変わるとすぐ違う形に変わるし
超速い模範でも人によって走りやすさに差が出てくる違いがあると思う


でもって自分はどうなのかというと
猫背でなで肩、筋肉無し、体力無しだった

オフロードバイクに乗ってモトクロスのウェアを着て
そんな姿勢で乗ってた時期が恥ずかしいしもう懐かしいねw

最初に走りを習ったのは高校時代の恩師
スタンディングで
背筋で乗れ、膝を入れろって教えて貰った

無理だったw
というか当時は理解できなかった…



「背筋で乗れ」
ある程度の筋力が無いと背筋を意識できないし使えない
しかも背筋を支えバランスを取るのはけっこうな腹筋を使う
総体して関係する筋肉も使うw

ただし筋力で押さえ込む事はしない
ただ使う時はある、アクセル全開に出来るくらいになったら
走って鍛えて、ちょっと筋トレしてみる程度が俺の始まり

「膝を入れる」
バイクの上で前後に動く時、腰から上体を曲げると
腰が痛くなりがち
場合によっては動かすが、基本の先にある
最初のうちはそこまで速く走れないからだ

この膝を入れる動作をする時の姿勢維持、バランスを取るのに背筋と腹筋を使う

ステップをベースにして尻ごと前後に移動する
腰を軸にして移動せず、足首や膝の関節を利用して移動を行うのである

膝を入れるって言うのは、曲げ伸ばしとちょっとだけ違う
ためしに立った状態で曲げ伸ばししてみて下さい
上下に体が動いてスクワットになります
シッティングで行う場合は前後に対しての動作なので
ステップを支点にして膝を前に出す、戻る時は後ろに引き戻すイメージ

コブやジャンプの場合はまた変わってくるんだけど…


ん~
まだまだあるのにこんなに長くなるなんて思わなかったわ

そんなわけでまた続くw