地域密着型ゲル その2
地元の消防団に入る事になってしまった。
地域の祭などで交通整理したり、冬の夜“火の用心”つって、夜警したり…
都会にもあるんですかね?こういうの?
まぁ、平たくいえば「村の青年団」みたいなもんですね。
今までは「住所不定」(笑)という事で入団を固辞していたワケなんだが、逃げ切れず(?)来年度よりついに入る事に。
誰、今笑ったの?!
まぁ確かにひとりだけ長髪&ヒゲでチンチクリンのオッサンが、似合わぬゲートル履きで、へっぴり腰を怒られながらホースを持っている…
想像するだけで、ウププ、ですな…確かに。
de先日、新入団員と退団員の歓送迎会が開かれたので、行ってまいりやした!
緊張の面持ち(最近こればっか)で消防の詰所に行ってみると…
おおっ!
懐かしい面々が!
そう。なにしろ先輩の団員方は、20代半ばから40代くらいまで、つまりオレとだいたい同じ世代で、しかもオレと同じくこの地区で産まれ育った方々が中心。
という事で、当時恐かった先輩やら、尊敬していた先輩、一緒に遊んだ後輩やそのお兄さんやら弟さん…といった顔馴染みの方々が大半。
deそんな方達とほぼ20年振りくらいにご対面したワケで。
イヤーもう本当にタイムスリップですよ!
皆さん、オヤジ化が進行してますがやっぱり当時の面影ありますな~!
つーかオレが一番変貌してると思いますが…。
もちろん、この中に同級生もいるワケで、実は伏線として、彼らと事前に一回飲みに行ったのである。
話ちょっと逸れますが。
この時も、会うのが10年振り、15年振りくらいの連中で、全く接点のない生活・趣味嗜好の面々、「今更会っても話す事あるかな?」とかなり不安だったが、いざ会ってみると、一気に中学のバカ時代にタイムスリップ!
もう楽しい楽しい。
そんな事もあって入団を決めたワケなんですが。
で、話を戻すと、一行は貸し切りバスに乗って宴会場に移動。
新入団員挨拶や連絡事項通達など終え、いよいよ飲めや歌えやの宴会に突入(画像)!
もちろん昔話に花が咲きます。
そこへコンパニオンのお姉さん方、投入!
この辺は「大人」になりました。
そんなこんなで先ほどまでの緊張もどこへやら、オレも大ハッスルしてしまい、先輩方を差し置いてカラオケも歌ってしまい(また逢う日まで熱唱)、会がはねて詰所に戻ってもまだ飲み続け…
気がつくと
電灯も何もない、真っ暗な夜道を一人さまよってました(爆)
しばらくして心配して駆けつけてくれた後輩(だけど消防団では先輩)のT君に無事身柄を保護され、家路につきました。
翌日はオレの身を案じた消防の方々からメールや電話が…。
イヤー、いきなり大失態を演じご迷惑をおかけしてすいません!
でも本当に楽しかったっす!
当初はかなり「仕方なく…」といった参加態度だったのだが、今は
「これは思ったより楽しいぞ」
と認識改めてました。
まぁ消防団の仕事、まだ何もしてないんですけどね(笑)
とにかくこれからは心を入れ替え頑張って地元の為に貢献しますので、団員の皆さんヨロシクです。
というワケで読者の皆さん、こんなゲルに励ましのコメント、待ってるよ!
新バンド、大地に立つ!
新バンドはじめました!
といってもリーダーは、去年ヘルプでドラムを叩かせていただいた「asana」の浅野氏。
彼が中心となって、ギター×2、パーカッション×2、ドラム、ベース、トランペット、トロンボーン、テナーサックスの大所帯のバンドが結成され、ワタクシこと松石ゲルがドラムに抜擢されたのであります。
去年asanaでさんざん迷惑かけたはずなのに…
奇特な人だな…浅野君(笑)
まだ名前も決まってないこのバンド、集まるのは今日で二回目。
我がゲルスタで昼過ぎから秘密の猛特訓(画像参照)!
うーんしかし、新バンドというのはいいのう!
あの特有の緊張感、そして音を通して対話する感じ…。
いやいや、久々に「演奏」に思いっきり集中しました。
ミニマルにグルーヴする音楽性と相まって、楽しい楽しい…
おっと!
音楽性などはまだまだ秘密&発展途上。
近々お披露目する事になると思うので、そん時まで乞うご期待!!
地域密着型ゲル
去年の12月。
近所のコミュニティーセンターで開催された“ふれあい祭り”なるものにフラッと顔出してみた。
地元の中学生、お年寄り、小さな子連れの親子…などで会場が賑わう中、オレはあまり人気のない公民館内のある展示物の前で立ち止まった。
「地元の郷土史~江戸・明治の古地図」
地元の郷土史研究会による、ポスター大の大きな地図だ。
特に歴史ファンというワケでもないが、“ブラタモリ”あたりを観る様な気軽さで地図に見入っていると、背後に人の気配が…。
「一緒にやらんかね?」
驚いて振り返ると、推定年齢60代後半、笑顔を湛えてはいるが、薄いサングラスの奥に眼光鋭いご老人が立っており、しきりに研究会への入会を勧めてくる。
一度は辞退申し上げたのだが、根負けして連絡先を書いてしまった。
それから一ヶ月。
自宅に電話があり、定例会の日時と場所が告げられ、そして昨日2月17日。
ついに初めて「郷土史研究会定例会」に出席する事と相成った。
お昼の13時、緊張の面持ちで例のコミュニティーセンターの小会議室に足を踏み入れる。
やはり、思ったとおり。
会員全員、70歳前後。
お寺の住職さん、神社の神主さん、元小学校の先生、区長さん、その他老後の趣味に…といった面々がざっと14~15名(女性は2名だけ)。
若者はオレだけだ。
近年、バンド仲間やライヴのお客さんなどの集まりに顔だしても、だいたい最年長の部類に属する事が多くなったのだが、ここでは超のつく若手だぜ。
しかし、ご老体同士の会話を聞いてみると、やれ入院してただの、ペースメーカーいれただの、やはりトシがトシだけに色々大変そうだ。
鼻にチューブを通してる方もいるぞ…。
大丈夫なのか、皆さん…。
そしてかなり緊張しつつも挨拶を終え、いよいよ定例会の始まりだ。
オレはてっきり茶でもすすりながら、昔話に花を咲かせるのだろう…とたかをくくっていた。
しかし。
全然違った。
あ、熱い!
熱いぜ、皆さん!
特にリーダーシップをとっておられるS氏とY氏(ちなみにオレに声かけてくださった方)。
この二人は資料集めや地図・報告書制作に何百時間もかけておられ、定年退職したというのに毎晩深夜までそれらに取り組み、それこそ市や県の図書館にまで足しげく通い、地元周辺を実際に歩いて何度も往復し、寺社や古老の家を訪ねて回り…という強者。
なにしろ、所謂公的な「郷土史本」みたいなものは「如何にも役所仕事的で、面白味もなく、また間違いだらけの代物」と斬って捨てる御仁である。
この二人を中心に、今後の活動方針、特に刊行物の編集方針などを巡って、激しく意見が飛び交う。
先ほどのオレの心配は完全に杞憂であった。
とにかく皆さんの溌剌とした姿勢にたじろぐばかり…。
オレのような若造の出る幕はほとんどなさそう…なワケだが、何とか末端ででもお役に立てれば…。
というワケで、しばらくこっち方面でも頑張ってみます。
だから、応援ヨ・ロ・シ・ク!
写真はオレの初仕事、展示物を会員の皆さんと一緒に、パネルに貼るの図。
時の過ぎ行くままに
1/24、今池得三にてぶどう÷グレープさん主催イベント「モダンポップゼミナール9」にbuildingのドラマーとして参加…
した日記を書きかけて、気づいたら2週間も経過、その間更に二本ライヴこなしてました…。
♪時の流れに身をまかせ~♪
まかせ過ぎました。
♪時の~過ぎ行くままに~♪
でこの日は共演のチカチカさん、DJのホンダトロンさん、そしてぶどうさん、全てが素晴らしくホント、楽しい一日でした!
満場のお客様もノリノリだったみたいで…
イヤー大満足のイベントでございました!
で翌週、31日はまたまた得三でホット・ハニーバニー・ストンパーズのライヴ。
この日は共演(踊ろうマチルダさん、ユダさん)にも恵まれてか、本当に会場ギュウ詰めの大大盛況。
半分は立ち見だったから、130~50は入ったんじゃないでしょうか?
でこの日はステージ上も超満員。
なんと現メンバー11人全員が勢ぞろい…というかなり珍しい(笑)ステージでした。
ああ、そりゃいつも通りブチかましてやりましたさ、旦那。
で、昨日はご存知、ワタクシ主催のイベント「目を閉じておいでよ」。
来場者は得三の約10分の1…
あの先日の盛況ぶりはなんだったのか…
少なくともオレの魅力では全くない事がわかりました(笑)
しかしそんな状況でも、会場は燃えました!
画像→
愛工大メイデン恒例の大白熱ギターバトル(尚この間、二人のギターから音は出てません)。
そのほか
「ジミーの得点を超えられか?ファミコン大会」
も盛り上がりました!
ゼビウスで90点しか取れない人、初めてみました。
だいたい、OPEN前に二人でテニス(ファミコンの)やった時、コントローラー逆さまに持ってたからな…ジミーさん。
そんなこんなで、この三日間、ご来場いただいたお客様、本当にありがとう!
特に「目を閉じ」に来てくれたイルな皆さん、愛してます!!
de、また来週ライヴやります。
2/11 木・祝
「La Discotheque 7~サロメの唇レコ発スペシャル!」
ライヴハウスOYS(名古屋大須)
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…\2000/\2500(D別)
共演…サロメの唇、モクメ ほか
おっと、この日は特別編成バンド
「松石ゲル・グループ」
で出ます!
メンバー紹介!!
ベース…新田大輔 from ビルディング
ドラム…ロンちゃん from WOCOT
キーボード…宮地くん from ACID EATER(!)
という強力な布陣に、ギター&ボーカル…オレ(笑)
誰?
今笑ったの!
ちゅうワケで、親の葬式以外は全員集合!!
告りま~す
今週末からまたライヴ目白押しなんですわ。
しかも全部違うバンド…
なんで、まずバンド紹介しますわ。
de、気になるバンドがあったら早速チェキ&ゴーでヨロシクで。
じゃバンド紹介→
building…アナログシンセ&♀ボーカル、ベース×2、ギターを擁する、ニューウェーブ・ディスコ・ロックバンド。ゲルはドラム担当。
ホット・ハニーバニー・ストンパーズ…精神年齢14歳のメンズ11人による、ゴッタ煮チンドン楽団。ゲルはリーダー兼ドラマー。
愛工大メイデン…オッサン四人が愛を歌うドラムレス編成のバンド。ゲルはギター&ボーカル。
松石ゲル・グループ…今回が初ライヴ(そして最後?)のバンド。音楽性は謎に包まれている。ゲルはギター&ボーカル(予定)。
ザ・シロップ…ゲルがリーダー兼ドラマーを務める、♀ボーカルの18禁ゲバゲバ歌謡ロックバンド。
どうだい?
気になるバンドあったかい?
*あった人→早速下記のライヴスケジュールをチェック!
*なかった人→三日以内に死亡!
じゃライヴスケジュールいきま~す!
1/24 日曜
building@名古屋今池 得三
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…\2000/\2300(D別)
共演…ぶどう÷グレープ、チカチカ
1/31 日曜
ホットハニーバニーストンパーズ@名古屋今池 得三
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…\2000/\2500(D別)
共演…踊ろうマチルダ、ユダ
2/2
愛工大メイデン@名古屋新栄クラブ・ロックンロール
OPEN/START…19:00
前売/当日…\2000のみ
備考…ワタクシ松石ゲル主催イベント「目を閉じておいでよ」でございます。
2/11 木曜祝日
松石ゲル・グループ@名古屋大須 OYS
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…未定
共演…サロメの唇、モクメ ほか
2/28 土曜
ザ・シロップ@名古屋今池 得三
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…\2000/\2500(D別)
共演…フェイブ・レイブス、サイクロンズ
以上、詳しい事はウェブ検索でヨロシクで!
しかも全部違うバンド…
なんで、まずバンド紹介しますわ。
de、気になるバンドがあったら早速チェキ&ゴーでヨロシクで。
じゃバンド紹介→
building…アナログシンセ&♀ボーカル、ベース×2、ギターを擁する、ニューウェーブ・ディスコ・ロックバンド。ゲルはドラム担当。
ホット・ハニーバニー・ストンパーズ…精神年齢14歳のメンズ11人による、ゴッタ煮チンドン楽団。ゲルはリーダー兼ドラマー。
愛工大メイデン…オッサン四人が愛を歌うドラムレス編成のバンド。ゲルはギター&ボーカル。
松石ゲル・グループ…今回が初ライヴ(そして最後?)のバンド。音楽性は謎に包まれている。ゲルはギター&ボーカル(予定)。
ザ・シロップ…ゲルがリーダー兼ドラマーを務める、♀ボーカルの18禁ゲバゲバ歌謡ロックバンド。
どうだい?
気になるバンドあったかい?
*あった人→早速下記のライヴスケジュールをチェック!
*なかった人→三日以内に死亡!
じゃライヴスケジュールいきま~す!
1/24 日曜
building@名古屋今池 得三
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…\2000/\2300(D別)
共演…ぶどう÷グレープ、チカチカ
1/31 日曜
ホットハニーバニーストンパーズ@名古屋今池 得三
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…\2000/\2500(D別)
共演…踊ろうマチルダ、ユダ
2/2
愛工大メイデン@名古屋新栄クラブ・ロックンロール
OPEN/START…19:00
前売/当日…\2000のみ
備考…ワタクシ松石ゲル主催イベント「目を閉じておいでよ」でございます。
2/11 木曜祝日
松石ゲル・グループ@名古屋大須 OYS
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…未定
共演…サロメの唇、モクメ ほか
2/28 土曜
ザ・シロップ@名古屋今池 得三
OPEN/START…18:00/19:00
前売/当日…\2000/\2500(D別)
共演…フェイブ・レイブス、サイクロンズ
以上、詳しい事はウェブ検索でヨロシクで!
演り初め&怪談・奇談シリーズ~ポケットの中のユリ・ゲラー
早いもので。
1月も下旬。
私もこの間、三本もライヴこなしました!
まずは1/10深夜。
今年初ライヴ。
臼井大典氏率いる「ジ・アブソルード」にドラムとして参加in池下アップセット。
そして何とこの日はレギュラーメンバーのコダン氏(ギター)の代わりに「レ・カプチーノ」のTOMMY氏が神戸より駆け付けてくれました!
神戸ご在住ゆえ、練習はこの日昼間にウチのスタジオで数時間やっただけ、本番はリハなしのぶっつけ…という悪条件。
更にほとんどが新曲、オマケにザ・フーの難曲「クイック・ワン」をレパートリーに含む…というかなり無茶なライヴだったが。
いざフタを開けてみれば、まるで10年くらいずっと一緒にやり続けていたかのような一体感!
TOMMY氏はじめ他メンバーも、流石60年代音楽が血肉化している皆さん、この手のヤツは数時間もあれば完璧です。
そして1/16。
この日はお馴染みのホット・ハニーバニー・ストンパーズなのだが、ちょっと、というかかなり問題ありで。
実はリードボーカル担当の三人が相次いで出られない事となり、ストンパーズ史上初の全曲インストゥルメンタルでライヴする事になってしまったのだ。
つうか普通だったら出演辞退しますけどね(笑)
そこで強力ソロイストとして、去年「アサナ」でも共演したトランペッター「勝太郎丸」氏に参加を緊急要請。
オレもいつもはスタンディング・スタイルでドラムを叩くが、この日は普通に座ってプレイ(画像)。
しかもこのライヴの為に、カウベル×2、和太鼓、フロアタム、チャイナゴングなどを装着した特殊セットを作った。
各曲のアレンジもインストで聴かせられるようにかなり変更。
この日のイベントは人気アーティストの次松大助さんの出演、主催のグルーヴィン・ハイさん達の頑張りもあって、会場超満員。
久々に不安一杯のまま本番を迎えたワケだが、この日もフタを開けてみれば、大・成・功!
勝太郎さんはじめ、急な路線変更に着いてきてくれたメンバーに感謝!のライヴだった。
翌17日。
去年も一度やった、“美容師さんとのコラボライヴ”をまた同じ場所、喫茶店「サフラン」にて開催。
美容師さんやネイリストさん達がメイクアップするのに合わせて演奏する…というアレです。
メンツはアブソル臼井氏がギター&ボーカル、ストンパーズの佐藤がピアノ、でオレのドラム。
途中、偶然名古屋にいらっしゃった「ファイヤー大道」さんも飛び入り、かなりの盛り上がりのウチに無事終了。
毎回ここでのライヴ時言ってますが、ノンPAのカフェでのバンド演奏は楽しい!
ダイレクトに自分の音がお客さんに届けられる感じがいいッス。
de、今週末からまたライヴ三昧なワケですが、告知はまた明日させていただくとして(見てね)、ここからは、怪談・奇談コーナー!!!
1/16。
そう、先ほど紹介したストンパーズの日。
ライヴ前に近くのカフェにて、メンバー5人くらいでいつもようにビールを飲みながらうだうだやっていた。
隣の、雑誌やチェスなどの暇潰しグッズが一杯おいてあるテーブルに金属製の“チエの輪”が三種類あって、誰ともなくそれをやりだした。
ひとつは割りとすぐ外れたのだが、後の二つがどうしても解けない!
皆で回しながら、延々と30分ほどもやっていたのだが、誰ひとり外せない…。
実はオレ、この日昼に友人の結婚式に出席して既にしこたま飲んでおり、かなりぐでんぐでんだったのだが、このチエの輪に取り組んだおかげで、思考回路はもう完全にぐにゃぐにゃなってしまった。
結局その二つは解けず、イベント開始時刻になったので、皆会場に戻った。
オレは駐車場に停めてあるクルマに帽子を取りに、ひとり夜道を歩いた。
さて、クルマに着いてポケットからクルマのキーを取り出して「アッ!」と驚いた!!
何と、クルマのキーがあり得ないくらいにぐにゃぐにゃに曲がっていたのだ!!
勿論鍵穴に入らない!
一瞬酔いのせいかとも思ったが、間違いなく曲がっている。
何度見直しても…。
そしてキーが曲がるような、例えば落としたとか踏んづけたとか…そういう記憶も一切ない。
結局ライヴ会場に戻り、ラジオペンチを借りて、何とか鍵穴に入るくらいまっすぐに直したのだが…一体なにが起こったのだろう?
「チエの輪を解きたい」という一念が暴走したのか…。
うわぁ…今日はマジでオカルトっす!
2010年 聖地(リサイクルショップ)巡礼の旅~岐阜県大垣市編〈後編〉
〈前編よりつづく〉
次のターゲットは「C」。
ここは大垣市中心部から少し離れているだけだが、田んぼが多くかなり寂しい所…そんでもって日没してしまっていて、ほとんど闇につつまれている。
タウンページに載っている住所近辺まで来たが、それらしき店は見当たらない。
唯一ほのかに電灯の灯る「ホルモン焼き屋」の駐車場を見つけ、クルマを停め店に電話を入れる。
「プルルル…。ガチャ!はい、Cですが…」
おっ!営業している!
しかしダルそうな、オッサンの声…
「あの~すいません。近くまで来てると思うんですが場所が分からなくて…。」
「はぁ…」
「先ほど、○○丁目南の交差点を東に曲がりまして…」
「○○丁目南…?うーん、どこかな?」
「で、今、ホルモン焼き屋の駐車場に停めてるんですけど…」
「ホルモン焼き…??」
的を得ないといった感じの店員の返事…。
全然見当違いの場所にいるのか??
と、ここで窓の外を見ると、何と道路を挟んですぐ向かい側に「C」があるではないか!!
何だよ、オッサン?!
「あ、見つけましたわ。」
一方的に電話を切り道路を渡る。
しかし薄く暗い店だ。
外の看板や駐車場には一切電灯はなく、店内の蛍光灯も半分くらいしか点いてない。
これじゃ気づくはずないな…。
店のドアをあけると、更にガッカリ。
モノが少なく、90年代以降くらいの中古品ばかり。
「今電話くれた人?何をお探し?」
と面倒臭そうにオヤジ。
「まぁ色々なんですけど…。レコードとかあります?」
「いや、ないね~…」
「そうですか…。すんません、失礼します。」
僅か15秒で店を出る。
今度は大垣駅周辺に3軒ほど密集している。
この時点で17時半くらい。
帰路の道のりも考慮すると、残された時間も僅かだ。
次の店の周辺に着いてみると、駅前だけあってかなり店・民家も多い。
古びた商店街などもあってかなり風情があり、気に入ったのだが開いている店は少ない。
ここでもそれらしき看板・建物は見つけられなかったのだが、この三軒は電話確認せずスルーする事に。
何故ならこのような街中にある店は、おしなべて規模が小さく、また駐車場もない場合が多い。
行ってみたら、所謂リサイクルショップではなく、骨董屋だったり、質流れ品の店だったり、古着屋だったり、金券ショップだったりする事も多い。
やはりリサイクルショップと言えば郊外の大型店舗が望ましいのだ。
次なる店「A」へ向かう。
ここは都市部から離れ、しかもバイパス付近なので期待出来る。
しかし夜の闇に阻まれ?またしても見つけられず…。
電話も通じなかった…。
ラストは確実に場所を把握している、バイパス沿いのハードオフ。
しかしここに滞在出来るのは10分ほど…。
一縷の望みを託し入店したが、残念ながらめぼしいモノはなし。
時間がなく焦ったためか、何故か90年代初期製のインディーズ・ヘビメタを集めたビデオマガジンを三本(一本50円)買ってしまった…。
結局この日、良い店には出会えたものの、ほとんどの店にアクセス出来ず、たいした買い物も出来ず…
ザ・惨敗!
おまけに親戚との夕食に10分ほど遅刻してしまった…。
翌日。
釈然しないままであったので、岐阜より自宅への道すがら、無理矢理二軒のBOOK・OFFに寄ってみた。
そこでゲットしたもの。
〈本〉
「元アイドル!/吉田豪」
「世紀の大怪獣!オカダ/岡田斗司夫」
「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない/町山智浩」
「芸能界本日モ反省ノ色ナシ 第二弾/ダン池田」
(以上一冊100円)
〈CD〉
「ビンテージ~ベスト/モビーグレイプ」
(250円 輸入盤二枚組)
あと何故かあった、アイパッチや牙が入ってオモチャの変装セット×4
(一個50円)
はっぴいえんどの元ネタバンド?、モビーグレイプ(大好き)のレア音源満載のベスト二枚組を250円で入手できたのは嬉しかったが…
それにしても、金使ってね~な~…。
今年もヨロシクで。
〈おわり〉
2010年 聖地(リサイクルショップ)巡礼の旅~岐阜県大垣市編〈前編〉
1月4日。
岐阜県岐阜市の親戚の所へ二日間ほど滞在しており、この日の午後、ポッカリ予定が空いていたので周辺のリサイクルショップ巡りを画策。
ここら辺は不慣れな土地ゆえ、出発前、まずはタウンページで店探し。
そして地図上に所在地を書き込み、効率良く廻れるルートを設定する。
地図とにらめっこする事30分。
ルートが決定した。
お隣の大垣市。
ハードオフ一軒、リサイクルショップ何と8軒!のルートだ。
いやぁ~。
岐阜県ってこの手の店、かなり多いですなぁ。
しかし問題点も幾つか有。
まず、月曜とはいえまだまだ年始、正月休みの所も多いだろう。
更に愛知県中心の地図しか持っておらず、岐阜も載っているのだが少し広域の図になってしまい、タウンページに地図が載ってない店に関しては近辺(○○丁目までは辿り着ける)に行って目で探すしかない事。
ただし電話番号は分かるので、まぁこの点は大丈夫だろう。
ちなみにオレのクルマにカーナビは装備されていない。
ちなみにオレはカーナビは大嫌いだ。
ちなみにこの話を広げると長くなるのでやめる。
そしてもう一つ、あまり時間がない事。
現在午後2時半なのだが、7時から親戚揃っての夕食が待っている。
なので全部の店を回るのは到底無理なのだが、3~4軒は正月休みがあるとみて、出来る限り沢山行こう…という算段である。
というワケでいざ出発!
空気は非常に冷たいが、天気は快晴、目前には雪を戴いた伊吹山がドーンと広がり絶景である。
何だか素敵なYO・KA・N…。
一軒目の「D」(これはまだ岐阜市)は看板をすんなり発見。
「ここ右折。つきあたり。」
を指示通り進むが…それらしきモノは何も無し。
つきあたりまで来てみると、そこはだだっ広い駐車場。
良く地面をみると、最近整地された感じ…
ははーん。さてはツブレたな…(後に正しい事が判明)。
まぁ、これは良くある事。
気をとりなおして次行ってみよ~!
さらに15分ほど走り、二軒目の「Y」。
あっ、あれ?
住所はここのはずなんだけど…周り全部田んぼで民家がポツンポツン。
信号も全くなく、あれよあれよという間に通り過ぎて三軒目付近に来てしまったので、スルーする事に。
三軒目「M」付近は若干都会めいて、いかにも郊外型の大型店がありそうな感じ。
しかし店舗・看板ともに見つけられず、クルマを一旦停め店に電話。
プルルル…プルルル…
繋がらない…。
くそっ、正月休みなのか?!
仕方なく諦め、四軒目へ。
三軒連続アウトでかなり意気消沈気味だが、次の店は全国的なチェーン店舗である「倉庫生活館」のフランチャイズ。
ここは間違いないだろう!
さらにクルマを走らす事20分。
途中偶然BOOK・OFFを発見してしまったので一瞬立ち寄った(素通り禁止)のだが、めぼしいモノはなし。
そしていよいよ「倉庫生活館 大垣店」にたどり着いてみると…
いい!
いいよ、ココは!
昭和な佇まいを残す店舗。
中はかなり広く、色んなものが無造作にごちゃごちゃ積みあげられている。
ホコリ被りまくりで…。
昭和40年代~平成初期…といったあたりが商品の主流か。
そして店内が寒い。
これがいい。
商品との境目が限りなく曖昧な、ちっぽけなストーブ(六畳部屋サイズ)がレジ付近のみを温める…。
レコードもかなりある。
ざっと1000枚近く。
4段なっているそのレコード棚に近寄ってみると何と一番上の段に手書きで
「今月の入荷分」の紙が。
ざっと100枚くらいある。
そしてその下が
「先月の入荷分」
同じく100枚くらい…
ホントかよ?!
こんなリサイクルショップ、初めて見た!
でも見てみると大した盤はなく…(笑)
もう掘られた後かな?
全部見ている時間はない(涙)ので、一応三枚ほど抜き出す。
ちなみにLP一枚300円、EP100円と少々高め。
店内かなりの物量で、戦前~昭和40年代くらいに特化したコーナーもあったりしてかなり見所があり、ずいぶん大まかに見たつもりが、それでも大分時間が過ぎてしまった。
買ったモノ(画像)ドーン!
LP「任侠・男の演歌」
LP「南沙織ポップスを歌う」
EP「フィフス・ディメンション/ライヴ!」
札が消えるマジック財布×3(一個10円)
昭和アニメ「燃えろアーサー」の塗り絵ノート(100円)
アニメ「ダイターン3」の塗り絵ノート(100円)
昭和40年代?サイケルックの女子イラストのついた封筒セット二種(値札30円…だがタダでくれた)
花のイラストが着いたハードカバーのノート(日記帳?100円)
歯医者が歯を見る鏡?(100円)
って絶賛してた割に、全くたいしたモノ買ってないッスね…。
まぁもっと時間があれば…とにかく、ここはオレ的にAランクの店。
楽しめました。
店の外に出てみると、すっかり暗くなっていた…。
これはヤバい。
今回、店探しはかなり視覚に頼っている…。
〈第二部〉へつづく
サイケデリック忘年会
先日のザ・シロップ初ワンマンにお集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました!!
たくさんのお客様にお集まりいただき、さらにお楽しみハーフタイムショーの「レコゲバの和モノ講座」「モンド映像ショー~昭和CM編」もご好評いただき、おかげ様で良いライヴが出来ました!
実をいいますと、このライヴ、無事に終えるまで不安一杯だったのでございます。
年末のクソ忙しい時期に設定してしまった為、練習もままならず(全員揃っての練習は一回のみ)、更にライヴ当日の本番直前、キーボード佐藤氏に急用が入りライヴ開始時刻の19時になっても氏が会場に現れない! というハプニング…(開始が20分遅れたのはその為です。)
そしてライヴ直前の楽屋で、オレのサングラスが真ん中から突然ポキッと折れ、更に1stステージ中、ネックレスが何故かちぎれて床に落ちた(実話っす)…。
「これは無事に終わるはずがない…。ライヴ中トンデモない事が起きるはずだ…。」
ふぉーいぐざんぽー:)
・特設お立ち台にのって歌っていたカズミが落っこちる
・昔の衣裳がパツンパツンになっていたサックス聖沢のズボンが破れる
・最前列にいたギター小段のお子さんが行方不明に
・ベース岩佐がアンプ感電死
などなど…
不吉なイメージが次々とアタマをよぎる…
「いや…。良い演奏をすること…。それだけに集中しよう!!」
その甲斐あってか何事もなく、無事盛況のウチにライヴを終える事が出来ました!!
あと、DJのレコゲバ、シュミット両氏、ゲスト参加してくれた青山紘子ちゃん、亀田暁彦くん、黒幕と電飾を貸してくれた得三のイズミちゃん、そしてクラブロックンロールのスタッフの皆さん、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとう!
いやいや本当に良い一年の締めくくりとなりました!!
ついでにこのblog見てくださっている皆さんにもお礼を申し上げておこう…
本当に一年間ありがとうございました!
来年も頑張りますので、どうぞヨロシクお願い致します!!
でも…
このblog見たヤツは三日以内に死ぬ!!
たくさんのお客様にお集まりいただき、さらにお楽しみハーフタイムショーの「レコゲバの和モノ講座」「モンド映像ショー~昭和CM編」もご好評いただき、おかげ様で良いライヴが出来ました!
実をいいますと、このライヴ、無事に終えるまで不安一杯だったのでございます。
年末のクソ忙しい時期に設定してしまった為、練習もままならず(全員揃っての練習は一回のみ)、更にライヴ当日の本番直前、キーボード佐藤氏に急用が入りライヴ開始時刻の19時になっても氏が会場に現れない! というハプニング…(開始が20分遅れたのはその為です。)
そしてライヴ直前の楽屋で、オレのサングラスが真ん中から突然ポキッと折れ、更に1stステージ中、ネックレスが何故かちぎれて床に落ちた(実話っす)…。
「これは無事に終わるはずがない…。ライヴ中トンデモない事が起きるはずだ…。」
ふぉーいぐざんぽー:)
・特設お立ち台にのって歌っていたカズミが落っこちる
・昔の衣裳がパツンパツンになっていたサックス聖沢のズボンが破れる
・最前列にいたギター小段のお子さんが行方不明に
・ベース岩佐がアンプ感電死
などなど…
不吉なイメージが次々とアタマをよぎる…
「いや…。良い演奏をすること…。それだけに集中しよう!!」
その甲斐あってか何事もなく、無事盛況のウチにライヴを終える事が出来ました!!
あと、DJのレコゲバ、シュミット両氏、ゲスト参加してくれた青山紘子ちゃん、亀田暁彦くん、黒幕と電飾を貸してくれた得三のイズミちゃん、そしてクラブロックンロールのスタッフの皆さん、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとう!
いやいや本当に良い一年の締めくくりとなりました!!
ついでにこのblog見てくださっている皆さんにもお礼を申し上げておこう…
本当に一年間ありがとうございました!
来年も頑張りますので、どうぞヨロシクお願い致します!!
でも…
このblog見たヤツは三日以内に死ぬ!!