本日は渋谷マークシティバスターミナルから神姫バスのプリンセスロード号と共同運行の京王バスで三宮へ、JRに乗り継いで舞子までやってきた。今日は午前中に淡路島を縦断して高松を目指します。
前回はこちら


舞子駅前⇒(階段連絡)⇒高速舞子



高速舞子-Highway Bus Stop Maiko-(神戸市垂水区)


101.淡路交通(津名)
夢舞台/東浦BT経由ワールドパークおのころ行
神戸200か1644
高速舞子→津名港(1250円)
7時40分~8時26分


乗り場は二つあって島内便と徳島方面高速便で乗り場が別れていた。乗り場に着いた時、既にJRの洲本行きが改札中だったが同じ2番乗り場に長い列ができていた。その列の人々は全てすぐ後に入線したおのころ行に乗り込んだ。
普通の路線車で来るという情報を得ていたが古めの高速車だった。ほとんどの席が埋まって発車する。
明石海峡大橋を出るとすぐに高速を降りる。そしてそこからすぐの鵜崎と大磯港で3分の2以上の客が降りてしまった。
バスはそこから海沿いの縦貫線を急行運転する。途中の乗車は一回しかなく、津名港にはほぼ定刻で到着した。




津名港-Tsuna Port-(兵庫県淡路市)


102.淡路交通(津名)
縦貫線洲本高速バスセンター行
神戸200か3348
津名港→洲本高速バスセンター(560円)
8時42分~9時10分


バスターミナルで回数券を買ってバスに乗り込む。ほとんどの区間で海沿いを走るバスだった。利用も多く、ほとんどの客は市街地の築地町で降りてしまった。





洲本高速バスセンター-Sumoto Highway Bus Center-(兵庫県洲本市)



103.淡路交通(洲本)
縦貫線福良行
神戸200か4424
洲本高速バスセンター→福良(820円)
9時20分~10時15分


そのまま乗り継ぐ。同じ縦貫線だけど風景はこれまでと一転、住宅街の、しかも内陸の道を進む。利用者も島内利用では一番多かった。この区間でかつて鉄道が走っていたのも頷ける。
50分ほどでうず潮観光地福良に到着。

 
福良-Fukura-(兵庫県南あわじ市)



切符が券売機で買えるので事前に買っておこう。切符購入は白樺号以来だ。北海道では珍しくないのだけれど。


104.淡路交通(福良)
高速舞子行
神戸200か2937
福良→淡路島南IC(390円)
11時13分~11時27分


本州まで降りることのできない三宮行が出た後、発車の10分ほど前にバスはやってきた。高速を走るけれど好きなところで乗り降りできるバスだ。自分が降りる淡路島南までは一般道を走る。
地元の人を一人だけ乗せてバスは発車する。三宮行が直前に出ているので観光客は乗っていない。
バスは高速車に似合わないようなくねくねとした山道を走る。しばらくは一般道を走るけれどバス停間隔は結構長い。

道の駅のようなところを想像していたが、インターチェンジの入口の何もないバス停で降ろされてしまった。地元の人もそこで降りてしまい、バスは無人で舞子方面へ走っていった。



淡路島南インターチェンジ-Awajishima Minami Inter Cahange-(兵庫県南あわじ市)



105.淡路交通(津名)
徳島線徳島行
神戸200か1715
淡路島南IC→鳴門(720円)
12時00分~12時21分


かつては福良から鳴門市営バスが出ていたようだが、今はこのバスが淡路島から四国へ行ける唯一のバスだ。しかしこの路線も本数が減らされてしまっていてこれを逃すと4時過ぎまでない。

バスはうず潮を見ることのできる大鳴門橋を渡るとすぐに高速を降りてしまう。小鳴門橋では唯一の客が降りてしまったが、かわりに一人乗ってきた。どこからでも乗降できるのだ。
鳴門停留所は鳴門駅の前だった。


106.徳島バス
引田経由翼山温泉行
徳島200か131
鳴門駅前→引田駅前(640円)
13時05分~14時02分


これを期待してたら


こんなのが来た。
去年まで鳴門市営バスが運行していた路線だが香川県の東さぬき市まで越境している。鳴門行の便が市営バスの車両だったから期待していたのだが、やった来たのは徳島バスのノンステップバスだった。

鳴門市街を抜けると海沿いを走る。利用者も多い路線だった。引田駅で自分が降りてもまだ2人くらい乗っていた。翼山までの需要も少なくないというのは意外だった。

駅の向かいにあるのは大川バスの車庫。



107.大川自動車
本社経由高松駅行
高松200か303
引田駅前→瓦町(1000円)
14時30分~15時49分


最後のバスは大川バスの主力路線だ。14時ちょうどのがぎりぎりで行ってしまったけれど30分後に次のがある。
しばらくは高徳線に沿って走るけれど三本松の営業所を過ぎると内陸へと向かう。そして長尾駅近くの大川バス本社前からは琴電と完全併走だ。引田から高松までのほぼ半分の大川バス本社までで運賃920円、しかし高松から瓦町まで乗っても1000円で済んだ。JRだと引田~高松で950円だからかなり良心的だ。
運行本数が多いわりに乗客は延べ3人と少なかった。帰宅とは逆方向ということもあったけれど。



 
琴電に乗って志度に寄り、帰りはサンライズ瀬戸で帰京した。
次回はこちら。


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高梁バスセンター-Takahashi Bus Center-(岡山県高梁市)

高梁まではこちら


117.備北バス
地頭/八日市経由井原バスセンター行
岡山22か4073
高梁バスセンター→井原駅前(1330円)
6時20分~8時05分


平日だけの運転で朝と夕方の2往復しかないバスだ。すでに客は乗っていて途中からも何人か乗ってくる。成羽のバスターミナルは公民館の横。ちょうど高校生が送迎されてきたり、駅のような役割を果たしているようだった。多くの人が待っていたが高梁行が目当てのようで乗ってきたのは一人だけだった。川上バスセンターでは営業所の敷地で折り返してホームにつける。車庫にはボンネットバスが停まっていたが壁側を向いていたから後ろ姿だけだった。
地頭からは独自区間になるが、残る客が降りてしまい、自分だけになった。
井原市に入ると井原方面の道から離れて坂を上る。その先がとても狭い道だった。





狭隘路の中の八日市で3人が乗ってくる。最寄りの建物には備北バス乗車券販売とあるからかつては主要停留所として栄えたのだろう。芳川地区に入ると北振バスのポールも立つようになり、ほどなく井原駅に到着した。


2016年11月30日をもって廃止されました。



118.井笠バスカンパニー
笠岡市民病院行
倉敷200か200
井原駅前→笠岡駅(590円)
8時07分~8時42分

 
井笠バスの中でも古参の車両がやってきた。しかも旧塗装だ。両備グループに入ってからバスの両備塗装化が進んでいるからやがてこの塗装も見られなくなるだろう。
バスにはすでに何人も乗っていて、途中の乗車もかなりある。時間の関係もあってほとんどが通学利用だ。峠を一つ越えて笠岡市に入る。途中で高校生たちはみんな降りてしまい、笠岡に着く頃には空いていた。渋滞にはまるも遅れは7分ほどだった。


119.井笠バスカンパニー
坪生経由福山駅行
倉敷200か209
笠岡駅→福山駅(760円)
9時30分~10時31分


今度は両備カラーの新しいバスが来た。7人ほど乗る。
このバスは笠岡から福山市街に入るところまでとんでもなく狭い道ばかり走るのだ。
 
 
何度も行き違いに苦労するがどこの家にも退避スペースがあってそこでうまく行き違う。県境を越えての利用はほとんどなく、両端ではそれなりに乗っていた。



120.鞆鉄道
鞆線(工業高校経由鞆港行)
福山22く1321
福山駅→安国寺下(520円)
10時40分~11時09分

20分に一本運行されている鞆鉄道の基幹路線だ。草戸千軒遺跡で有名な芦田川の草戸大橋を渡って川に沿って走る。

草戸千軒の遺跡はこの辺かな。
地元利用も多いけれど鞆の浦観光マップを拡げている客も目立つ。途中から左手に瀬戸内海の砂浜が見えて車内から感嘆の声があがる。
次のバスの始発は鞆車庫前だけれどお金をおろすため鞆郵便局の最寄り、安国寺下で下車した。


安国寺下⇒(徒歩約300m)⇒鞆車庫前



121.鞆鉄道
沼南線
沼隈経由松永駅南口行
福山230あ9
鞆車庫前→松永駅南口(720円)
11時25分~12時13分


狭隘路で有名な路線。昨日からレベルの高い路線ばかり乗っているがこの路線もすごい。鞆地区では行き違い不可能だ。
 

客は駅に向かって乗るというよりは近所までといった感じで常に数人乗っていた。鞆を出ると狭隘路はなく、遅れた分取り戻すために高速で走っていた。



松永駅南口⇒(徒歩約200m)⇒松永



松永バスセンター-Matsunaga Bus Center-(広島県福山市)
かつて営業所として運営されていた。

松永から直接尾道駅に出ることもできるが尾道での待ち時間が非常に長い。いったん福山に戻って遠回りしよう。


122.鞆鉄道
尾道線(福山駅行)
福山230あ179
松永→福山駅(440円)
12時56分~13時28分

ちょうど路線の真ん中だけど誰も乗っていなかった。バスは山陽本線に沿って走る。福山市街が近づくと徐々に混んできた。福山駅には若干の遅れで到着した。


123.中国バス(府中)
府中経由尾道駅前行
福山200か310
福山駅→新尾道駅(1360円)
14時00分~15時57分


府中市の目崎車庫を経由して尾道までという遠回り路線だ。HPでは目崎車庫で乗り継ぎしなければならないような書かれ方をしているが通しで乗れるようだ。
前半区間は福塩線の近くを走るけれど本数が多くて便利だからだろう、利用は多く、府中市まで通して乗る人もいた。中国バスの営業所である目崎車庫で枝線に乗り継ぐ人もいるようだった。市出張所は山の中の車庫といった感じ。三成の尾道営業所では大阪行きの備後ライナーの近鉄バスが客を乗せていた。これから尾道駅を寄る路線だけど、三成から乗る人も案外多いようだ。車庫には京阪や小田急の車両も停められている。
突然大きな建物が見えてくると新尾道駅だった。
このバスの尾道駅到着予定が16時ちょうど。そして次に乗る予定のバスの尾道駅発は16時10分となっているけれどすでに遅れているし、道の狭い尾道市街では遅れが増すだろうと新尾道駅での乗り継ぎをすることにした。


124.中国バス(甲山)
甲山営業所行
福山22く1433
新尾道駅→甲山営業所(1050)
16時22分~17時30分


遅れてやってきたバスは高校生を大勢乗せていて立ち乗りになる。だがどんどん降りていって三成からは座ることができた。市出張所までは先ほどのバスと同じかと思っていたが途中で旧道に入る。
 


市出張所-Ichi Branch office-(広島県尾道市)
市出張所を出て世羅町に入っても山道が続く。突然町中に入ると残りの客は降りていった。
終点の甲山営業所は世羅町の役場近くで中心部だ。終点まで乗った高校生は二人とも迎えの車で帰っていった。



甲山営業所-Kohzan office-(広島県世羅町)

125.中国バス(三次)
下戸張経由尾関山公園行
広島200か1820
甲山営業所→三次駅前(1280円)
17時50分~19時00分



乗った瞬間からなんかこのバス見覚えがあるような・・・、東急バスじゃないかなー。座席の色といい、手すりといい。
三原からの便からの乗り継ぎの高校生を乗せて発車する。結局43分着の三原発は間に合って、40分着の尾道発は間に合わずに発車した。かつては尾道から三次まで直通していたが現在は接続すら断たれているという記事をどこかで目にした。そのため時刻表上は可能でも正式な連絡をしている可能性は低いと判断したのだ。やはり賭けにでないでよかったと思う。しかし三原からのが間に合ったのはある意味想定外。
中学校の近くから中学生がどっと乗ってくる。バスはバイパスを走ったかと思えば真っ暗な脇道に突入する。集落ごとの停留所で中学生たちは降りていって世羅町内で全て降りてしまった。町内の下戸張までは下校時間にもう2本ある。
世羅町を出るとバイパスを走って福塩線が見えてくるとまた脇道に入る。狭くて真っ暗なのにスピードを出すからスリルがある。
途中福塩線の列車を抜かす。こんなんだからこの地域の鉄道は大変だ。
結局乗り継ぎの高校生は三次の市街まで乗って定期券で降りていった。三原市内からだとするとかなりの遠距離通学だ。世羅町で乗ってきた客も駅で下車した。通しで走る便は4往復しかないけれど、意外にも長距離利用がある路線だった。

次回はこの旅初の日本海側へ!


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晩御飯は三次名物のワニ!(サメです…あせる)

帰宅は石見交通のいわみエクスプレスで。
 

石見交通は2015年1月末を最後にいわみエクスプレスから撤退。9月10日まで中国JRバスの単独運行。同11日より益田発着に短縮の上、WILLER EXPRESS関東との共同運行。




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今回は高松駅までJR四国バスドリーム高松のプレミアムシートを利用した。
座席は1階席にたった3席で前後にシートのない席。カーテンを閉めれば個室感覚だ。背もたれを倒すとほとんどフルフラット状態になり、身長180cmの自分でもいっぱいに足を伸ばせる。
 

前回はこちら。


108.ことでんバス
48市民ミュージアム行
香川200か113
瓦町→高松駅(160円)
8時12分~8時20分


高松市内の多くのバスは高松駅と瓦町をどちらも経由している。だが次に乗るバスは駅発と瓦町発が別路線になっていて乗る便は高松駅始発。高松駅までは路線も多く本数もあるから来たバスに乗った。車内は空いていて座ることができた。琴電築港駅が見えると次が高松駅だった。


109.ことでんバス
下笠居線(昭和町廻り)
香西/小坂経由弓弦羽行
香川200か112
高松駅→弓弦羽(590円)
8時40分~9時14分


さっきのバスと連番だ 笑。市街地を抜けてJRの車庫を越えると右折して香西地区に入る。反対側は車の通りも多く商店が立ち並んでいた。カーブしながら坂道を下ると右手に海が見えてきた。小坂地区だ。そこからまた坂を上っ下りた先が弓弦羽だった。「ゆずりは」と読む。


110.琴参バス(坂出)
王越線(坂出営業所行)
香川200か408
弓弦羽→坂出駅前(1020円)
10時00分~10時45分


駅まで乗り通すと1000円を超えるので昼用の回数券を購入した。券面には前身の琴平参宮電鉄って書いてあるし、表紙裏の路線図はほとんど現存しない路線が書かれているしではちゃめちゃだ。4枚までしか使えないと書かれているけど運転手さん曰く好きなだけ使っていいらしい。
ことでんバスの風景から一転、民家のない海辺を走る。そして見えてくる最初の集落が王越だ。ここで初めて客を乗せる。そこからがすごかった。行き違い不可能どころかバスが走るのもぎりぎりな道になる。
  
 
よけてもらったり、こちらがバックしたりしながら進む。極めつけは海沿いの崖道だ。町中に入っても狭い道は続いたがセンターラインのない道くらいなんとも思わなくなってしまう。最終的には10人弱乗せて駅に到着した。




111.琴参バス(坂出)
瀬戸大橋線(浦城行)
香川22き606
坂出駅前→瀬戸大橋FW前(520円)
12時20分~12時41分


坂出駅前の乗り場は一つしかないため多くの利用者が集まっていた。20分発のバスは3つあるのだけどほとんどの人が東廻り循環のポンチョに乗ってしまった。西廻りはたったの2人、自分と同じバスに乗ったのは大型車にもかかわらず3人だった。
バスは古めのトップドア車でやってきた。坂出までのバスにはシートベルトが装備されていたがこちらのバスにはなかった。
バスはまっすぐ瀬戸大橋へと向かう。料金所はもちろんETC…と思ったが一般扱いで通行券を受け取っている。

バスは高速道路を時速80キロ程度で走行。路線車も意外に速度でるんなぁ、と感心してしまう。しかしそう長くは走らず与島に立ち寄る。PAの中にある与島バス停を過ぎると島民しか通り抜けられないゲートを通過、町の外れでUターンして戻ったところが目的地だった。

この先児島までの通し運賃制度は廃止されたようなので残りの回数券で精算した。なお櫃石島までは適用されるようだ。

瀬戸大橋FW前-Seto Ohhashi Fisherman's Wharf-(香川県坂出市与島)



112.下津井電鉄(児島)
瀬戸大橋線(櫃石島経由児島駅行)
倉敷200か57
瀬戸大橋FW前→JR児島駅(400円)
13時05分~13時40分


瀬戸大橋FWの休止に伴い、バス停が移動しているらしい。だからか解体中の建物の前に降ろされた。近々改称もあるかもしれない。
折り返し便に乗ってきた高校生は自分が乗ってきた琴参バスに乗り換えていった。
バスは自分と釣り客を乗せて発車する。瀬戸大橋に復帰して次に櫃石島に寄る。ここで地元の釣り客を含む10人程度を乗せる。

櫃石島。

その他の島では高速バスのように高速道路上にバス停が設置されていた。釣り客は鷲羽山で全て降りてしまい、駅に着いた頃には自分だけだった。バスはすぐに発車してしまったため写真は後ろ姿しか撮れなかった。


113.下津井電鉄(児島)
塩生線(倉敷駅前行)
倉敷200か80
JR児島駅→倉敷駅前(720円)
13時45分~14時42分


遠く離れているけれど児島も倉敷市だ。倉敷へは大きく分けても3つの路線があってうち二つは本数が多い。とりあえず来た方に乗った。全体的に大通りを走る。水島臨海鉄道の浦井駅を過ぎるといくらか片側一車線の道も通った。


114.両備バス(倉敷)
岡山倉敷線(岡山駅行)
岡山22か3825
倉敷駅前→天満屋(540円)
15時35分~16時28分


かつての国鉄バス両備線…のはず。全盛期は福山まで達していたという。
山陽本線と並走してひたすら県道を走る。最初は渋滞にはまるもすぐに脱出した。本数が少ないのも頷ける。主要都市を結ぶわりに乗客は少なく、遅れは5分程度だった。


115.備北バス
東総社/成羽経由地頭行
岡山200か835
天満屋→ゆめタウン(810円)
17時20分~19時07分


下電バスの乗り場からの発車だ。乗り込むと「どうせそんなに乗らないから荷物他の席に置いてきていいよ」と言われたのでお言葉に甘える。高梁駅に行きたいことを言うと、このバスは大概遅れるので予定のバスには乗り継げない、ゆめタウンまで行ってしまった方が待つところがあっていいと教えてくれた。
運転手さんはお話好き。昔貸切を担当していたときに新しいバスで高速を走ったら気持ちよかった、だけど大阪の運転文化に慣れるまで割り込まれ放題だった。とか、大手の夜行は給料がとてもいいので意識の高い若者は新入時から志願して2年の路線経験と訓練を受けた後、夜行専門の運転手として40代まで働きながら貯金をする。そして夜行運転手は憧れの的だという。
他には備北バスには30年以上使ってる車両が現役で残っているだとか、岡山行きは月極の市営駐車場を借りて待機しているだとか。
バスは駅で一人だけ乗せて発車。バス停間隔は非常に長い。途中からは伯備線と並んで走る。道は交通量が多くてところどころ渋滞にはまる。こういった車は岡山市内からの帰宅途中なのかと思っていたが、水島からの工場で働く人々の車なのだという。
途中でも2人ほど区間利用があったけれどいずれも運転手さんと顔見知り。利用者は限られているようだ。バスは20分以上遅れてゆめタウンに着く。肌寒くなってきたこの季節、真っ暗なバス停で待っていた人はさぞ辛かっただろう。


116.備北バス
高梁バスセンター行
岡山22か3380
ゆめタウン前→高梁バスセンター(220円)
19時45分~19時55分


暗闇で景色は見えない。乗客は3人ほどで一緒に乗った人もいた。高梁駅の前で左折して駅の横にあるバスセンターに到着した。

明日はこちら



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