2014年12月6日(土)

今日は川越駅を遅めのスタート。東武の快速急行列車に乗って川越にやってきた。東松山行きは2番のりば・・・のはずが、乗るバスがない!
時刻表を確かめると休日は8時台の次が13時台。手元のメモには9時15分とある。どうやら計画を立ててからダイヤ改正があったようだ。以前に立てた計画をそのまま使おうとしたのが甘かったようだ…。それにしてもずいぶん減ってしまった。かつては2時間に一本は東松山まで達していたと思うのだが現在は1日5本のみ。ほとんどが八幡団地で打ち切られている。
この区間に代替路線はないので鉄道迂回して後日乗り直すことにした。


1.国際十王交通(熊谷)
上岡経由熊谷駅行
熊谷200か1244
東松山駅→熊谷駅(566円)
9時40分~10時18分


仕切り直しで東上線からぎりぎりの熊谷行きに乗り継ぐ。バスは片側一車線の県道をひた走る。駅からはそれなりに乗ったけれど降りる人が出始めたのは熊谷市との市境に近づいてからだった。じきに車内も混んできて線路を渡った先が熊谷駅の北口だった。


2.国際十王交通(熊谷)
ゆうゆうバスほたる号
江南経由籠原駅南口行
熊谷駅南口→籠原駅南口(100円)
11時10分~12時04分


熊谷駅での待ち時間は予定では90分以上。暇つぶしに南口へ行ってみると籠原駅までのコミュニティバスがあるらしい。少し遠回りしてみよう。
市街地を出るとしばらくバス停はない。川を渡って5分以上、ようやく最初のバス停である。走る地域のほとんどは農地。狭い道もところどころある。途中で暇つぶしで乗っているだけのおばあさんが、バスが籠原駅で折り返さないことを聞いて慌てて降りていった。
籠原駅がコールされてもなかなか駅は見えてこず、しばらく走った先だった。
 

3.国際十王交通(熊谷)
深谷駅行
熊谷200か1169
籠原駅→深谷駅(247円)
12時21分~12時43分


この路線は熊谷~籠原間は本数が多いけれど深谷まで行くのは1日5本しかない。バスは高崎線と完全併走。それなりに利用者もいた。


4.武蔵観光
花園経由寄居車庫行
熊谷200か951
深谷駅→寄居車庫(480円)
13時28分~14時15分


ここからのふたつはかつて東武バスの路線だったものの廃止代替バス。一部では道幅の狭い道も走る。

寄居町に入って東武東上線の踏切を渡ると寄居町の市街地まですぐだった。他の客2人も乗り通していて、車庫バス停近くに停めていた自転車で帰っていった。



寄居車庫-Yorii Depot-(埼玉県寄居町)



5.武蔵観光
本庄駅南口行
熊谷200か952
寄居車庫→本庄駅南口(520円)
15時25分~16時05分


桜沢までは先ほどの路線と同じルートだ。そこからはあまり遠回りすることなく走る。そこは先ほどの路線とは対照的だ。途中で渋滞に巻き込まれるもすぐにもともと早着だったからあまり遅れることはなかった。どうでもいいけれど路線バスがオーバートップギアを入れて走るのを初めて見た…。


6.国際十王交通(伊勢崎)
堀口経由伊勢崎駅行
群馬200か980
本庄駅北口→伊勢崎駅(520円)
16時30分~17時15分


バスは折り返し便が遅れてのりばに列ができた。本庄市内はまっすぐ抜けてすぐに伊勢崎市内に入る。そこから降車が多い。本庄駅を最寄りとする伊勢崎市民も多いのだろう。日は完全に暮れてしまって満月が出ている。伊勢崎駅近くでも小さな渋滞に巻き込まれ、遅れたまま伊勢崎駅に到着した。


7.国際十王交通(伊勢崎)
伊勢崎市民バス南巡回
群馬200か725
伊勢崎駅北口→伊勢崎市民病院北(無料)
17時30分~17時55分


コミュニティバスは市街地に近い南口ではなくてだだっ広い北口から発車する。折り返し便は15分くらい遅れてやってきた。そして市内をこまめに回る。問題なく走っていたように思えたが市民病院北到着時点で遅れが増していた。ちょっとダイヤがきつすぎるような気がした。

今日はここまで。次回は群馬県の中心地へと向かいます。あと迂回区間は数日以内に。


帰りは市民病院北からJRバス関東の伊勢崎ライナー新宿行。しかし乗り場は離れていて隣のバス停のポールと並んでいた。



目次にジャンプ




にほんブログ村 旅行ブログ 公共交通機関の旅へ
にほんブログ村


にほんブログ村 その他趣味ブログ バス(車)へ
にほんブログ村
2014年11月14日(金)
さて今回は甲府駅バスターミナルからスタートします。甲府~富士山駅便は一度乗ったことがあるので石和温泉駅まではちょっと寄り道をする山梨交通の路線、石和からは芦川を経由する路線、というように遠回りしてみました。


1.山梨交通(敷島)
英和大学経由石和温泉駅行
山梨22あ1373
甲府駅バスターミナル→石和温泉駅(420円)
8時16分~8時53分


甲府駅から富士山駅までの直通バスはあるけれど乗ったことがあるので遠回りしよう。
山梨学院と山梨英和大学という二つの大学を経由する路線。朝の通学路線なのに座席は2人掛けが1人ずつ埋まる程度で少し寂しい。善光寺からは立ち客も出たが英和大学で全員降りてしまった。温泉街に入って石和温泉駅まですぐだった。


2.富士急平和観光(甲府)
県立博物館経由鶯宿行
山梨200か629
石和温泉駅→芦川農産物直売所(850円)
9時25分~10時15分


終点の鶯宿はおうしゅくと読む。しばらくは富士吉田方面のと同じ道を走るけれど単独区間になると道幅が急に狭くなる。ぶどう畑の中をゆっくりと進む。普通の道に出ると今度は急な上り坂をひたすら進む。何度も後続車を抜かせながら少し開けたところに出るとそこが上芦川だった。公式ではここが富士吉田方面乗り換え停留所。しかしフリー乗降区間なので次のバスの起点の直売所の付近で降ろしてもらった。



3.富士急山梨バス(本社)
大石経由富士山駅行
山梨210あ1465
芦川農物品直売所→富士山駅(770円)
10時20分→11時00分


大石プチペンション村までの路線だったが若彦トンネル開通で芦川まで伸びてきた路線だ。緩い坂を降りて河口湖へ向かう。広瀬紅葉街道の渋滞があると運転手さんに言われたが大丈夫だった。河口湖を先に出たバスをハイランドで抜かしたので乗り継ごう。
 



4.富士急山梨バス(本社)
須走車庫前経由御殿場駅行
富士山210あ1365
富士山駅→山中湖 旭日丘(640円)
11時02分~11時32分


外国人観光客で混み合っているから立ち乗り。途中で渋滞にもはまる。
山中湖が見えてくると右折してその坂の上だった。


 
山中湖 旭日丘-Lake Yamanaka Asahigaoka-(山梨県山中湖村)



5.富士急山梨バス(本社)
KABA
山中湖周遊(2200円)
12時15分~12時50分

 
ぎりぎりで11時半の便に乗れなかったが12時15分に臨時便があるようだ。運良く最後の一席を取ることができた。
バスは村役場裏の茂みを車で走り、湖畔で着水する。一回停止して急加速で飛び込むのだ。ほぼ無人の遊覧船に抜かれてゆっくりと山中湖を回る。車としては100km/h、船としては12km/hまで出るという。
 
ガイドさん付の観光バスです。

山中湖からは綺麗な富士山が見えます。

 
運転席には自動車ハンドルと舵、背面にはスクリューが取り付けられています。本日フル稼働のカババス、自分たちが降りてからまた30分後に発車していった。


昼食は吉田うどん。かたい麺が特徴です。


6.富士急山梨バス(本社)
平野経由道志小学校行
富士山200か16
山中湖 旭日丘→道志小学校(1040円)
13時45分~14時37分


四人乗り込んで発車する。けれど唯一の観光客はすぐに降りてしまった。平野の小さなバスターミナルを出ると間もなく道志村に入る。一昨年都留から乗ったときは随分な山越えがあったが今回はあっさりしていた。道志小学校はロータリーに乗り入れた。




7.富士急山梨バス(大月)
都留市立病院発月夜野行
山梨230あ4862
道志小学校→月夜野(590円)
14時50分~15時05分


無人かと思いきやすでに登山の人が一人乗っていて途中からも乗ってきた。神奈川との県境、月夜野で下車だ。以前の訪問と同じ車両だった。


 
月夜野-Tsukiyono-(山梨県道志村)



月夜野⇒(徒歩約2km)⇒東野

一度歩いたことがあるから迷わずいける。この区間には神奈中も走っているが旧道を走るのだ。

以前の訪問記です。月夜野と東野を紹介しています。月夜野の2枚目と東野の写真は2013年3月のものです。


 
東野-Higashino-(神奈川県相模原市緑区)


8.津久井神奈交(津久井)
三55
西野々経由三ヶ木行
相模200か1457
東野→三ヶ木(500円)
16時05分~16時45分


東野では月夜野からの乗り継ぎ2人を含めて登山者たちが10人弱いた。バスはこれまでと同じ道志みちを走るけれど道幅が狭くなっていく。西野々を過ぎると集落も増えてくる。乗ってくる人がたくさんいて最終的には立ち客が出るほどだった。



  
三ヶ木-Mikage-(相模原市緑区)
鉄道駅のない旧津久井町の交通の中心です。三つの島式ホームを持つ、比較的大規模なバスターミナルです。主力系統橋01橋本駅行ほか、相模湖駅、愛川町の半原へ向かう路線などが設定されています。神奈中の営業所、津久井神奈交の本社も設置されています。ターミナル横の金券自販機では神奈中や、京王線の割引切符が購入できます。



9.神奈川中央交通(三ヶ木)
湖21
プレジャーフォレスト経由相模湖駅行
相模200か554
三ヶ木→相模湖駅(299円)
17時01分~17時19分


さっきのバスのほとんどの人たちは橋本へ行く橋01に乗ってしまった。だけれど相模湖駅行にもそれなりの乗車がある。プレジャーフォレストではイルミネーション中。プレジャーフォレストからの乗車も多く混み合った状態で相模湖駅に到着した。



長野方面から山梨は桜が咲く頃にでも。


目次にジャンプ




にほんブログ村 旅行ブログ 公共交通機関の旅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他趣味ブログ バス(車)へ
にほんブログ村
県や周辺自治体との協議の結果、奈良交通が県中南部路線の大規模整理を発表しました。前回乗車した五條西吉野線は末端区間を除いてまるごと統合消滅となったわけですが、今回の整理で最後の減便が行われた路線があります。それが今回巡った熊野線なんですね。最後の減便とはどういう意味かと言いますと、熊野線の末端区間は現在湯盛温泉杉の湯~下桑原が一往復、杉の湯から途中の池原折り返しが一往復あるのですが、後者の廃止が発表されたのです。これで残すのは下桑原発着の一往復のみなんですが下りが夕方杉の湯を出て、上りが早朝に下桑原を出るという地元利用以外不可能なダイヤなのです。そしてその下桑原発着消滅も時間の問題だろうと思われます。
かつて熊野線といえば現存する十津川特急と並ぶ第二の八木新宮線である北山峡特急を擁していた奈良交通を代表する長距離路線でした。北山峡特急は近鉄の大和八木駅から大淀、池原、下桑原、大桃、熊野市駅を経由して紀勢線新宮駅まで達していました。


追記:平成27年10月1日、熊野線は大淀バスセンター~池原~下桑原間で廃止になりました。代替交通として同区間にR169ゆうゆうバスが開業し、奈良交通が引き続き運行しています。


 
今回のスタート地点は紀勢本線の熊野市駅です。路線自体は新宮駅を起点としていましたが現在でも熊野市駅~新宮駅間は三重交通の路線が毎時運転されています。ここから乗る清流・那智黒石の里線は三重交通の廃止路線の代替バス。熊野線のルートではありませんが下北山村へ向かう唯一の路線となっています。



1.熊野市営バス(三重交通委託)
清流・那智黒石の里線
三重200か1148
記念通り(熊野市駅至近)→尾川(600円)
13時16分~14時00分


始発の新町から無人でやってきましたが市街地でそれなりの乗車がありました。市街地を抜けるとだんだん道幅が狭くなってきます。


井戸川に沿って山道を登ります。かなり急な坂です。


道幅は非常に狭いですが工事用の大型車両が多数走っています。道は一般車との行き違いですら一筋縄ではいきません。でも急坂でのバックも地元の方ならお手の物。大きな遅れにはなりませんでした。





長いトンネルを抜けると濃霧でした。前が見えません。道も狭いままですがそのままのスピードで走ります。怖いけれど運転手さんの勘を信じるしかありません。




神々しいですね・・・


この道は・・・


ダムの上を渡ると壁がごつごつのままのトンネルを通過します。この辺りに限らず自然が厳しいですね。



まもなく北山地区のハブ、七色に到着。車内のお客さんは一人だけになっていました。




続きます。

目次にジャンプ


にほんブログ村 旅行ブログ 公共交通機関の旅へ
にほんブログ村


にほんブログ村 その他趣味ブログ バス(車)へ
にほんブログ村