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追記:平成27年10月1日、熊野線は大淀バスセンター~池原~下桑原間で廃止になりました。代替交通として同区間にR169ゆうゆうバスが開業し、奈良交通が引き続き運行しています。
2.下北山村村営バス
七色(14時00分)→池原(14時30分)

七色からは下北山村村営バスです。ドアを開けて待っていたマイクロバスは北山村のバス。おかしいな、と思って聞いてみると池原にはいかないようです。北山村のバスが出てしまってからトヨタコースターのマイクロバスでやってきました。下調べではハイエースと聞いていたから意外に大きいなという印象です。利用者は自分だけ。運賃は無料でもちろん車内放送はないです。運転手さんに行き先を聞かれる前に池原まで行くのかと尋ねます。
バスは発車するとすぐに長ーいトンネルを進みます。そこを抜けると下北山村、奈良交通の下桑原バス停が見えてきます。人家はまばら。結構なスピードで道なりに進みます。

一部には狭隘路も。
カーブが続いた道を進むと奈良交通の車庫が見えてきました。そこで降ろされます。車庫といってもリエッセが一台だけ。村営バスはそこで方向転換するわけでもなく走り去って行きました。ここでしばらく接続待ちです。

池原-Ikehara-(奈良県下北山村)
ここはかつて奈良交通北山営業所が設置されていました。北山峡特急はここで休憩を行っていたようです。残った待合室がかつての栄華を伝えています。向かいには食堂の廃墟、往年には営業所のドライバーや接続待ちのお客様が利用したのでしょう。少し歩くとキャンプ場がありました。

接続時間約20分で停車していた奈良交通のバスに乗り込みます。湯盛温泉杉の湯行きです。運転席後ろのファイルには「北山線河合泊り」とあります。河合は池原から杉の湯方面へ少し走ったところ。運転手さん、お疲れ様です…。

さてバスはダム湖に沿った道をひた走ります。人家は全くありません。そもそも北山峡特急は沿線の集落がダムの底に沈んで役目を終えた路線です。奈良交通さんの言う通り、このまま利用が少ないようでは路線廃止もそう遠くはなさそうです。

宿直所のある河合を通過します。最盛期には新宮からの区間便が折り返していました。そして大台ヶ原からの路線が合流し、狭隘路に突入します。

ここが柏木の集落です。中心停留所の柏木はかつては柏木営業所として八木方面からの区間便が折り返しました。
続きます。
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追記:平成27年10月1日、熊野線は大淀バスセンター~池原~下桑原間で廃止になりました。代替交通として同区間にR169ゆうゆうバスが開業し、奈良交通が引き続き運行しています。
2.下北山村村営バス
七色(14時00分)→池原(14時30分)

七色からは下北山村村営バスです。ドアを開けて待っていたマイクロバスは北山村のバス。おかしいな、と思って聞いてみると池原にはいかないようです。北山村のバスが出てしまってからトヨタコースターのマイクロバスでやってきました。下調べではハイエースと聞いていたから意外に大きいなという印象です。利用者は自分だけ。運賃は無料でもちろん車内放送はないです。運転手さんに行き先を聞かれる前に池原まで行くのかと尋ねます。
バスは発車するとすぐに長ーいトンネルを進みます。そこを抜けると下北山村、奈良交通の下桑原バス停が見えてきます。人家はまばら。結構なスピードで道なりに進みます。

一部には狭隘路も。
カーブが続いた道を進むと奈良交通の車庫が見えてきました。そこで降ろされます。車庫といってもリエッセが一台だけ。村営バスはそこで方向転換するわけでもなく走り去って行きました。ここでしばらく接続待ちです。


池原-Ikehara-(奈良県下北山村)
ここはかつて奈良交通北山営業所が設置されていました。北山峡特急はここで休憩を行っていたようです。残った待合室がかつての栄華を伝えています。向かいには食堂の廃墟、往年には営業所のドライバーや接続待ちのお客様が利用したのでしょう。少し歩くとキャンプ場がありました。


接続時間約20分で停車していた奈良交通のバスに乗り込みます。湯盛温泉杉の湯行きです。運転席後ろのファイルには「北山線河合泊り」とあります。河合は池原から杉の湯方面へ少し走ったところ。運転手さん、お疲れ様です…。

さてバスはダム湖に沿った道をひた走ります。人家は全くありません。そもそも北山峡特急は沿線の集落がダムの底に沈んで役目を終えた路線です。奈良交通さんの言う通り、このまま利用が少ないようでは路線廃止もそう遠くはなさそうです。


宿直所のある河合を通過します。最盛期には新宮からの区間便が折り返していました。そして大台ヶ原からの路線が合流し、狭隘路に突入します。


ここが柏木の集落です。中心停留所の柏木はかつては柏木営業所として八木方面からの区間便が折り返しました。
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