県や周辺自治体との協議の結果、奈良交通が県中南部路線の大規模整理を発表しました。前回乗車した五條西吉野線は末端区間を除いてまるごと統合消滅となったわけですが、今回の整理で最後の減便が行われた路線があります。それが今回巡った熊野線なんですね。最後の減便とはどういう意味かと言いますと、熊野線の末端区間は現在湯盛温泉杉の湯~下桑原が一往復、杉の湯から途中の池原折り返しが一往復あるのですが、後者の廃止が発表されたのです。これで残すのは下桑原発着の一往復のみなんですが下りが夕方杉の湯を出て、上りが早朝に下桑原を出るという地元利用以外不可能なダイヤなのです。そしてその下桑原発着消滅も時間の問題だろうと思われます。
かつて熊野線といえば現存する十津川特急と並ぶ第二の八木新宮線である北山峡特急を擁していた奈良交通を代表する長距離路線でした。北山峡特急は近鉄の大和八木駅から大淀、池原、下桑原、大桃、熊野市駅を経由して紀勢線新宮駅まで達していました。
追記:平成27年10月1日、熊野線は大淀バスセンター~池原~下桑原間で廃止になりました。代替交通として同区間にR169ゆうゆうバスが開業し、奈良交通が引き続き運行しています。

今回のスタート地点は紀勢本線の熊野市駅です。路線自体は新宮駅を起点としていましたが現在でも熊野市駅~新宮駅間は三重交通の路線が毎時運転されています。ここから乗る清流・那智黒石の里線は三重交通の廃止路線の代替バス。熊野線のルートではありませんが下北山村へ向かう唯一の路線となっています。
1.熊野市営バス(三重交通委託)
清流・那智黒石の里線
三重200か1148
記念通り(熊野市駅至近)→尾川(600円)
13時16分~14時00分

始発の新町から無人でやってきましたが市街地でそれなりの乗車がありました。市街地を抜けるとだんだん道幅が狭くなってきます。

井戸川に沿って山道を登ります。かなり急な坂です。

道幅は非常に狭いですが工事用の大型車両が多数走っています。道は一般車との行き違いですら一筋縄ではいきません。でも急坂でのバックも地元の方ならお手の物。大きな遅れにはなりませんでした。


長いトンネルを抜けると濃霧でした。前が見えません。道も狭いままですがそのままのスピードで走ります。怖いけれど運転手さんの勘を信じるしかありません。


神々しいですね・・・

この道は・・・

ダムの上を渡ると壁がごつごつのままのトンネルを通過します。この辺りに限らず自然が厳しいですね。

まもなく北山地区のハブ、七色に到着。車内のお客さんは一人だけになっていました。

続きます。
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かつて熊野線といえば現存する十津川特急と並ぶ第二の八木新宮線である北山峡特急を擁していた奈良交通を代表する長距離路線でした。北山峡特急は近鉄の大和八木駅から大淀、池原、下桑原、大桃、熊野市駅を経由して紀勢線新宮駅まで達していました。
追記:平成27年10月1日、熊野線は大淀バスセンター~池原~下桑原間で廃止になりました。代替交通として同区間にR169ゆうゆうバスが開業し、奈良交通が引き続き運行しています。


今回のスタート地点は紀勢本線の熊野市駅です。路線自体は新宮駅を起点としていましたが現在でも熊野市駅~新宮駅間は三重交通の路線が毎時運転されています。ここから乗る清流・那智黒石の里線は三重交通の廃止路線の代替バス。熊野線のルートではありませんが下北山村へ向かう唯一の路線となっています。
1.熊野市営バス(三重交通委託)
清流・那智黒石の里線
三重200か1148
記念通り(熊野市駅至近)→尾川(600円)
13時16分~14時00分

始発の新町から無人でやってきましたが市街地でそれなりの乗車がありました。市街地を抜けるとだんだん道幅が狭くなってきます。

井戸川に沿って山道を登ります。かなり急な坂です。

道幅は非常に狭いですが工事用の大型車両が多数走っています。道は一般車との行き違いですら一筋縄ではいきません。でも急坂でのバックも地元の方ならお手の物。大きな遅れにはなりませんでした。


長いトンネルを抜けると濃霧でした。前が見えません。道も狭いままですがそのままのスピードで走ります。怖いけれど運転手さんの勘を信じるしかありません。


神々しいですね・・・

この道は・・・

ダムの上を渡ると壁がごつごつのままのトンネルを通過します。この辺りに限らず自然が厳しいですね。

まもなく北山地区のハブ、七色に到着。車内のお客さんは一人だけになっていました。

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