2015年7月25日(土)

久々の青森入りはJRバス東北のラフォーレ号。従来の夜行バスより足元が広いのかな、久々の夜行バスにしては快適だった。トイレ前の席だからリクライニングし放題だし、カーテンがあるのもよかった。
そこから青い森鉄道とJR大湊線の乗り継ぎだ。しかし青い森鉄道に乗ってると整理券発券機の故障で10分遅れてしまった。野辺地で接続する快速しもきたは待ってくれたものの、下北駅にはバスの出発時刻と同じ11時10分の到着、大急ぎの乗り継ぎとなってしまった。


前回の旅

70.下北交通
佐井線
むつBT/大畑駅経由佐井車庫行
青森22か982
下北駅→フェリー乗場前(2050円)
11時10分~13時08分


大湊線が遅れたものの、接続待ちをしてくれていた。恐山行、佐井行ともに10分発。列車を降りた人はみんな猛ダッシュだ。
バスは鉄道連絡の5人ほどを乗せて発車する。むつBTでも5人くらい乗ってきて予想外の乗客数だ。大畑駅までは下北交通鉄道線の廃止代替も担う。橋梁などは沿線にまだ残っていた。40分ほどで大畑駅。ここで小休憩だ。
 
大畑駅-Ohhata station-(青森県むつ市)

この先は海を見ながら北上する。大間高校で高校生の集団が乗ってくる。これまでの利用者はほとんど高齢者だったから少し安心した。大間の大きな集落に入る。大間崎の周辺だけが観光地化されていてマグロのモニュメントが置かれていたりする。集落を越えた先がフェリー乗り場だった。



フェリー乗り場での遅めの昼食は貝焼き定食。下北地方の郷土料理で大粒のホタテや海老、イカが入る。


71.津軽海峡フェリー
大函丸
学生スタンダード2340円
大間港→函館港
14時10分~15時40分


路線バスの旅初の海峡横断だ。大間から七重浜にある函館港へが本州から北海道への最短航路となる。今回利用した雑魚寝の他に座席や個室がある。フェリー乗り場、そして船内がとても綺麗で驚きだ。所要時間は90分、横になってウトウトしているうちに着いてしまった。


72.函館バス(日吉)
ガス会社前経由日吉営業所前行
函館200か79
フェリー前→五稜郭(240円)
16時08分~16時30分


徒歩の人は全員函館帝産バスのシャトルバスに乗っていってしまった。純粋な路線バスに拘りたいので自分は函館バスを使おう。
ガス会社前での乗り換えもできるが街中の五稜郭で乗り継ごう。


73.函館バス(函館)
151函館バスセンター行
函館200か722
五稜郭→函館駅前(240円)
16時35分~16時51分


適当に来たバスに乗る。ここから駅まではずっと市電に沿って走るから乗降はなかった。道は空いてて函館駅までさほどかからなかった。






市電で谷地頭温泉で入浴後、夕食は大門横丁の龍鳳で函館ラーメンをいただきました。
塩ラーメンってこんなにおいしかったっけと・・・


明日の旅



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前回

追記:平成27年10月1日、熊野線は大淀バスセンター~池原~下桑原間で廃止になりました。代替交通として同区間にR169ゆうゆうバスが開業し、奈良交通が引き続き運行しています。



2.下北山村村営バス
七色(14時00分)→池原(14時30分)

七色からは下北山村村営バスです。ドアを開けて待っていたマイクロバスは北山村のバス。おかしいな、と思って聞いてみると池原にはいかないようです。北山村のバスが出てしまってからトヨタコースターのマイクロバスでやってきました。下調べではハイエースと聞いていたから意外に大きいなという印象です。利用者は自分だけ。運賃は無料でもちろん車内放送はないです。運転手さんに行き先を聞かれる前に池原まで行くのかと尋ねます。
バスは発車するとすぐに長ーいトンネルを進みます。そこを抜けると下北山村、奈良交通の下桑原バス停が見えてきます。人家はまばら。結構なスピードで道なりに進みます。

一部には狭隘路も。
カーブが続いた道を進むと奈良交通の車庫が見えてきました。そこで降ろされます。車庫といってもリエッセが一台だけ。村営バスはそこで方向転換するわけでもなく走り去って行きました。ここでしばらく接続待ちです。

池原-Ikehara-(奈良県下北山村)
ここはかつて奈良交通北山営業所が設置されていました。北山峡特急はここで休憩を行っていたようです。残った待合室がかつての栄華を伝えています。向かいには食堂の廃墟、往年には営業所のドライバーや接続待ちのお客様が利用したのでしょう。少し歩くとキャンプ場がありました。
 


接続時間約20分で停車していた奈良交通のバスに乗り込みます。湯盛温泉杉の湯行きです。運転席後ろのファイルには「北山線河合泊り」とあります。河合は池原から杉の湯方面へ少し走ったところ。運転手さん、お疲れ様です…。


さてバスはダム湖に沿った道をひた走ります。人家は全くありません。そもそも北山峡特急は沿線の集落がダムの底に沈んで役目を終えた路線です。奈良交通さんの言う通り、このまま利用が少ないようでは路線廃止もそう遠くはなさそうです。
 
宿直所のある河合を通過します。最盛期には新宮からの区間便が折り返していました。そして大台ヶ原からの路線が合流し、狭隘路に突入します。
 
ここが柏木の集落です。中心停留所の柏木はかつては柏木営業所として八木方面からの区間便が折り返しました。

続きます。


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前回はこちらから

2014年12月30日(火)
年末につき、全線休日ダイヤ。


142.サンデン交通(小月)
長府扇町工業団地行
下関230あ5120
下関駅→唐戸(220円)
6時55分~7時02分


今日はまず朝食を食べに唐戸市場へ向かう。冬至が過ぎたばかりの下関は7時前といえどまだ暗い。乗客は自分だけ、道も空いててすぐだった。

 
唐戸市場の食堂でふぐの朝食・・・のつもりが大行列。仕方なく市場で刺身を買って関門峡の見えるベンチでいただいた。ぷりぷりしてて非常に美味しかった。このボリュームでなんと1000円だ。


143.サンデン交通(小月)
(準急)青海島・大泊行
下関230あ5043
唐戸→御裳川(190円)
8時14分~8時18分


長門市を越えて青海島までいく長距離路線だ。準急とあって下関市内で通過運転をするようで御裳川までは一駅だった。みもすそ川と読む。




 
ここ、関門トンネル人道は徒歩と自転車が通行することのできる道で国道2号線の歩道として機能している。全長150mほどで15分もあれば歩き切ることができる。通行量も多くてジョギングで往復している人もいた。夏なんかは特にいいだろう。


144.西鉄バス北九州(門司)
和布刈行
北九州200か13
関門トンネル人道口→和布刈(190円)
8時37分~8時39分


ここから直方行きのバスまで北九州市内のフリーパスを買う。均一720円だから乗る便の折り返し前の便で和布刈に行こう。



和布刈-Mekari-(北九州市門司区)
関門峡を望む公園があって関門トンネル開業時の電気機関車が保存されていた。


144.西鉄バス北九州(門司)
門司駅経由戸畑渡場行
北九州200か13
和布刈→砂津(380円)
8時52分~9時43分


運転手さんに勧めらめて甲宗八幡神社をパシャリ。なんでも歴史上実在が確実視される最古の天皇、応神天皇を祀っている神社でレトロ門司の観光スポットのひとつだ。

バスはラッシュ終わりの道を西へ。砂津に着く頃には満席になっていた。


砂津(チャチャタウン前)-Sunatsu(Cha Cha Town)-(北九州市小倉北区)


45.西鉄バス北九州(八幡)
1七条経由西鉄黒崎バスセンター行
北九州200か302
砂津~西鉄黒崎バスセンター(380円)
9時53分~10時42分


次のバスは休日でも10分間隔の運行本数を誇る1系統。平日なら特快という種別もある。今回快速、特急、準急と乗って次のが急行だから特快に乗ってみたかったわけだが残念だ。
利用者も多く、利用は偏ってもいなかった。メイン通りばかりを走っている感覚だった。



西鉄黒崎バスセンター-Nishitetsu Kurosaki Bus Center-
路面電車の駅も併設されている。


146.西鉄バス筑豊(筑豊)
(急行)直方駅行
筑豊200か418
西鉄黒崎バスセンター→直方駅(600円)
11時05分~11時51分


黒崎バスセンターの時点で長い行列。ほとんどの席が埋まった。急行だから北九州市内と直方駅周辺では停まらないバス停が多い。幹線道路だけれど渋滞はなかった。直方に着く頃には客は数人になっていた。

 
直方バスセンター-Nogata Bus Center-(福岡県直方市)
駅前のロータリーが整備されてから発着路線が減って閑散としていた。



147.JR九州バス(博多)
直方線
宮田/福丸経由博多駅行
福岡230あ1702
直方駅→博多駅(1300円)
12時30分~14時16分


バスは実践教習中。教官が乗っている。さてこの路線がなかなか面白かった。しばらく走ってかつての自動車駅宮田に着く。街中で、小さな駅舎とホームがある、こじんまりとした駅だった。

ここから飯塚方面の支線が伸びている。回転場のある福丸を過ぎると地面の色が変わって脇田温泉の温泉街だ。そこを越えると景色は一変、里山風景になる。

そして最後は峠越えだ。その先が博多方面の折り返し便が出る山の神だった。
街中に入ると渋滞に巻き込まれた。10分以上遅れて博多に到着した。



148.西日本鉄道(宇美)
福岡空港経由四王寺坂行
福岡22か5364
博多バスターミナル→宇美町役場入口(500円)
14時30分~15時21分


次の便から太宰府方面への乗り継ぎはぎりぎり。太宰府行は本数が少ないから乗り継げなかったら今日は終了だ。
宇美方面は色々な経路があってどれも本数は少なくないけれど、立ち客が出るほどの混雑となった。福岡空港によって左折すると丘のニュータウンのような風景になった。空港の近くに住宅がこれほど開発されていたのか。といった感じ。志免町のような鉄道の通じていない地域を通るからほとんど各停留所で降車客がいる。渋滞にも巻き込まれて結局10分遅れ。今日はここで終了だ。


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