シリーズ7レプリカのインナーサイレンサー(その3) | thAshの雑種な日記

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主な登場人犬/ thAsh: ここの管理人、適当で不真面目で皮肉屋。 天然1号: 妻、平成サザエさん伝説の女、令和も伝説継続中!  フレディー: 長男 2011年5月追加。今の呼び名は2011/09/11の日記参照  天然2号: 愛犬、2015年1月4日没(享年19歳3ヶ月3日)。  

うるさくて中低速トルクの無いシリーズ7レプリカにインナーサイレンサーを入れて問題解決したはずだった。

しかし先月にトレーサーさんたちと出かけたときに感じたのは、ふけ上がりが良くないし、トルクも思ったほど回復してない。

 

あまり理論的でなく感覚的なのだが、どうも抜けが悪すぎるような気もする。

前回作成したインナーサイレンサーは中央の穴あきパイプが内側に折りこまれた爪になっていて、排気干渉するというタイプ。

この爪を少し戻したりしたのだが、もう少し戻して抜けるようにしてもいいかなと思っていた。

 

またそれとは別に既製品を使ってできないかもずっと探していた。
するといい物を見つけたので、それを通販で買ってみた。

 

 

これはたぶん改造4輪用のバッフルで、外径75φ用でバッフルの実際の外径は72㎜なのでちょうどいいはず。

またセンターパイプは32φなので前より抜けがいいし、もちろん中に爪などもない。

あとこのパイプの長さは130㎜あるので、マフラーの曲がりに合わせてカットすればいいかな。

ただこのパイプがパンチングの穴あきでなく直管なので消音材は巻けない。

自分でパイプにいくつか穴をあけてみるか??

 

とりあえずこれをブッコんでみよう(笑)。

考えるよりもやってみて、ダメならまた考えればいいし。

ということで、またセンターパイプからマフラー後部を外して、前の自作のインナーサイレンサーを抜いた。

 

前回作成のインナーサイレンサーは煤で黒くなっている。

たった1か月やそこらだし、数百キロしか乗ってないのにこんなになるんだな。

 


で、なんも考えずに買ったバッフルを突っ込んでみた。

径はギリギリではなくちょっと余裕があるがちょうどいいサイズ。

 

ところがこの状態から取り外せなくなった。

自作のスライドハンマーも端まで届かないし、引っ掛けるところがない。

しかもこのままでは、ミッドパイプに挿し込めないから使えない。

すごい苦労して、長い鉄の棒でこするようにしてようやく外れた。

くだらんことするんじゃなかった・・

 

結局、中央のパイプをカットしなければこの方向でしか使えない。

あ、でもこれいいかも。。

 

 

というのも、これがノーマルの状態。

後端のサイレンサーはパンチングパイプのまわりにステンレスタワシとグラスウールで消音してる。

 

それが今度はこうなるイメージ。

追加したサイレンサーは中央のパイプに絞られるほか、まわりの部分に飛び込んで反射するので打ち消し合うはず。

そしてこのパイプの長さが長いほど抵抗が大きいので、消音効果や排気抵抗になるのでは?

あとこの構成だと2段階に膨張することになる。

 

ではこれで組んで、走ってみよう。

エンジンをかけるとかかりは良くて一発でかかる。

アイドリングからかなり音が抑えられているのがわかるし、耳障りな音が小さくなっている。

 

走り出すとトルクはしっかりあるし、中速でもうるさくない。

そして近所の工場街の直線で少し引っ張ってみたがふけ上がりもよさそう。

 

ただこれって前回の感想と同じ(笑)。

なので実際に峠とかは知ってみないとわからんな~。