どうも、Kです。

KとYで今後を決める会議をしました。

だからって更新頻度は上がらない!

それがKYクオリティ!!


すみません調子乗りました。


では本編をば、、

















「なぁに、それ?」


携帯電話を見つめ立ち止まっていると、

不審に思ったのか、梓が話を振ってくる。


「…いや、別に」


俺は言葉を濁し歩みを再開した。

梓に話をしたって怖がらせるだけだ。

ここは一つ、俺の心の内に留めておこう。


「え~、なんか隠してなぁい?」


梓は疑り深そうに瞳を

覗き込む様に見てきた。

一瞬たじろいだが、


「まぁ、いいから。早く教科書取り行こうぜ」


と言い階段を駆け上がった。

すぐに後ろから「きょーちゃん、待ってよー」

と聞こえてきたので階段途中で立ち止まる。

振り返ると梓は危なっかしそうに

ぴょんぴょん跳ねるように昇ってきた。


「お前なぁ。こけても知らねぇーぞ」


たしなめる様に言ったが、

そんなことも素知らぬ風というように


「その時は、受け止めてね」


と笑いながら冗談まで言い、

俺の横まで駆け上がってくる。


「俺の方が上に居たら無理だろ」


悪態を吐く俺を尻目に

梓は更に二段上に昇る。

二人の目線が同じくらいになった。


「受け止めるって所は否定しないんだね」


「なっ、それは……って、うわっ!」




突然、梓が倒れ掛かってきた。

ふわっと髪が顔にかかる。


冗談…だろ?





「えへへー」


「危ないっつーの」


はぁ、コイツと関わってたら

命が十二個あっても足りないだろうな。

そんな事を考えつつ、

胸に抱く形となった梓を見る。


…か、顔が近い。


のっぴきならねぇ状態とは

まさにこの事だろうか。

心臓がドクンドクンと

脈打つのが聞こえてきそうだ。





ふと、梓の身体が

小さく震えている事に気付いた。


「…梓、どうした?」


そう聞くと、弱々しい声で


「…怖いの」


と囁くように返してきた。


「怖いってなんだよ?」


この最凶の女に怖いモノが

あるとは思ってもみなかった。

俺の問いに答える為に

梓は一度深く息を吸い込み

気持ちを落ち着けたようだ。

そして、


「きょーちゃんのお姉さんに怖い話聞いちゃって」


と言った。

諸悪の根源とも言うべき相手は姉貴だった。

いや、なんというか。口が軽いなぁ。

俺が脳内姉貴に文句をぶつけていると、

梓が口を開いた。


「ねぇ、さっきのケイタイって

 事件ってヤツに関係有るの?」






結局、秘密にはしておけなかった。

どうせ教科書を取ってくれば終わることだし、

話してしまった以上、さっさと事を終えよう。


コイツを、

…梓を巻き込むことは出来ない。








こんばんは、Yです。

数日前、Kと会議を開きました。

行き当たりばったりで書いてはいますが、

一応だいたいの終了話数だけは決めておこうと思って。


では、本編をどうぞ↓↓















居間のドアを開けた俺は

中の光景を目にした途端に、閉めた。

いや、閉めようとした。



「きょーちゃんっ!!」



ボスッ、

という音と共に俺がドアを閉めようとしたのを遮り、

更に食後の鳩尾に素敵な一撃を与えてくれた生物こそが

俺の平和な日常をぶち壊す原因のひとつである

『幼馴染』と称される類の最凶の生命体だ。

コイツが俺の前に現れる時は、いつでも必ず本当に碌なことがない。



「梓、今日はどうしたんだ。俺は今忙し・・・


「あたし明日提出の数Ⅰのノート教室に忘れてきちゃったの

だからさきょーちゃん、一緒に取りにきて!」


お願い、と俺の前で手を合わせる梓。

なんで俺がお前のために夜の学校なんか行かなきゃいけないんだ。


「だいたい、この時間はもう校舎閉まってるだろ」


只今の時刻は午後7時45分。

夜間のないうちの学校が開いてるはずないだろう。

運動部の部室なら兎も角、

確か校舎は7時には閉まっていたはずだ。


「最近先生達が遅くまで残ってるから9時頃まで開いてるんだって」



「一緒に行ってきてあげれば?」



声のした方に視線を移すと、

暢気にお茶を飲みながらみかんを頬張る姉貴がいた。

他に皮が2つ分ほどあるところを見ると、

どうやらこれで3つ目らしい。

さっき夕飯食ったばっかだよなぁ・・・



「なんで俺が・・・


「どうせアンタ達の学校なんて5分で着くでしょ」


確かにちゃりで行けばそのくらいだけどさ。

でもなんで俺が・・・


「ぶちぶち言ってる暇があるならさっさと行って帰ってきなさい!」


こんな夜に女の子1人で行かせるつもりなの?!

と、半ば追い出される形で俺と梓は家を出た。

俺は梓をちゃりの後ろに乗せ、学校へと漕ぎ出す。

全く、なんで俺がこんなことをしなければならないんだ!!








「そーいえばさ」


階段を上っていた俺は、少し上にいた梓に話を振った。

最終下校をとっくに過ぎたこの時間、当然生徒はいないはずなので

俺は明かりをつけなかった。

そのため辺りは薄暗い。


踊り場まで上った梓は、なぁに?と振り返る。


「なんでお前、こんな時間まで学校開いてるって知ってるんだよ」


「なんか理由はわからないんだけどね、最近、

瀬田先生と鈴木先生が夜遅くまで何かやってるんだって」



瀬田と・・・鈴木だって?!

ありふれた苗字だが、この学校の教師に鈴木はうちの担任しかいない。



「お前、それ誰から聞いたんだよ!!」


「ぇ・・・?クラスの子からだけど・・・」



その時、カツン、と何かが俺の足に当たったのを感じた。


「ん?」


俺はその手のひらサイズの四角い物体を拾い上げ、

月明かりに照らした。


メタリックブルーの携帯電話。

みかんのストラップのついたそれは、

俺が数時間前まで一緒にいたアイツのものだった。



「杉崎の携帯・・・」



どうして・・・こんな所に・・・



どうも、Kです。

行き当たりばったりで書いてるから

この先どうなるのか本人にも分からない。

これって意外と怖いのよ。


では、本編を、、














部屋のドアを開けると、

机の上に放置していた携帯電話が

メールを受信していることに気が付いた。

手に取って見ると『杉崎』と表示されている。


「アイツも何か分かったのかな?」


そんな事を呟きながら、

携帯電話を開き受信箱を確認する。

そのメールには一言、



『やばい』



とだけ映っていた。

やばい、とは何がだろうか。

とりあえず、事情を聞こうと、

俺は杉崎に電話をすることにした。



トゥルルルル…トゥルルルル…


「現在、電波の届かない所にいます。」



なんだって?

もう8時になるってのに家に居ないのか?

しかし、杉崎は塾やら予備校やらには

通っていないハズだ。

不審に思い杉崎の家に直接電話をする。



トゥルルルル…トゥルルルル…


ガチャ…

「はい、杉崎ですけどぉ」


今度はちょんと出たようだ。


「えーと、高嶺です。

杉崎……幸一君いますか?」


学校では苗字で呼び合っていたので

下の名前が一瞬出てこなかった。

危ない危ない。


「幸一ねぇ。どっか行っちゃったのよぅ。ごめんねぇ」


「そうですか。分かりました」


そう言って電話を切りながら、

椅子に腰掛け溜息を一つ吐く。



冷静になれ。考えるんだ。


親にも行き先を告げずに

何処かへ出かけた杉崎。

そして、

俺に送られた『やばい』という

一言のみのメール。




…ダメだ。なにがあったか全然分からん。

だいたい、情報が少なすぎる。こんなので解決に導けるのは、身体は子供で頭脳は大人の名探偵くらいだろう。


ひとまず、居間に戻ろう。

自室は寒すぎる。手足が氷のようだ。

ホットミルクでも飲んで身体を温めよう。



そうして、俺は居間へと降りていった。