知っておけば役立つ給湯器のこと

 


■エコキュートを選ぶ? それとも

電気でお湯を沸かして貯めておく、エコキュートについて
基礎編 注意-1編 注意-2編 と3回に分けてお話してきました。

今使っている給湯器がガスなのであれば、ガス代を節約しながら
省エネ効果のある新しくエコジョーズに切り替えても、見た目や
機能は、ほぼ変わりませんが、ガスから電気への切り替えになると、
システム自体が全く違います。

なので、知っておいてほしいデメリットを中心に説明をしてきました。
※デメリットというよりも弱点という表現が適しているかも

このデメリットを知った上で、上手にエコキュートを使いこなせれば
省エネ効果と節約メリットを実感できるはずです。

エコキュートの出荷台数が800万台を超えている現在、そのメリットを
知って、新しい給湯器を検討してみましょう。

1:お湯を作るためのコストが安くなる
 
 エコキュート最大のメリットが光熱費節約です。
 電力会社のエリアによる違いや、各家庭のライフスタイルの違いに
 よりますが、エコキュートによって光熱費が最大で約3分の1までに。
 
 実際にどのくらい光熱費が節約できるかは、簡単なシミュレーションを
 下記メーカーが用意していますので、ぜひ確認を。

・日立製作所>>給湯光熱費かんたんシミュレーション

・三菱電機>>給湯光熱費かんたんシミュレーション

 メーカーにこだわらず、概算として省エネ効果を確認するにはおすすめです。

2:断水や停電の際もタンクのお湯が使える

 万が一のことは、あまり検討材料にしないかもしれませんが、エコキュート
 ならではのメリットがこれ。
 沸かしたお湯をタンクに貯めておくシステムのため、このタンクにお湯が残って
 いれば、非常用の水として活用が可能です。
 断水や停電になるとガス給湯器は、それぞれの復旧を待たなければいけませんが、
 エコキュートなら災害時に必要な水をある程度確保でき、安心です。

3:電気を使う=火を使わない

 ガスに火を着け、その熱をお水に伝えてお湯が沸いてくるシステムがガス給湯器。
 当たり前のことなのですが、ガスを使うことをデメリットとして考えてみます。

 そもそもガス自体の取扱いは電気よりも注意が必要です。
 普段何気なく使っていてもやはりガスを燃やして火を起こすので、火災リスクは
 ゼロではありません。
 また、ガス漏れの危険性や不完全燃焼による一酸化炭素中毒の不安も。

 その点、エコキュートは、ガスを使いません。厳密にいうとお湯を沸かす熱を
 得るために冷媒にガスを使っていますが、それは、二酸化炭素。
 人体に影響がなく燃えることはありません。
 
 火を使わない安心感はエコキュートならではです。

4:太陽光発電との連携を知っておく

 太陽光発電を導入している一部のご家庭に限られたことになるかもしれませんが、
 意外と知られていないポイントです。
 太陽光発電では、今までは昼間に余った電気を売ることで、電気代を節約する
 ことが一般的でした。
 しかし、販売単価は下がり、電気代は値上げの流れになっている現在は、余った
 電気をエコキュートに使って、電気をできるだけ買わないという選択が賢い
 方向になってきています。
 エコキュートの各メーカーも太陽光発電との連携メリットが活用できるような
 仕組みを取り入れた機種に力を入れてきています。


エコキュートは、初期導入の費用がやや高額になりますが、給湯器の寿命約10年

として考えた場合の節約メリットは検討の価値があると思います。
また、一部の費用については、各種条件によりますが補助金制度が活用できる場合が
ありますので、業社と相談してみることが大切です。

同時に電気料金の契約の見直しや、お湯の使い方、電気の使い方を含めて

今のライフスタイルを考えるきっかけとしてもいいのかもしれません。
 

 

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