知っておけば役立つ給湯器のこと

 


 

■エコはエコでもエコキュートって?

この前までのブログでお話をしてきたのはエコジョーズのこと。
エコジョーズは省エネ効果が高いガスを燃料としてお湯を沸かす
「潜熱回収型ガス給湯器」。

今回からはお湯を電気の力で沸かすエコキュートのお話を。

この名称は、エコロジーのエコと
給湯>>きゅうとう>>キュウトウ>>キュート のキュートを
組み合わせて出来上がったもの。


「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」についた親しみやすい愛称になりますが、
エコジョーズのように業界統一のロゴはありません。(ちょっと残念…)

さて、初登場したのは2001年4月にエアコンメーカーで有名なコロナが
家庭用として販売をスタート。
翌2002年には 第12回省エネ大賞 経済産業大臣賞 を受賞して
そのシェアを伸ばしてきました。時代的にもオール電化が省エネに
つながるという流れも手伝ったと思います。

エコジョーズと同じように世に生まれてまだ約20年ですが、
2020年には出荷台数が700万台を突破した後、2022年には800万台までに。

では、ここからエコキュートの仕組みをお話します。

ガスの場合は、単純にガスの火を使ってお湯を沸かすので、
わかりやすいのですが、このエコキュートは化学でお湯を沸かすのです。

では、この化学の仕組みをできるだけわかりやすく。

自転車のタイヤに空気入れで空気を入れるとバルブ部分などに熱を
感じたことはありませんか?
これは、気体が圧力をかけると温度が上がる性質を持っているからです。
逆に圧力を下げれば、温度は下がります。(ちなみに液体も同様です)

簡単に説明すると高い圧力を気体にかければ、お湯を沸かせるくらいの
パワーが得られるのです。これがエコキュートがお湯を作るために

組み込まれているヒートポンプという部分の役割。

そして、エコキュートで使われている気体は、空気中にも存在する
CO2(二酸化炭素)なのです。エアコンや冷蔵庫に使われ、温暖化の要因とも
いわれているフロンなどは使われていません。
このことからも地球にやさしいシステムだということがおわかりになるかと。

ヒートポンプの仕組みを動かすために必要な電気エネルギーを1として
取り出せる熱エネルギーは、3~5になります。
電気エネルギーと熱エネルギーを単純に数字で見ただけですが、効率の
良さは、理解できるかと思います。
ですので、国でもエコキュートがCO2削減に役立つとして補助金制度を
設定しています。(補助金制度の詳細は今回割愛します)

さて、このブログの本題は、リフォームについてなので、次回は
エコキュートを検討する際のポイントを。

 

 

 

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