知っておけば役立つ給湯器のこと
■エコキュートで注意することの1回目
ガスの省エネ給湯器 エコジョーズ で注意点をまとめましたが
同じようにエコキュートでも、覚えておいてほしい注意点を。
エコキュートを選ぶ場合、リフォームよりも新築時のタイミングが
多いのですが、今回のブログでは、ガス給湯器から電気のエコキュート
に交換することをある程度前提に進めていきます。
また、知っておくことも多いので2回にかけてお話をします。
1:エコキュートは設置スペースが必要に
ガス給湯器と違って、エコキュートは沸かしたお湯をタンクに
貯めておく必要があります。またエアコンの室外機に似たユニット
もあるため、ある程度の広さが必要になってきます。
ガス給湯器であれば、狭いすき間での壁掛けスタイルも可能ですが、
エコキュートでは、このような設置ができません。
設置場所を優先して、小さなタンクを選んでしまうと、お湯が
足りなくなくなることが考えられます。
2:ガス給湯器よりも初期費用が高め
ガス給湯器を設置する場合は、施工費含めて6万から15万円程度が
相場となりますが、エコキュートの場合は、本体自体が15万円以上
になり、プラス施工費がスタートラインになります。
また、施工に関しては、電気工事や設置用の土台を整備の必要が
あると、ここにコストが発生します。
初期費用はガス給湯器よりも高額になりますが、光熱費はガスに比べ
安くなるので、上手に使えば、この初期費用分も、回収できると
思います。
3:お湯のタンク容量をよく見極めて
ガス給湯器は、お湯を貯めず、蛇口をひねったタイミングでガスが
燃えてお湯を作ります。エコキュートの場合は、電気で沸かしたお湯を
タンクに貯めておき、そのタンクからお湯を供給します。
ですので、お湯を貯めていたタンクが空になると、「お湯切れ」と
いって、お湯が出なくなります。
新しいお湯を沸かしてタンクにある程度貯めるまで時間がかかります。
「お湯切れ」を防ぐために、自動沸き増し機能が基本的にはついている
のですが、それでも追いつかなければお湯は出なくなってしまいます。
これを防ぐには、お湯を貯めるタンクの容量を見極めることが大切です。
タンク容量は、370リットルと460リットルがラインアップが多く、
370リットルは3〜5人、460リットルは4〜7人程度と考えられています。
大きなものでは550〜560リットル、小さなものになると185リットル、
300リットルタイプも。
家族構成や一日に使うお湯の量は、普段はあまり気にしていないと
思いますが、エコキュートを選ぶ場合には、重要になります。
タンク容量については、お願いする業社が、お湯の使用状況を聞きながら
最適なものを提案してくれると思いますが、お任せにせず、チェックを
しておくことで後悔なく、快適さを手に入れることができるでしょう。
次回もエコキュートのお話の続きです。
ガス給湯器とは違うことが多いので、しっかりポイントをおさえて
後悔のない快適リフォームを。
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