DC展 スーパーヒーローの誕生 | カ素ブログ

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六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティービューで行われている「DC展 スーパーヒーローの誕生」に行ってきました。

六本木は昨年の森美術館以来ですが、東京シティービューは2017年の「マーベル展」以来です。

 

今展の見所は何と言っても劇中で使用した実物の小道具やコスチュームが多数展示されているという点です。いつものオタ友を誘い出掛けてきました。

 

今展は事前に時間指定で予約をした上での入場になるので、混雑することなくじっくり見れました。

そして入場してすぐの発狂ポイントその1。

 

ダークナイトシリーズの「タンブラー」がいきなり展示されています!!ウソでしょと!!

 

とは言っても実寸のレプリカなんですが、これが非常に出来がいい。迫力がスゴイ。

タイヤは前後輪とも実在するメーカーのゴムタイヤを履いています。

 

細かく分割された外装も一枚一枚再現されています。ステルス感がカッコいい。

 

サス周りのフレームや配線なんかも細かく再現(?)されています。

バックスタイルのえげつなさが堪りません。

 

唯一実車じゃない感のあるコクピット。かなり簡素なんですが、妙に走りそうな感じもある。

タイヤに走行したような汚れがある事から想像するに、レプリカとは言え輸送の事も鑑みてある程度走らせる事が出来るのではないかと推察。ただし、森ビルの52階までどうやって上げたのかはナゾ。

 

まだDC展の最初の展示物ですが、大興奮して全然ここから先に進めません。20分近くいたかも。

 

断腸の思いで先へ進みます。DCコミックの歴史を辿っていく形で順路を進んで行きます。

 

ということで最初はスーパーマンです。左側と中央はクリストファー・リーヴが初期三部作で着用したスーツ。スーパーマンのスーツは201720182019のコミコンで見たものと同じスーツと思われます。

右は「スーパーマン リターンズ」でブランドン・ラウスが着用したスーツ。これは初見でした。

 

 

「マン・オブ・スティール」でヘンリー・カヴィルが着用したスーツ。色味がかなり暗くなりスーツの質感もリターンズから更に進化したモノになっている事が確認できます。個人的には”赤パン”じゃないところがポイント高いです。

 

 

「ダークナイト ライジング」のラストで登場するバットマン銅像。なんとも言えない存在感と威厳、恐怖感さえ感じます。秀逸なデザイン。

ここからバットマンシリーズの展示が続きます。私的大発狂ポイントです。

 

ここは正直自分の目を疑いました。すごいのが展示されてるんですけど…。

 

 

左は「バットマン」でジャック・ニコルソンが着用したジョーカーの衣装。2019年のコミコンで見たヤツかなと思ったらシャツの色とベストの有無が違いました。マネキンの顔がコワいよ。

右は1960年代のTVシリーズで登場したリドラーの衣装。保存状態良すぎ。ホントに当時のか?

 

 

「バットマン リターンズ」ダニー・デヴィートのペンギン衣装と手下のペンギンのプロップ。

ダニー・デヴィートのマネキンも展示用に似せて作った物でしょうか?似てるかは微妙ですが。

手下ペンギンは劇中で沢山出てくるペンギンのうちの1体でしょう。コウテイペンギンですね。

 

 

発狂ポイントです。マイケル・キートンが着用したバットスーツ!本物です!!

最初マネキンの顔がある事もあって立像かと思いましたが、スーツ自体は劇中着用の実物でした。
生きてるうちにこれが見れると思っていなかったのでかなり興奮しました。

 

 

スーツのゴム質な感じとレザーの重そうなマント。部分的に傷みも見られるので当時の物でしょう。

個人的にはこのスーツがバットマンを好きになった根源なので妙な感慨があります。

フラッシュの単独映画でマイケル・キートンのバットマンが復活するらしいのでそれがこのデザインのスーツになるのか、また新しくなるのか。非常に気になるところです。

 

バットマンの見据える先に横たわるキャットウーマンの衣装。こちらも「バットマン リターンズ」でミシェル・ファイファーが着用した実物です。細っそい。合皮とラバーのハイブリッドな感じの質感です。

 

「バットマン フォーエバー」に登場するバットウィングのプロップ。ティム・バートン版のバットウィングも好きですが、このデザインも尖っててなかなか好きです。

 

 

そして同じ「バットマン フォーエバー」でヴァル・キルマーが着用したバットスーツ。劇中後半に出てくる「ソナースーツ」と呼ばれるヴァージョンです。このスーツもかなり好き。

個人的にヴァル・キルマーのバットマンが好きなので、このスーツが見れたのも非常に感激しました。

がしかし、展示ケースがなんか蚊帳みたいなので覆われてて写真が撮り辛い。なにこれ?

 

蚊帳みたいなのにちょっとプンスカしつつもその先にまた大興奮。血圧上がるからやめて。

 

 

「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」に登場、アーノルド・シュワルツェネッガーが着用したMr.フリーズのスーツ。ちゃんと電飾を発光させてくれているのが心憎い演出。

 

 

「バットマン フォーエバー」登場のリドラーとトゥーフェイスの衣装。リドラーの衣装の斬新さが何とも言えません。すごいね。

 

ダークナイトトリロジーのコーナーもまた大興奮ものです。

 

 

「バットマン ビギンズ」と「ダークナイト」に登場する初期バットスーツ。

トリロジー後半の改良スーツはコミコンで何度か見てますがこちらは所見だったのでかなり興奮しました。

 

ベルトは後期スーツと同じモノなのをこの展示を見て初めて気付きました。

 

 

で、こちらは東京コミコンで三年連続で見た後期スーツ。今回で四回目ですが何度見てもカッコいい。

ずっと見てられますホント。

 

 

「ダークナイト」版ジョーカーと「ライジング」のベインの衣装。

ヒース・レジャーの衣装はジャック・ニコルソンのに比べるとかなりシックで大人しめなデザインになってるのに改めて気づきます。

 

そしてまさかの「バットマン&ロビン」の三人。これを今見れるとは微塵も思ってませんでした。

 

 

ジョージ・クルーニー着用のバットスーツ。色味的には全身真っ黒でけっこう好き。

当時物議を醸した乳首も私はあまり気になりません。

 

 

「フォーエバー」版に比べるとかなりカッコいいデザインになったロビンのスーツ。

劇中の活躍はイマイチでしたが。

 

 

アリシア・シルバーストーン着用のバットガールスーツ。バットマン、ロビンに比べると案外簡素なデザインです。マスクしてたっけ?て思ったら乗り物乗った時だけ被ってたそういえば。

 

「ダークナイト」で使用されたクラウンマスク群。銀行強盗の一団てこんなにいたっけ?

 

ヒース・レジャーが着用したマスク。多分2016年のバットマン展でも展示されてたと思います。

 

「ダークナイト」展示の裏側に回るとバットポッドが。

 

2019年のコミコンでも見たバットポッド。かと思ったらこちらは撮影で使用された実車!

 

各部の傷み具合からも実車であることが分かります。これも驚いた。

 

「バットマンvsスーパーマン」のコーナー。ちょっとやな予感…。

 

 

バットマンのスーツ2種。これまでのスーツに比べるとかなりゴツい。こっちも蚊帳で写真が撮り辛い…。アーマードバットマンは蚊帳の効果で光る眼にクロスフィルターかかっちゃって迫力増してますが。

 

ホアキン・フェニックス着用「ジョーカー」の衣装。色味的には派手ですがデザイン自体はそこまで奇抜じゃないのはヒース・レジャーの衣装と共通する部分かな。両作品とも話しが重いしね。

 

 

左のハーレクインは「スーサイド・スクアッド」と単独映画「華麗なる覚醒」の衣装2種。

「スーサイド・スクアッド」の方は2016年のバットマン展でも展示されてました(マネキンの表情がクセ強くて憶えてた)。

右は今夏公開の「スーサイド・スクアッド」の新作に登場するブラッドスポートとピースメイカーの衣装。

 

ブラッドスポートのヘルメットはエイリアンになっててカッコいい。

ピースメイカーさんは… 何とも言えません。

 

最後はコーナーは「ワンダーウーマン」。青いヒトはなんだろう?

 

 

1970年代に放送されたテレビシリーズでリンダ・カーターが着用した衣装2種。

当時のワンダーウーマン衣装はこんなに露出度高いのかと驚く。右の青い衣装は「ウェットスーツ」と言うコスチューム。こんなコスチュームもあるんですね。このイメージが全く無いけど。

 

そんなこんなで非常に濃い、かなりコッテリめの内容だったDC展でした。2019年のコミコンの記事で「歴代バットスーツの勢揃いが見たい」的な事を書いてましたが、限りなくそれに近い展示内容で個人的にはずっと興奮状態でした。一緒にいたオタ友が引くくらいには興奮してましたね。

バットマン好きは必見のイベントだと断言できます。

 

もう一回行きたいくらいなんですが、ちょっと東京の現状がね…。難しいかな。早めに行っててよかった。

一応会期は9月5日まであるので、ワンチャン終了ギリギリくらいに行けるといいな。

 

 

 

 

 

※因みに、今展はデジカメ等はNGです。携帯、スマホ、タブレットのカメラのみOKです。