君に逢いたくなったら…⑰
「どうしたの?」
「また…会えるかな」
って聞いたら、怒って車に乗って。
…そのまま帰っちゃうかと思ったのに、車はなかなか動かなかった。
ユノがさっき僕に向けた背中は拒絶だけど、僕はこの背中が好き。
…いつも僕よりほんの少し先を歩いていた、広くて男らしいこの背中が…世界で一番好き。
…ずっとずっと、追い続けていたい。
しばらくしたら、やっぱり車のエンジンがかかって…また、怒ったまま別れなきゃいけないのかって思って見送るつもりでいたら、運転席の窓が開いて、ユノが手招きした。
「どうしたの?」
問い掛けにも答えず、黙りこくったまま、開いた窓からユノが僕を見つめている。
「どうした…の?」
「…お前んち、来客用の駐車場って有る?」
「有る…けど」
「やっぱり、ちゃんと家まで送る…乗れよ」
予想外の発言に驚きながら、車に乗る…ユノの近くに少しでもいたかったから、助手席に…。
「…本当は」
ユノはハンドルに手を付いたまま、言葉を綴った。
「もっと、ちゃんと、決着着いてから、迎えに行きたかった」
深いため息の後にユノが続けた。
「ごめんな、ジェジュン」
泣きたくないのに、涙って…なんで出るんだろう…。
「また…会えるかな」
って聞いたら、怒って車に乗って。
…そのまま帰っちゃうかと思ったのに、車はなかなか動かなかった。
ユノがさっき僕に向けた背中は拒絶だけど、僕はこの背中が好き。
…いつも僕よりほんの少し先を歩いていた、広くて男らしいこの背中が…世界で一番好き。
…ずっとずっと、追い続けていたい。
しばらくしたら、やっぱり車のエンジンがかかって…また、怒ったまま別れなきゃいけないのかって思って見送るつもりでいたら、運転席の窓が開いて、ユノが手招きした。
「どうしたの?」
問い掛けにも答えず、黙りこくったまま、開いた窓からユノが僕を見つめている。
「どうした…の?」
「…お前んち、来客用の駐車場って有る?」
「有る…けど」
「やっぱり、ちゃんと家まで送る…乗れよ」
予想外の発言に驚きながら、車に乗る…ユノの近くに少しでもいたかったから、助手席に…。
「…本当は」
ユノはハンドルに手を付いたまま、言葉を綴った。
「もっと、ちゃんと、決着着いてから、迎えに行きたかった」
深いため息の後にユノが続けた。
「ごめんな、ジェジュン」
泣きたくないのに、涙って…なんで出るんだろう…。
【教祖・誕生】
君に逢いたくなったら…⑯
「こんな自分勝手で、頑固で、判りにくくて、めんどくさい奴…」
そう、これは、あの日俺が言われた言葉。
「こんな自分勝手で、頑固で、判りにくくて、めんどくさい奴…大嫌い!」
そう言われて、号泣されて、俺は何にも言えなくなって…それから、今日まで来てる。
だけど…。
…忘れたいほどつらかったのに…諦めたことは、一度もなかったんじゃなかったっけ?
…だけど。
こんなとこで、俺は何を迷っている?
ルームミラーを見ると、ジェジュンは、まだこちらを見ていた。
わざとらしく、車内で触れたジェジュンの手…前みたいに、ずっと繋いでいたい…。
こんなことで俺は何を迷っている?
落ち着くために一つ大きく息を吐いて…俺は窓から手を出すと、ジェジュンに向かって手招きした。
そう、これは、あの日俺が言われた言葉。
「ユノが護りたいものって、結局何だったの?」
「こんな自分勝手で、頑固で、判りにくくて、めんどくさい奴…大嫌い!」
そう言われて、号泣されて、俺は何にも言えなくなって…それから、今日まで来てる。
だけど…。
…忘れたいほどつらかったのに…諦めたことは、一度もなかったんじゃなかったっけ?
このまま、エンジンをかけて、立ち去ることは出来た。
…だけど。
こんなとこで、俺は何を迷っている?
ルームミラーを見ると、ジェジュンは、まだこちらを見ていた。
わざとらしく、車内で触れたジェジュンの手…前みたいに、ずっと繋いでいたい…。
こんなことで俺は何を迷っている?
落ち着くために一つ大きく息を吐いて…俺は窓から手を出すと、ジェジュンに向かって手招きした。





