第39回 上野恩賜公園 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【上野恩賜公園】日本最初の公園で、最大の公園でもある。元は徳川将軍家の墓所や諸侯の私邸があったが、1873年に公園となり、「史跡と文化財の宝庫」と呼ばれる。寛永寺、徳川家霊廟、東照宮、清水堂、西郷隆盛の銅像などがあり、江戸時代と明治時代の建築が木々の間に点在しており、山と水を共に備えて美しい。西郷隆盛の銅像は、特に日本人の尊敬を集めている。


【パンダと花見】日本初の動物園が、1882年に誕生した。日中国交正常化の時、中国が初めてパンダを贈り、それ以来動物園のシンボルとなっている。不忍池の水面の水鳥や、水族館の600種の水生動物の他、動物園内には300種あまりの動物がいて、人気を集めている。1300本あまりの桜の木があって、花見の季節には全国から最も多くの人が集まる花見の名所でもある。「ソメイヨシノ」は、ここで発見されて有名になった。


【美術館と博物館】上野には、多くの美術館や博物館、さらにコンサートホールがある。東京国立博物館(84点の国宝を収蔵)、東京文化会館(ホール)、国立科学博物館、国立西洋美術館(ロダン、モネ、ピカソ、ルーベンスなどの名作がある)、東京都美術館(さまざまな企画展を行う)、下町風俗資料館、上野の森美術館などがあり、「文化の森」と呼ばれている。(姚遠撮影、執筆)












タイトル:「シンボル」
場所:上野動物園正門入口
撮影のポイント:正門売店の「パンダの母子のぬいぐるみ」の棚。しゃがんで撮影した。パンダが画面の三分の二を占めているが、イメージをぼかし、焦点は動物園の名前に当てている。
使用フィルタ:Lofi+彩度(遠くの赤い園名と緑の木々を際立たせる。フレームの装飾効果。)






タイトル:「トレイ」
場所:上野公園不忍池
撮影のポイント:正午に太陽が真上に来た時の直射光を利用して、下から蓮の葉脈と大樹のまだらな影を撮影した。緑の蓮の葉が画面の中心で、周囲の植物が立体感を出している。
使用フィルタ:Nashville+彩度+周囲のぼかし(緑色を一層鮮やかにする。フレームの装飾効果。)












タイトル:「奉納」
場所:上野公園穴稲荷
撮影のポイント:撮影位置がやや高めであるのを利用して、まるで木製の鳥居の上から衆生を俯瞰しているような場面を創り出している。画面の構図を決めたら、通行人が通るのを待ち、たくさん撮影した後で一枚を選んだ。
使用フィルタ:Kelvin+彩度-フレーム(木製の鳥居の赤を強調する。フレームを除去して、情報を増加する。)






タイトル:「父と子」
場所:上野動物園側門附近
撮影のポイント:温かい雰囲気に満ちた瞬間を隠し撮りした。携帯を低く持って、逆光によって父子の髪の質感を強調し、公園のベンチが光線の自然のレフ板になって、顔の細部が生き生きと描かれる。
使用フィルタ:Sutro+彩度+圏外のぼかし(映画の画面のような雰囲気を出す。フレームの装飾効果。)














上野恩賜公園  http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/toubuk/ueno/index_top.html