毎度のことですが、JR東海のCMが素晴らしい。



東海道新幹線の開業60周年を記念して作られたのがこのCM。

 


そのよさは非言語表現にこだわっているところです。
 

 

SNS動画が氾濫する中で、CMもそれに倣って、テロップをベッタリつけることが多いです。
 

 

つまり言語表現ですべてを語ってしまう。


このJR東海のCMでは、ささやかなナレーションをベースに、記録映像や写真などを丁寧に映しだしています。
 

 

そして歴代の発車メロディーを効果的に聴かせています。

 


映像と音声で感覚に訴えて心を動かすまさに映像表現の真骨頂。


私は幼い頃、新幹線に乗って母方の祖母の家に遊びに行くのが楽しみで、このCMはそんな思い出に浸らせてくれるんですね。
 

 

そんな思いを持っている人も多いのでは?

今日は学生の有志の企画で、私の監督作品『宮城野』をみんなで観ました。
 

 

ただ「観る」と言っても、せっかくなら本格的にやりたいとのことで、吉祥寺にある映画会社の試写室を借りました。
 

 

大きなスクリーンがあって、客席のある空間ですから、非日常感と緊張感が味わえます。


上映は113分。
 

 

さすがにみんなとても集中して観てくれました。
 

 

終わってからは近くの居酒屋に移動して、映画を語る会に。
 

 

「あのカットの意味は?」「あのカットの撮り方は?」といったメイキング的な話から、「○○さんのギャラの金額は?」みたいなどろっとした話まで、またとない機会ですから、包み隠さずすべて話しましたよ(笑)
 

 

絶対に他言無用、SNSは当然禁止です!


いつもは講師と学生の関係ですが、今日は監督と観客の関係でしたね。
 

 

講師としてもいい時間でしたし、同時に監督冥利に尽きるひとときでした。
 

 

こんなスペシャルな企画が出来るのはTMSならではと思います。


『宮城野』の予告編はこちら

 

 

Amazonプライムビデオでご覧いただけます。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0D6X5Q452/ref=atv_dp_share_cu_r

4月入学の34期生はドキュメンタリー制作が始まっています。

 

33期生がやったように、NHKの『ドキュメント72時間』風の課題です。

 

 



テーマ:2024年の東京
東京にある「ひとつの現場(店舗、会社など)」にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を計24時間にわたり定点観測する。その現場の「オーナー」と偶然出会った人たちの話に耳を傾け、“2024年”という時代を切り取る。


各グループで取材先の候補を挙げて、交渉に当たっていますが、どこもなかなかOKが出ません。

 

 

最初は意気揚々と向かっていくんですが、ことごとく断られ、みんな心が折れかかっていましたね……
 

 

でも、こんなことでめげてるようじゃこの先やっていけません。
 

 

取材交渉や撮影交渉なんて断られてなんぼのものです。
 

 

今は格好の課題で逃げられるかもしれませんが、近い将来はそれが仕事になりますからね。


そして、よくある学生のスタンスは「返事が来ないんです」
 

 

返事なんて来ませんよ。相手は多忙だし、興味もないことがほとんど
 

 

だから「返事は取りに行く」
 

 

さらに言えば「○○までにお返事をいただければ…」と期限を決めましょう


心が折れるかもしれません。
 

 

でも、今はいっぱいこれを経験して欲しいのです。
 

 

この辛さは絶対にイキます!


悩んでる暇があったら、どんどん足を運ぶのだよ!

 

本日は先週に引き続きAfterEffectsの振り返り授業(2回目)

 

 

2回連続で振り返りを行うのは珍しい(たぶん初めて)

 

 

作業してみてあまり腑に落ちていない様子だったのでダメ押しのもう一回を行いました

 

 

 

 

これだけじっくり解説しながらの授業はとても新鮮でした

 

 

伝えたい内容はアプリケーションの操作法だけでなく実はたくさんあります

 

 

今回は「目線誘導」「ショートカット」「効率化」について話せました

 

 

「ショートカット」と「効率化」で削れた時間は「考える時間」と「自分の時間」にできます

 

 

これが映像のクオリティに直結するのと人生の豊かさを産むと思います

 

 

自分は稼いだ時間は主に家族とゲームに使っています(*^^*)

10月生の卒業式が終わりました

 

それぞれに簡単に今後の抱負など語ってもらいましたが

 

・やりたいことをゆっくり見つけたい
 

・頑張るというよりも情熱に従いたい

 
・もっとやりたいことだけに集中したい
 
みたいな意見もちょぼちょぼあり
 
「多様性を求める」
 
「人と違っていても気にしない」など
 
Z世代的価値観もだいぶ濃くなってきているなと思いました
 
 
 
思いを自由に口に出せるってとてもいいこと!
 
ただ…
 
それって翻って頑固というか「見たくない」「聞きたくない」にもつながってる気もする
 
 
 
やっぱり就職や仕事が目の前に迫ってくると不安やしんどさを感じるし
 
自分でじっくり考えて決めたんならいいんだけど、流されないようにはして欲しいな〜
 
「休んでいいんだよ」なんて言うやつは何の責任もとってくれないからね
 
あとから「なんで止めてくれんかったん…」といっても遅いからさ
 
 
 
講師の言葉に多かったのは
 
・今からも努力を続けよう
 
・苦しむ必要はないけど自分に負荷をかけよう
 
・大変になったらいつでも学校と講師は相談にのるよ
 
・仕事だけでなく自分の作品も作ってみよう
 
・この1年の努力を誇りに思おう
 
 
 
フツーの仕事って面白くないよな、と思って業界に入った講師らも
 
ちゃんと働いていく上では努力も負荷も必要だったと思っているんです
 
働くのってダルい、頑張るのってツラい
 
かつてのみんなが、通った道なんだよ〜
 
 
 
もちろん
 
人の考えを無理に変えさせようとは思わないし
 
「学生の考え方は間違っている」
 
「世の中あまくないぞ」
 
などと年寄りじみたこと言うつもりもない
 
 
 
意見を押し付けはしないけど、意識を変えられたらいいな
 
 
・TMSで過ごして本当に良かった
 
・ほかでは得られない経験をたくさんできた
 
・今後も得たものを活かして生きていきたい
 
 
と言ってくれたことは講師全員の喜びになりましたね
 
まだまだこの先も長い人生です
 
いずれこの1年のことも忘れるかもしれません
 
それでもどこかの根底にはこの1年の経験が生きている
 
きっとそうなる濃い1年だったと信じています
 
 
 
これからも楽しく自分に素直に、かつ真剣に生きていくんだよ〜(´ε` )
 

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やりたいことだから頑張れる。自分を成長させられる。

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