本日はAfterEffectsの振り返り授業です

 

 

今までに教えた基本的な操作を復習しながら映像を制作していきます

 

 

・キーフレーム

 

・グラフエディタ

 

・マスク

 

・プリコンポーズ

 

・親子関係

 

・アルファチャンネル

 

など

 

 

復習をやったとしても忘れます

 

 

触っていないと忘れてしまいます

 

 

1週間でほぼ忘れます

 

 

なので1週間後の授業までに1回も復習しなければ忘れます

 

 

触っていない人はほとんど忘れてます

 

 

自分もそうだし人間の脳とはそういうものです

 

 

 

 

忘れたくなければとにかく触る!

 

 

理由や目的はなんでもいいので触ってれば覚えていきます

 

 

結局身につくかどうかは興味があるか?好きか?やりたいか?です

 

 

少しづつでもいいので触って覚えて楽しんで映像を作っていきましょう!

 


この写真、なかなかいい構図だと思いませんか?
 

 

撮影場所の下見に行ってその報告のために学生が撮った1枚です。


今年の学生には「画角と言うな。構図を決めると言え!」と口を酸っぱくして言っています。
 

 

半年近く言い続けた結果(のはず)、彼らの構図がとてもよくなっていました。




最近は小学生までも、「画角」を口にしていますが、それは間違いです。
 

 

画角はレンズに映っている範囲。レンズやカメラの性能による客観的な要素を言います。
 

 

一方で、「ここを見せよう!」と視界を切り取ること。カメラマンの意図によって決まる主観的な要素を構図と言います。
 

 

ですので、多くの場合は「構図を決める」が正しいのです。




人類はスマホを手にしてから、圧倒的な枚数の写真や動画を撮るようになりました。

 

 

じゃあ上手くなったかというと、そんなことはまったくありません。

 

 

あまりに日常化して、とても雑になっています。

 

 

だってほとんどの写真は撮っただけで見返さないですよね。
 

 

 

 

どうせ撮影するなら明確に意図を持ってシャッターを切りたいですよね。
 

 

その一歩が、画角なんていわずに「構図を決める」と意思表明することです。


ちょっとカッコいいでしょ(笑)

 

Yuki Saito監督はドラマ『アンメット』や『おっさんずラブ』の監督として今や売れっ子

 

 

 

10年くらい前はTMS(当時はUTB映像アカデミー)の講師をしてくれていたこともあり、忙しい中時間を作って来てくれたぞ!

 

 

 

Yukiさんはハリウッドで映像制作を学んだ帰国子女

 

 

でもハリウッドで過ごした日々も決して順風満帆ではなかったそう

 

 

日本人ということで苦労したことも多かったようだけど、様々な縁と行動力と学校の先生たちのお陰で開眼

 

 

日本人であることを武器に、海外で身につけたメソッドを活かし、日本で活動していくことを決めたんだって

 

 

 

 

Yuki Saitoを知るうえで見ておいて欲しい作品といえば

 

 

演出通訳としてハリウッド大作に関わった『Babel』アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督

 

 

TVドラマに関わるきっかけとなった私立恵比寿中学が主演の『甲殻不動戦記ロボサン』

 

 

商業映画デビュー作では川端康成原作の『古都』

 

 

TMSの学生もお手伝いしたYOASOBIの曲が元になった映画『たぶん』

 

などなど、いやもちろん他にも色々あるんだけど、とにかく幅広く対応できる監督なんだなと思いました

 

 

 

 

『アンメット』の現場ではスタッフも出演者も意見を言いやすい環境を考え、出演者の意見を採用して撮影の段取りや本番の流れを変えたこともあるとか

 

 

他にも演出に関わる撮影秘話、俳優さんとのやり取りの醍醐味、今回の作品で挑戦したこと、ドラマにおける監督の役割などについても解説

 

 

そして「これから映像業界を目指すみんながさらにいい環境で仕事ができるように願っているし、自分も最高のチームを作るため努力していく」

 

 

と伝えてくれました

 

 

 

 

受講したみんなはYuki監督のアメリカでの過ごし方やこれまでの経緯と、今のYuki監督の考え方にそれぞれやる気スイッチを押してもらえたみたい

 

 

この日のことを忘れずに、自分はどんな仕事で映画映像に関わっていきたいのか

 

 

ちゃんと考えて努力を、そして「行動」していきましょう〜(´ε` )

 

 

 

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今日の授業ではテストを行いました。
 

 

はい、文字通りのペーパーテストです。
 

 

ただ、学生を評価するのが目的ではなく、4月からやってきたことがどこまで理解されているかを私が把握するのがねらいです。
 

 

学生には月曜日に伝えたんですが、テストと言うだけで雰囲気が引き締まるのって面白いですね。
 

 

それだけ真面目に取り組もうという姿勢はいいことです(笑)





テストの内容は、構図の作り方や撮影現場の役割分担などについてです。
 

 

さらに突っ込んで、以下のような設問もあります。


【構図と画角の違いをそれぞれ説明せよ。】

 

TMSの学生には「動画クリエイター」ではなく、幅広いジャンルで長く活躍できる「映像制作者」になってもらいたいんです。
 

 

なんとなく流行りの用語をこれみよがしに使うのではなく、その用語の起源や正式名称も理解をすることを徹底しています。


この設問の解答例は……


構図:意図をもって視界を切り取ること。撮影者の意図によって決まる主観的な要素(映す)。
 

 

画角:レンズに映っている範囲。レンズやカメラの性能によって決まる客観的な要素(映る)。


です。
 

 

授業では実践を交えて丁寧に教えていたので、この答えは全員出来ていました。


テストの平均点は55。
 

 

65~70点を想定して作ったんですが、ちょっと残念……
 

 

それでもちゃんと取り組んでいたので、一安心をしているところです。


次回からはドキュメンタリー制作に入っていきます。
 

 

気合いを入れていきましょう!

 

本日は上映会の振り返りです

 

 

学生において自分の作品を振り返るのは一番の勉強材料です

 

 

今年の上映会はいい作品が多く褒めるポイントが多かったので気持ちのいい振り返りになりました

 

 

 

 

もちろん改善ポイントも多く、自分からは主に編集についてと、思いつく箇所では演出・構成について話しました

 

 

みんな真剣にアドバイスを聞いていました

 

 

作ったばかりの作品についてだったので実感を伴った理解をしてもらえれば狙い通りです

 

 

もっといい作品を作れるようになりましょう