★24cm版あおりがま口バックの作り方(レシピ)公開。
こんにちは、万莉です。
今回はレシピです。既存の「24cm版ポケットがま口バック」の型紙をベースに、角を丸く曲線にしたバックです。
ポケットがま口バックと区別するために、世間一般で使用されている「あおりがま口バック」の名称をつけました。
要するに、角を丸くしたポケットがま口バックです。
では、スタート。
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ボディ/表布2枚(芯付き)、内布2枚、ポケットパーツ/表布(芯付き)2枚 内布2枚
マチ/表布(芯付き)2枚、内布2枚 底/表布(芯付き)1枚、内布1枚、底板1枚
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①ポケット表布と内布を中表にして、上部を縫い合わせます。
②外表になるようにひっくり返します。
③ポケットをボディ表の上に置いて、縫い付けます。このとき、出来上がり線よりも外側で縫います。
④底の表布にマチ表布を縫い付けます。
⑤ボディ表布に中表の状態で、底+マチを縫い付けます。
(カーブのところに当たるマチの部分には切り込みを入れます)
表布と内布の両方を袋状にしました。
⑥表布だけ外側に表がくるようにひっくり返します。
⑦表袋の底の部分に、両面テープで底板を固定します。
⑧内袋の外側から、表袋をかぶせる。
⑨がま口の袋を重ね、両マチの縫い代を内側に倒して手縫いでまつります。
⑩この部分をまつり縫いします。
⑪開き口の部分を外側からミシンでふさぎます。口金で隠れる部分を縫います。
⑫持ち手を付けます。
⑬ボンドを口金の溝にまんべんなく塗ります。
⑭目打ちや工具を使ってボディを口金にいれます。このとき、口金の奥に布を当てるように深く入れます。
⑮紙ひもを入れます。この時は先の作業と違い一番奥までではなく口金から見えない程度の場所に入れます。
⑯口金の角をペンチを使ってカシメます。(つぶします)内側に手首を倒すようなイメージで力はあまり使いません。
金属は内側だけつぶれていて、外側は変わりません。
⑯口を開けたまま、ボンドが乾くのを待ちます。理由は、ボンドが乾いていない状態で口を閉じると、布が下に引っ張られて金具の浅い位置にずれてくるからです。
ボンドが乾いて口を閉じたら完成です。
Twitterのモーメントにもう少し細かい作業工程を載せています。
こちらもあわせてどうぞ。
参考記事追加しました。
★マチ別布タイプのマチとボディの寸法がうまく合わない人のための邪道な作業手順