「顔はめ看板」の楽しみは佐賀県です。
新鳥栖駅は九州新幹線の開業後に訪問しました。 新幹線改札口と
長崎本線の在来線改札口間の通路に設置されています。
左側は佐賀県のゆるキャラを集まったような「顔はめ看板」で、右側は
サガン鳥栖のキャラクターをデザインした「顔はめ看板」です。
佐賀県の吉野ヶ里町にある国営吉野ヶ里歴史公園内の展示室に設置
されています。 吉野ヶ里遺跡の古代人兵士を模した「顔はめ看板」です。
「駅弁の楽しみ」は茨城県に続き、栃木県を紹介します。
栃木県の宇都宮駅は[駅弁の発祥駅]と言われていて、駅弁の種類も
多い駅となっています。
宇都宮駅の駅弁販売店で購入しました。
日本初の駅弁と言われている駅弁は、握り飯2個とたくあんを竹の皮に
包んだものと言われ、滊車辨當は最初の駅弁を模して握り飯2個を竹の
で包みおかずが入っています。
宇都宮駅の改札内駅弁販売店で購入しました。
八角形の容器にかんぴょうが入った玄米いなり寿司やかんぴょうの天ぷ
ら、日光ゆば巻きと、栃木県の食材がメインの駅弁です。
チナミに、栃木県はかんぴょうの生産が日本一となっています。
宇都宮駅の改札内駅弁販売店で購入しました。
とちぎ霧降高原牛のモモ肉、肩肉、バラ肉を使った牛丼風の駅弁です。
かんぴょう、ゆば、なすなどの栃木県の特産品が添えられています。
宇都宮駅の改札口前の臨時立売場で購入しました。
鶏飯にとりそぼろと鶏肉が乗っている駅弁で、宇都宮駅では古くから販
売されている「とりめし」で、現在でも高い人気のある駅弁です。
栃木県には東北新幹線が通っていますが、駅弁の販売されている駅は
宇都宮駅だけです。 しかし、東武鉄道の東武日光駅や鬼怒川温泉駅
には駅弁がありますので、次回は日光・鬼怒川の駅弁を紹介します。
「日本※※駅」の秘境駅シリーズは根室本線からです。
根室本線の釧路駅~根室駅間は花咲線の愛称で呼ばれ、普通(快速)
列車しか運行されない路線です。 乗降客も少なくキハ54形の1両編成
で運用されていますので、秘境駅も多く見られる路線です。
初田牛駅は花咲線の中間程にある駅で、片面ホームにプレハブ風の待
合室のみの無人駅です。 待合室の駅名標は正面は平仮名、ホーム側
片面ホームですが、元は交換可能な駅だったようで、レールが残されて
駅の周囲は北海道の原野で、周囲は熊笹が広がり、駅の正面は未舗装
の道路と林の木がつらなっています。 駅前を出ても民家などは見えず
待合室にはベンチが設置されているだけです。 駅事務所は物置とな
一部の普通列車も通過する駅なので、停車する列車は1~2時間に1本
程度となっています。
初田牛駅の周囲は原野で、停車する列車も少ないことから、秘境駅ラン
キングでは11位となっています。 花咲線ではエゾシカとの衝突事故など
が多いのでダイヤが乱れることもありますので、駅訪問時には遅れを想
定して準備することをお勧めします。
「顔はめ看板」の楽しみは九州地区を紹介していきます。
今回は福岡県の「顔はめ看板」です。
久留米駅の跨線橋の自由通路内に設置されています。 久留米駅には
九州新幹線も停車する駅として駅舎も新しくなり、自由通路内にはお土
産品や飲食店も入居していまする
「顔はめ看板」のくるっぱは久留米市の公式キャラクターとなっています。
大牟田駅の改札内1番ホームに設置されています。 大牟田駅は福岡県
最南端の駅で、次の駅は熊本県となりますので、くまモンとネコのキャラ
クターとなっていますが、手作り感が強いです。
久大本線の田主丸駅に併設する田主丸観光協会の「河童の資料館」に
設置されています。 田主丸駅に併設する田主丸観光協会の建物は河童
の顔を模ったものとなっています。
筑豊本線と後藤寺線が接続する新飯塚駅の跨線橋に設置されています。
九州新幹線とは少し離れた駅ですが、全線開業で九州が盛り上がったい
た頃の設置です。
「駅弁の楽しみ」は関東地区に入ります。 最初は茨城県の駅弁です。
茨城県は魅力度ランキングが最下位の県となっていますが、駅弁に関
しても魅力度は低く感じています。
茨城県内には南北に伸びる常磐線がありますが、駅弁を販売している
駅は少なく、水戸駅でしか見られません。 その他の駅でも駅弁を販売
していたこともあるようですが、今まで下車した茨城県内の駅では見つ
けられていません。
水戸駅改札内の駅弁販売店で購入しました。 水戸駅の駅弁は東京
都内で販売している駅弁と同じものも多いようですが、水戸駅オリジナ
ルの駅弁だと思えます。
白米の上にすき焼風の常陸牛が乗っています。
偕楽園臨時駅の開業時に改札外の臨時売店で購入しました。
蛸飯となっています。
常磐線で仙台駅迄の特急列車が運行していた頃は駅弁も売れたと思
えますが、東日本大震災の影響で特急列車がいわき駅迄となってから
は、販売数も減少しているでしょう。
しかし、魅力度ランキングが低い茨城県としては、駅弁で魅力度をUPす
るのはいかがでしょうか・・・
「日本※※駅」秘境駅シリーズはJR北海道根室本線の古瀬駅です。
古瀬駅は、特急列車も停車する白糠駅の隣ですが、周囲には民家など
は無く、森林原野の中にある駅です。
少し長い板張りホームには駅舎や待合室は無く、ベンチなども設置され
ていない無人駅です。
駅舎風の建物は保線作業員の休憩所のようで、一般人は入室できない
千鳥式の相対式ホームですが、上下ホームは少し離れているのが、少
上下ホームは遮断機の無い構内踏切で結ばれています。
周囲には舗装された道路も見当たらないので、自家用車での訪問も難
上り帯広駅方面へは午後のみのダイヤとなっています。
相対式ホームの2番ホームに到着する列車は1日に1本のみとなって
いますので、2番ホームで乗下車することも貴重な経験となります。
特急列車や貨物列車も通過する駅なので、撮り鉄の方も楽しめる駅だ
と思えます。
古瀬駅は元は信号場の仮乗降場として運営されていましたので、乗降
客の多くは信号場の関係者だったようで、周囲には民家などは無いよ
うです。 一部普通列車が通過することなどから、秘境駅ランク10位と
高ランクの駅となっています。
「顔はめ看板」の楽しみは四国の最後となった高知県からです。
高知県へは坂本龍馬の生誕地として何度か訪問している関係で、「顔
はめ看板」も多く撮影できています。
ホテル三翠園の外構の一部として保存されて高知市に譲渡された、旧山
内家下屋敷長屋は国の重要文化財として一般公開されています。
土佐藩初代藩主、山内一豊と妻の千代と撮影する甲冑姿の武士と娘とな
っています。「かずとよくん」と「ちよちゃん」はアンパンマンのやなせたかし
さんです。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映時に合わせて開催された龍馬博のメイン
会場は高知駅の駅前で開催されていました。 会場入口に設置されてい
た坂本龍馬の「顔はめ看板」です。 顔はめ以外に右手が出せる穴が開い
ています。
観光名所で「三大がっかり名所」でトップと言われているのが、はりま
や橋ではないですょうか? 訪れると小さな赤い橋があるだけです。
そんながっかりする名所を皮肉った「顔はめ看板」です。
高知帯屋町通り
高知市の中心にある商店街のアーケード内には「顔はめ看板」が多く
左側は坂本龍馬が乗船しているクジラ型の潜水艦と鰹の顔が顔はめ
看板となっています。
左側は高知のよさこい踊りの踊り子の姿です。
右側は坂本龍馬と妻のお龍の顔はめ看板です。 はりまや橋も描かれ
ていますが、龍馬とお龍が一緒に高知には訪れていません。
高知市内から離れ、予土線の土佐大正駅の駅前に置いてありました。
「大正美人会」と書かれた顔はめ看板です。
四国の「顔はめ看板」は以上です。 次回からは九州地区の紹介です。
福島県の駅弁は「会津」地区です。 「会津」地区には会津若松駅を
中心に喜多方や猪苗代の観光拠点となっています。
東北新幹線と磐越西線を利用するのが一般的ですが、東武鉄道、
野岩鉄道、会津鉄道が接続されたことで、東京都内とも鉄路で結ば
れた地区です。
会津若松駅のキオスクで購入しました。 購入時はNHK大河ドラマの
「八重の桜」放映時でしたので、会津若松市内はお祭り状態でした。
九ツに小分けされたご飯とおかずが入ったお弁当ですが、大河ドラマ
が終了したので現在は販売されてはいないでしょ。
会津若松駅のキオスクで購入しました。 東北地方の駅弁を手がける
ウェルネス伯養軒の駅弁なので、他の駅でも購入できると思えます。
ご飯の上にキャベツを敷き、大きなトンカツが乗っています。
会津田島駅の待合室の売店で購入しました。
会津鉄道の会津田島駅は東武鉄道浅草駅から直通で乗入れ列車の
乗換え駅となっています。 駅舎内には「会津田島ふれあいステーショ
ンプラザ」も併設していますが、駅弁は待合室の売店で販売しています。
駅弁マークは付いていませんが、おにぎりとおかずが一緒に入っている
田舎風のお弁当となっています。
会津鉄道を利用して東京都内へと向かう時には長時間乗車となります
ので、駅弁が充実すればと思います。
「日本※※」駅も100回を越えましたので、今回から暫くは過去に紹介し
ていない「秘境駅」シリーズとします。
今回は[冬期間は列車が停車しない、新幹線通過駅]の赤岩駅です。
奥羽本線の福島駅から新庄駅迄は山形新幹線が通る山形線の愛称で
呼ばれ、標準軌道の路線で普通列車も標準軌用に改造されています。
但し、山形新幹線は30分に1本程度運行されていますが、特に福島駅~
米沢駅間の普通列車の運行本数は非常に少なくなっています。
福島駅から3ツ目ですが、福島市の駅となる赤岩駅は、山間地にある島
式ホームを踏切で結ばれた無人駅です。ホームの屋根は短いものが設
置されているだけです。 周囲には民家などの建造物は見えないので、
集落などは無く、駅の利用者は殆どいないと思われます。
山形新幹線も通過して行きますので、狭いホームで列車を待っているの
踏切を渡ると小さなプレハブの待合室が設置されています。
朝・夕には1時間に1本程度停車しますが、昼間に停車する列車は非常
赤岩駅は山形新幹線開業前迄はスイッチバック駅でした。 スイッチバ
何も無い駅ですが、駅名標はJR東日本様式と国鉄様式の2種類設置さ
れています。
豪雪地帯で誤って下車した場合に、駅で列車を待つことや、最寄の集落
に徒歩で向かうとは危険と考えられ、2012年より冬期間は全ての列車が
停車しないこととなりましたので、積雪の赤岩駅を見ることはできなくなり
ました。
牛山隆信氏の「秘境駅ランキング」では、無人地帯で列車本数が少なく、
道路の整備もされておらず自動車での訪問も難しく駅として8位ランクと
秘境度の高い駅と評価されています。
現在は冬季期間のみですが利用者が少ない点から、今後の動向が気に
なる駅です。