原野の中の秘境駅 (第102回) | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

日本※※駅」の秘境駅シリーズ根室本線からです。

根室本線釧路駅根室駅間は花咲線の愛称で呼ばれ、普通(快速)

列車しか運行されない路線です。 乗降客も少なくキハ54形の1両編成

で運用されていますので、秘境駅も多く見られる路線です。

 

初田牛駅

初田牛駅花咲線の中間程にある駅で、片面ホームにプレハブ風の待

合室のみの無人駅です。 待合室の駅名標は正面は平仮名、ホーム側

は漢字で表記されています。

片面ホームですが、元は交換可能な駅だったようで、レールが残されて

います。

駅の周囲は北海道の原野で、周囲は熊笹が広がり、駅の正面は未舗装

の道路と林の木がつらなっています。 駅前を出ても民家などは見えず

大きなアンテナの中継局があるだけの駅です。

待合室にはベンチが設置されているだけです。 駅事務所は物置とな

っているようです。

一部の普通列車も通過する駅なので、停車する列車は1~2時間に1本

程度となっています。

 

初田牛駅の周囲は原野で、停車する列車も少ないことから、秘境駅ラン

キングでは11位となっています。 花咲線ではエゾシカとの衝突事故など

が多いのでダイヤが乱れることもありますので、駅訪問時には遅れを想

定して準備することをお勧めします。