冬期間は列車が停車しない、新幹線通過駅 (第100回) | テツ浪人の旅姿

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[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

日本※※」駅も100回を越えましたので、今回から暫くは過去に紹介し

ていない「秘境駅」シリーズとします。

 

今回は[冬期間は列車が停車しない、新幹線通過駅]の赤岩駅です。

奥羽本線福島駅から新庄駅迄は山形新幹線が通る山形線の愛称で

呼ばれ、標準軌道の路線で普通列車も標準軌用に改造されています。

但し、山形新幹線30分に1本程度運行されていますが、特に福島駅

米沢駅間の普通列車運行本数は非常に少なくなっています。 

福島駅から3ツ目ですが、福島市の駅となる赤岩駅は、山間地にある島

式ホームを踏切で結ばれた無人駅です。ホームの屋根は短いものが

置されているだけです。 周囲には民家などの建造物は見えないので、

集落などは無く、駅の利用者は殆どいないと思われます。

山形新幹線も通過して行きますので、狭いホームで列車を待っているの

は少々危険かも・・・

踏切を渡ると小さなプレハブの待合室が設置されています。

朝・夕には1時間1本程度停車しますが、昼間に停車する列車は非常

に少ないです。

赤岩駅山形新幹線開業前迄はスイッチバック駅でした。 スイッチバ

ックの名残が見られます。

何も無い駅ですが、駅名標はJR東日本様式と国鉄様式の2種類設置さ

れています。 

豪雪地帯で誤って下車した場合に、駅で列車を待つことや、最寄の集落

に徒歩で向かうとは危険と考えられ、2012年より冬期間は全ての列車が

停車しないこととなりましたので、積雪の赤岩駅を見ることはできなくなり

ました。

 

牛山隆信氏の「秘境駅ランキング」では、無人地帯で列車本数が少なく、

道路の整備もされておらず自動車での訪問も難しく駅として8位ランク

秘境度の高い駅と評価されています。

現在は冬季期間のみですが利用者が少ない点から、今後の動向が気に

なる駅です。