2016年1月10日
福井県のえちぜん鉄道は、前身の京福電気鉄道の列車事故の影響な
どで廃線の危機に直面しましたが、第三セクターえちぜん鉄道として営
業が再開された鉄道です。 京福電気鉄道時代にも乗車した事がありま
すが、その頃は古い車両だけのローカル色が濃い鉄道会社でしたが、
現在はアテンダントを乗車させるなどの改革が進んでいるようです。
えちぜん鉄道の全駅訪問は2009年に終えていましたが、その後2駅の
新駅が開業し訪問を行いましたが、2015年に更に新駅が開業しました
ので、新駅へ向かいます。
まつもと町屋駅は、えちぜん鉄道三国芦原線の起点福井口駅の隣の
駅で、福井駅より3ツ目と福井市内中心地にも近い場所に作られて新駅
です。 片面ホームの無人駅で、駅舎などは無いです。
最大2両編成のえちぜん鉄道ですが、ホームは長く造られていますので
住民の請願で造られた駅なので、駅の周囲は住宅地となっています。
駅名は「松本地区」と「町屋地区」の境界地を意味するようです。
日中は30分1本のダイヤなので、新駅訪問を終え、早々に次の列車に
乗車し改装された駅を見学します。
三国芦原線の終点、三国港駅まで乗車します。えちぜん鉄道全駅訪
問以来の訪問となるので、大きく変化した駅舎に驚きました。
片面ホームの駅は変化していないのですが、木造駅舎は以前の構造
前回訪問時は無人駅でしたが、現在は有人駅として切符やグッズなど
も販売しています。 待合室も広く暖房もされています。
駅舎駅名標も旧漢字を使用して、国鉄時代をイメージしています。
駅名標は国鉄時代を感じるものと、観光用と2種類が設置されています。
三国港駅の手前には登録有形文化財眼鏡橋があります。
以前には無かった、解説プレートが設置され観光地化されています。
港駅です。 駅舎の外装も待合室も白く塗装されていました。 出札窓口
も現在とは少し異なっています。
駅名標はえちぜん鉄道の標準的なものだけでした。
三国港駅より再び三国芦原線の上り列車に乗車します。
福井口駅で勝山永平寺線へと乗換え、終点まで乗車します。
福井口駅では乗換え時間が1分と短いので下車はできませんでしたが、
車内より駅舎を見ると高架下の駅舎と変化していました。
元の駅構内部分は撤去され現在は更地化していますが、北陸新幹線の
高架が造られるのだと思えます。
片面と島式ホームの駅となっていま
以前の福井口駅は小さな木造駅舎で、島式ホーム2面を踏切で結んで
いました。
勝山永平寺線の終点、勝山駅まで乗車します。
前回訪問時と比べると駅舎は改装されています。又、駅前には近くにあ
る恐竜博物館のお客さんをお迎えする恐竜像が設置されています。
待合室の半分程は喫茶店となっています。
勝山駅の駅舎は登録有形文化財に指定されていますが、古さは感じら
れなくなっています。
駅名標はえちぜん鉄道の標準仕様です。 駅スタンプも待合室に設置さ
勝山駅の駅前にはテキ6形電気機関車が動態保存されています。
日本国内に現存する現役最古の電気機関車としてイベントなどで運行
前回訪問時の勝山駅です。 出入口のアルミドアなどが無くなり、自動
販売機などもなくなっています。
今回は勝山駅で終了し、福井駅へと戻りました。
えちぜん鉄道では北陸新幹線の開業を控えて、永平寺口駅や田原町
駅などの駅舎なども改装されているようですが、改装中の駅もあるので、
次回訪問したいと思いました。
福井駅の駅弁販売店で購入しました。
イカの中に鮨飯が入っていますので、イカ飯とは異なる味です。
2016年1月10日
本年最初のテツ旅へと向かいます。 以前ならば「青春18きっぷ」など
を利用するのですが、北陸新幹線開業後は地元・富山県からは「青春
18きっぷ」を利用しての脱出が難しくなりましたので、利用頻度が少なく
なりました。
あいの風とやま鉄道の富山駅を出発します。
今回利用する切符は「北陸おでかけパス」です。 JR西日本時代から
発売されていたフリーきっぷですが、北陸新幹線開業後も同様路線範
囲で利用できるのであいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道にも乗車で
きるので、北陸三県を巡るには便利な切符です。
JR西日本時代には2000円で、消費税改正で2060円に値上しました。
北陸新幹線開業直後は2500円に値上げしましたが、当初特急列車利
用には別途乗車券と特急券が必要でしたが、現在は特急券のみ購入
すれば乗車券は不要と改正されましたので、利便性が高まりました。
但し、以前同様に土・日・祝日のみの利用で、3日前購入が条件となって
いるので、北陸地区以外の観光客等には利用しにくいフリー切符です。
旧・北陸本線部分のあいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道に乗車して
金沢駅に到着します。
途中、チョット珍しい虹を見かけました。 アーチ状になった虹では無く
地上部分のみ見られる虹です。 チナミに右側に見える高い建物は、
石川県庁です。
北陸本線に乗車して福井駅に到着しました。 北陸新幹線が石川県、
富山県に開通したことで、北陸三県の中では福井県は少し忘れられた
感じもしますが、福井駅は北陸新幹線の延長を見越して改装が進めら
れています。 駅前には巨大恐竜の像が設置され、駅の壁にも恐竜の
JR福井駅の東口を出るとえちぜん鉄道福井駅があります。
先日大阪へ向かう途中に福井駅に到着する前に、えちぜん鉄道が連
続立体高架化されているのが見えたので、少々気になっていました。
高架ホームの下に駅舎入口があります。
広い改札口と待合室に、出札窓口が造られています。エレベータも設
置されておりますので、バリアフリー化された駅に変わっています。
高架化された島式ホームとなっています。
道の「一日フリーきっぷ」を利用します。 通常は1000円なのですが、
「北陸おでかけパス」を提示すると900円に割引されます。
チナミに、高架化される前に訪問した時のえちぜん鉄道福井駅です。
現在駅舎は撤去され、北陸新幹線の新幹線駅舎の工事が開始してい
ます。えちぜん鉄道は北陸新幹線の延長開業の準備に合わせて、高
架化や新駅開業、駅舎改装が進められていますので、「一日フリーき
っぷ」を利用して、えちぜん鉄道を巡りますが、その様子は次回に掲載
します。
2015年12月11日
阪堺電気軌道の駅訪問を終えて帰路へとつきます。北天下茶屋電停よ
り恵美須町電停行に乗車して、新今宮駅前電停で下車しました。
新今宮駅
阪堺電車の新今宮駅前電停の直ぐ横に、JR新今宮駅の改札口があり
大阪環状線に乗車します。 チナミに、南海の新今宮駅の改札口は少し
離れています。
大阪環状線の大阪駅で下車し、11番ホームの特急サンダーバード用
のホームへと向かいます。 11番ホームは「福井・金沢・富山方面」と
表記されていましたが、北陸新幹線が開業したことで「富山(金沢のりか
え北陸新幹線)」と変更されていました。
大阪駅から富山駅の乗車券ですが、北陸新幹線に乗車しなければ、
特急サンダーバードに乗車しますが、本日は強風の影響で湖西線を
通過せずに、米原駅経由となりましたので、金沢駅到着が30~40分
程遅れる予定となりました。 お急ぎの乗客には不運ですが、テツに
とっては少々ラッキーだと思えます。
しかし、定刻で出発し、米原駅迄は特に問題なく運行していましたが、
北陸本線に入ると列車スピードが減速し、木ノ本駅で停車してしまいま
した。 車内放送では『敦賀駅付近の強風で北陸本線の運行を見合わ
せている』とのことです。 先発している列車も途中駅で停車しているの
で、進行できないとのことです。
木ノ本駅で1時間程停車し、更にその後も減速・駅停車を繰り返し、敦
賀駅を出発した頃には90分程の遅れとなっていました。
ここまで遅れたのだから120分遅れて特急料金が払い戻しになる方が
良いのでは?と思い始めました。
しかし、金沢駅には約110分遅れで到着となり、残念ながら特急料金の
払戻しの対象にはなりませんでした。 (。>0<。)
金沢駅の在来線ホームより新幹線ホームに乗換えます。 金沢駅の新
幹線ホームは島式ホーム2面4線となっています。
北陸新幹線の終着駅なので、折返し運転のためにホームに停車してい
今回乗車する列車はW7系です。先日上越妙高駅より乗車したのはE7系
先日は北陸新幹線の「はくたか号」でしたが、今回は金沢駅~富山駅
間をシャトル運用している「つるぎ号」に乗車します。
乗客は少なく自由席の1両に乗車したのは私以外は1名だけでした。
駅名標は当然起点駅用で下り駅名は無いです。
「つるぎ号」の指定席を確保していましたが、特急サンダーバードの遅
れで乗車することができませんでした。 指定席分の払戻しがあるようで
すが、切符を持帰りしたいので、払戻しは行わず下車しました。
北陸新幹線の富山駅は島式ホーム2面4線となっています。
ホームにはますの寿司の駅弁製造・販売の「源」の売店があります。
「つるぎ号」は折返し運行なのでホームに停車しています。
駅名標です。
今回の阪堺電気軌道の駅訪問のテツ旅は終了しました。 関西地区の
私鉄路線では『スルッとKANSAI』と言うほとんどの私鉄路線に乗車でき
る切符がありますが、阪堺電気軌道は『スルッとKANSAI』の利用可能な
路線となっておらないので、訪問を控えていました。
しかし、上町線の住吉公園電停~住吉電停区間が廃線になる前には、
再度訪問しておいた方が良いと思いました。
短い路線区間で、代替電停も近くにあるので地域住民などの利用者に
は不便が無いかもしれませんが、廃線・廃駅は悲しく・寂しいです。
次回訪問時には全駅訪問を行いたいと思っています。
この後、北海道新幹線の開業に合わせる様に、JR北海道の廃線・廃駅
が多数発生しますが、雪の季節の訪問は辛いですし、懐の事情も寂しい
ので訪問は難しいと思いますが、時刻表を睨みながら訪問計画を建てて
みたいと思います。
大阪駅の特急サンダーバード用11番ホームの駅弁販売店で購入しまし
た。 チャーハン上に牛の角煮が乗っています。 チャーハンにカシュー
ナッツが入っていているのが柔らかい角煮とチョット硬いナッツがアクセン
トとなっています。
2015年12月11日
昨日は阪堺電気軌道阪堺線の完乗を終えて、大阪市内に宿泊しました。
阪堺線に6時台に乗車しますが、早朝は1時間に1本と列車本数が少
ないです。
本日は午前中のみの乗車予定ですが、3回乗車すれば元がとれます
ので、1日乗車券「てくてくきっぷ(600円)」を購入します。
早朝ですが、車内の乗務員からも購入できますので便利です。
前日も下車した住吉鳥居前電停で下車しますが、目的地の電停は営業
開始前でしたので、住吉大社を参拝していきます。
全国にある住吉大社の総本社で、地元では「すみよしさん」で呼ばれて
住吉大社の入口に反橋(太鼓橋)があるのが特徴で、橋を渡って本宮へ
と入っていきます。 国宝に指定されている社殿を参拝していきます。
早朝ですが、地元の参拝者に合わせて観光客の参拝者も見られます。
7時を過ぎたので、目的地の電停へと向かいます。
昨日下見をした住吉公園電停は、南海本線住吉大社駅の高架下にあ
る古い瓦葺木造駅舎となっています。
近畿の駅百選にも選定されている住吉公園駅の駅舎駅名は右書きと
なっていて、「驛」の旧字体を使用しています。駅入口の瓦造りのひさし
は鎖でつながれているのが特徴です。
駅入口には宝くじ売場や駅中には串揚げ店などが入居しています。
2線2面の頭端式ホームですが、乗降利用は1面のみとなっています。
信号機操作のために駅員が常駐していますが、出荷改札業務は行わ
れていません。
住吉公園電停より出発する電車は、1日5本(土・休日は4本)だけで、
終電が8時台となっているので、日本一早い終電の駅では・・・
昨日は午後に訪問したのでね既に終電後の駅でしたので、入構できな
かったのです。
阪堺電気軌道上町線の終着駅ですので、駅名標のラインはオレンジ色
となっています。
7時40分頃に始発列車が到着します。 始発列車のみが2番ホームに
停車します。 折返し天王寺駅前電停行となります。
住吉公園電停は、早朝のみ混雑する時間帯のみしか使用されていない
事や近くに住吉鳥居前電停が存在することで、2016年1月31日付け
で住吉公園電停~住吉電停区間が廃線され、住吉公園電停も廃駅と
なりますので、今回訪問する事にしました。
到着列車の方向幕の「住吉公園」が表示されるのも残り僅かです。
早朝の混雑時のみの運用ですが、始発列車7時48分に乗車する乗客
は10名程度と混雑はせず、廃線もしかたがないと感じました。
始発列車を見送り、次の列車で天王寺駅前電停へと向かいました。
天王寺駅前電停へと向かう途中、日本現役最古のモ161号車(復元
車)とすれ違いました。 今回は乗車できませんでしたが、次回はチャン
スがあれば・・・
天王寺駅前電停に到着し、上町線を完乗が終えれました。
通勤・通学の乗客で天王寺駅前電停には長蛇の列ができています。
混雑する時間帯なので、運賃清算は列車下車後改札口で行っていまし
た。
折り返しの下り列車に乗車します。
天王寺駅前電停より3ツ目の東天下茶屋電停は専用軌道に千鳥式の
ホームとなっています。 駅の周囲は小さな商店街のある住宅街です。
上町線のオレンジ色のラインが入
った駅名標です。
東天下茶屋電停で下車したのは、阪堺電車が作成したパンフレットを
見て訪問したいと思う場所を見つけました。
東天下茶屋電停より徒歩3分程の住宅街の中に安陪清明神社があり
ます。 安陪清明の出生地と伝わる場所にある神社です。
フィギュアスケートの羽生結弦氏がフリー演技の曲目で映画『陰陽師』
のSEIMEIを用いているので、一度参拝してみたいと思っていました。
境内はあまり大きくは無いです。 早朝に訪問したので社務所は閉ざさ
れていたので、お札などを受けることができませんでした。
東天下茶屋電停へ戻り、再び下り電車に乗車します。
阪堺線に入り、我孫子道電停の1ツ手前の安立町電停で下車します。
専用軌道にある千鳥式ホームで駅の周囲は古い商店街と民家が集ま
った住宅地です。
のラインとなっています。
安立町電停より上り電車に乗車します。 安立町電停からは天王寺駅
前電停行と恵美須町電停行の両電車がありますが、恵美須町電停行
に乗車します。
阪堺線の北天下茶屋電停で下車します。 専用軌道の千鳥式ホームで
周囲は小さな商店なども見られる住宅街です。
北天下茶屋電停は阪堺線のグリーン
色のラインとなっています。
午前中ですが、本日中に帰宅するので阪堺電気軌道の駅訪問は終了し
ます。
恵美須町電停行の上り電車に乗車しますが、その内容は後編へ・・・
明けまして、おめでとうございます。
昨年は仕官したことで、テツ旅も減少しブログの更新も少なく
なりましたが、本年も引続きテツ旅は続きますので、ブログの
更新をお楽しみ下さい。
本年の駅は・・・(クイズ形式?)
駅舎も無い、無人駅ですが、駅前は広い空地で、駅の隣には工場が
あり民家も多いです。
島式ホームに屋根付きの待合所が有るだけです。
島式ホームにある待合所は寒い地区の駅ではないですネ。
駅前には鉄道記念碑が設置されています。 記念碑の看板には「松
浦鉄道全通記念碑」となっていますので。 長崎県か佐賀県の駅です。
答えは真申駅でした。
本年は『申年』です。 全国で「猿」の付く駅名は中央本線猿橋駅、磐越
西線猿和田駅、総武本線猿田駅などはありますが、「申」の付く駅名は
松浦鉄道真申駅だけです。
真申駅には「JR最長片道切符」の旅の途中、完乗も略できる状況となっ
た前日に、二本レールの日本最西端の駅たびら平戸口駅に訪問すべく
松浦鉄道に乗車して急遽途中下車した駅なので、記憶深い駅です。
真申駅が今年の駅と言うのは干支が「申」と言う理由だけでは無く、私
自身にも関係する駅だからですが、その事は個人情報なので・・・・
2015年12月10日
阪堺電気軌道での駅訪問のテツ旅を行っていますが、雨が降り始めま
したので、併用軌道の電停には訪問しにくくなりました。
本日は、阪堺電気軌道の阪堺線の完乗を目指し、終点の浜寺駅前電
停へと向かいました。
阪堺電気軌道阪堺線の終点の浜寺駅前電停は、古い木造駅舎が残る
電停です。 少し離れて、木造駅舎では名駅舎と呼べ登録有形文化財に
登録されている、南海本線浜寺公園駅も見えます。
切欠式の片面ホームですが、少し離れた船尾電停側に降車専用ホーム
が設置されていて、遅延列車などが停車している場合に降車できる様に
駅舎の窓口では駅員が定期券や1日フリー乗車券などの販売を行って
います。 駅前には道路を挟んで浜寺公園の入口となっています。
日本最古の公立公園と言われる浜寺公園ですが、雨が降っているので
浜寺駅前電停は阪堺線の終点ですが、列車は全て天王寺駅前電停行
となっていますので、阪堺線の全線運行する列車は存在しません。
天王寺駅前電停行に乗車し、乗継指定電停の我孫子道電停で乗り継ぐ
のが普通ですがが、先ほど訪問しているので、阪堺線と上町線の接続電
停の住吉電停へと向かいます。
住吉電停は阪堺電気軌道の阪和線と上町線の交差する電停です。
上町線と阪堺線の上りホームと阪堺線の下りホームは併用軌道で千鳥
式ホームに停車します。 上りホームの横には瓦屋根の小さな待合所が
上町線の下りホームは専用軌道に屋根付きホームですが、ベンチなど
は設置されていません。
上町線の住吉公園電停発の上りホームも専用軌道内にありますが、屋
根やベンチなどの設備は無いです。朝しか停車しないホームなので、ホ
併用軌道の横に設置されている瓦屋根の待合所には、阪堺線の駅名標
が設置されています。
上町線の下りホームの駅名標には、上町線と阪堺線の隣駅名が表記さ
れていますが、近々変更されます。
上町線の上りホームにも駅名標が設置
されていますが、この駅名標も撤去予定です。
本日中に上町線の完乗することは出来ないので、阪堺線を完乗すべく、恵
美須町電停へと向かいます。
阪堺線の起点、恵美須町電停は3面2線の頭端式ホームです。
駅舎内には喫茶店と焼肉店が入居しています。 駅前には大阪市営地
阪堺電気軌道の電停では珍しくトイレの設備もある電停です。
帰宅時間帯ですかが、乗車客などは少ないです。
阪堺線の完乗を終えましたので、下り列車に乗車します。
恵美須町電停の隣、新今宮駅前電停は相対式ホームで、上りホームの
窓口では定期券や1日フリー乗車券なとを販売しています。
ホームの上には大阪環状線の新今宮駅のホームが見えます。JRの新今
となっていました。
本日は阪堺電気軌道の阪堺線の完乗を終えましたが、今回の最大目的は
上町線の完乗なので明日が重要となりますので、この続きは次回に・・・
2015年12月10日
ひさしぶりに特急サンダーバードに乗車しての大阪市内となります。
天王寺駅は「あべのハルカス」効果で昔に比べると人通りは賑やかに
なった感じがします。
JR天王寺駅より阪堺電気軌道上町線の天王寺駅前電停へと向かい
ます。
天王寺駅前電停は天王寺駅に隣接した交差点の道路の中にあります。
電停の改札口へは地上からは向かう事は出来ず、地下通路を通る事に
なります。 現在地下通路は階段のみのためバリアフリー化されていませ
んが、現在道路拡張工事に伴い阪堺電車のホームが移動するようなの
で、将来的には歩道橋からの階段等が設されるようなので、エレベーター
なども設置されるでしょう。
天王寺駅前電停は頭端式の2面1線で降車と乗車のホームに分かれて
全線均一料金(210円)となっていますので、切符などは販売せず無改札で
ホームへ入っていきます。 天王寺駅前電停には有人窓口で、1日乗車券
乗車券「てくてくきっぷ(600円)」を購入します。 沿線の観光案内も頂け
ます。
お昼近くに乗車しましたので、車内の乗客は10名程です。
天王寺駅前電停の隣の電停で500M程しか離れていない、阿倍野電停
で下車します。 地下鉄谷町線阿倍野駅への乗換え電停となっています
ので、乗客は数名いますが、降車するのは私1人だけです。
阿倍野電停は併用軌道内にあり、相対式ホームとなっています。
周囲には商業施設も多い繁華街となっています。
併用軌道の電停なので駅名標は
電停用の丸型ものです。 駅ナンバリングがありますが表示の大きさ
は少々小さいです。
天王寺駅前電停から出発する電車は、阪堺線へと入り我孫子道電停、
浜寺駅前電停へと向かいますので、乗車し阪堺線へと向かいます。
住吉電停で阪堺線に入り、次の住吉鳥居前電停で下車します。
住吉鳥居前電停は併用軌道で千鳥式ホームとなっています。
住吉鳥居前電停の千鳥式ホームの間に住吉大社の鳥居があります。
住吉大社の参道を入り少し歩くと南海本線住吉大社駅の高架ホーム
南海の住吉大社駅の高架ホーム下に阪堺電気軌道上町線の住吉公
園電停の駅舎があります。 ホームへ向かいましたが、バリケードが設
置されホームへ入る事ができません。 強行突破をするわけにも行きま
せんので、本日ホームに入るのは諦めました。
何故、日中なのにホームに入る事ができないかは、明日訪問時に・・・・
再び、住吉鳥居前電停へ戻り阪堺線で堺市内へと向かいます。
乗車した電車は我孫子道電停が終点なので一旦下車します。 専用軌
道内の相対式ホームとなっています。相対式ホームの間には道路が
あり踏切となっていて、1番~4番ホームと分かれています。3番と4番
我孫子道電停には阪堺電気軌道の本社ビルや車両基地がありますの
で、乗務員交替なども行っています。
駅前にはコンビニがあり、周囲には昔からの商店なども多い住宅街とな
ナンバリングが表示されています。
我孫子道電停迄は大阪市となり、隣の大和川電停からは堺市となり
ます。 10数年前に乗車した時は我孫子道電停からは運賃が変わり
ましたが、現在は堺市の補助で全線均一210円となりましたので、
堺市民が大阪市内へ低料金で出向ける様になったようです。
我孫子道電停より2ツ目の高須神社電停は専用軌道に相対式ホーム
となっています。 我孫子道電停側には渡り線も設置されているが、こ
の電停での折返し運転などは行われていないと思えます。
電停前には高須神社があり、周囲は古くからの住宅街となっています。
電停近くには、旧鉄砲鍛治屋敷などもあり観光客なども下車している
駅名標では電停名称は「たかすじんしゃ」と「じゃ」となっていません。
しかし、近くの案内板などの表記は「Ja(じゃ)」となっています。
日本中に神社の付く駅名は多いと思いますが「じんしゃ」と言う駅は、こ
の駅だけではないでしょうか?
高須神社電停より2ツ目先の神明町電停は、併用軌道内の千鳥式ホー
ムとなっています。堺市の大動脈となる大道筋の真ん中にあり、グリーン
ベルト式併用軌道となっているので、専用軌道に等しくなっています。
周囲には民家や商業施設が多いです。
併用軌道の電停ですが、駅名標は
専用軌道電停用の駅名標が設置されています。
神明町電停より3ツ目の大小路電停も併用軌道に千鳥式ホームとなっ
ていますが、神明町電停と同様にグリーンベルト式併用軌道となって
います。
周囲は堺駅に近いこともあり商業施設が多い繁華街となっています。
大小路電停は西には南海本線堺駅、東には南海高野線堺東駅との間
に位置していて、徒歩でも向かう事は可能ですが、シャトルバスも運行
しています。
堺駅内には郵便局や丸型ポストがあるので、立寄ってみました。
大小路電停へ戻る頃から雨が降り始めましたので、阪堺電気軌道阪堺
線の完乗をすべく浜寺駅前電停へと向かいました。
この続きは後編へ・・・