明日3月4日はJRダイヤ改正です。
JR北海道では昨年に続き、多数の廃駅が発生いたします。
諸事情は理解しますが、少々寂しく感じています。
一部訪問できなかった駅もありますが、私が訪問できている駅を紹介したいと
思います。
明日からは乗下車ができない駅の姿を見てください。
姫川駅
函館本線の駅で、列車交換の待ち合わせ時間の間での訪問でしたので、
廃駅とならなければ、今年中に訪問予定でしたので残念でした。
列車交換が可能な相対式ホームなので、廃駅後も信号場として列車は停車
姫川駅に引続き訪問したのが東山駅です。 板張りホームのみで、駅舎や
待合室どころか、椅子も設置されていない駅でした。
冬季の訪問でしたが、天候が良かったことで、問題なく駅で過ごせましたが、
雪・雨・風が強い日に訪問すると大変な駅でしょう。
棒線の板張りホームなので、将来的にはホームなどは無くなるでしょうネ。
一先ずは、駅名標撤去とホームの板は剥がされるのでは・・・
「JR最長片道切符」の旅で途中下車して訪問しました。
片面ホームに貨車駅となっています。駅の周囲には民家などは無く、利用者
が少ない事は感じられます。 しかし、自転車が置かれているので、学生の
利用者がいたと思えますが、7年も経過して卒業されているので、現在は利用
者は皆無なのでしょうネ。
駅前にはバス停もありますが、今後はバスの乗降客もいなくなるでしょう。
蕨岱駅はJR駅名の五十音順で最後となる駅でしたが、明日からは京浜東北線
の蕨駅が最後の駅となるのかな?
千歳線の美々駅は南千歳駅の隣の駅ですが、利用者は少ない駅です。
相対式ホームを跨線橋で結んでいます。
周囲は原野が広がり民家などは見当たりません。 千歳空港に隣接しています
が、エアポートからは離れた場所なので、開発が進まなかったのだと思えます。
待合室のみの駅ですが、簡易ICカード改札機が設置されている駅でした。
私が訪問した時には学生が下車し、家族が車で迎えに来ていましたので、
少々は利用者がいたと思います。
「美々」と美しい名前で「ビビ」と感じた駅なので、無くなるのは残念です。
釧網本線の五十石駅は片面ホームに貨車駅となっています。
駅裏には民家、駅前の国道にレストランがある程度でしたので、利用者は
皆無だと思えました。
先日のニュースで五十石駅の電柱に取り付けられた“広告付き駅名標”の
盗難されたとありました。 鉄道ファンの暴挙で無い事を願いますが、盗んだ
方はJR北海道へ返却して欲しいです。 JR北海道が販売して赤字の穴埋め
にしてほしいので・・・
函館本線の北豊津駅は相対式ホームを踏切で結んでいて、保線員の休憩所
の一部が待合室となっています。 駅裏には民家が2軒ある程度で、近くには
集落は無いので、利用者は少ないでしょう。
北豊津駅迄は単線となっているので、特急列車も列車交換として停車します
ので、今後も信号場として列車は停車するでしょうが、待合室などは閉鎖され
るでしょう。
根室本線の稲士別駅は板張りの片面ホームで、駅舎や待合室などは無く
椅子なども無い駅です。 訪問時は曇りで風も強く、寒い駅のホームで列車を
待つことになりましたので、少々辛かったです。
駅前は幹線道で車の通行も多く、小さいアパートなども見え、駅裏には民家が
2軒ありますが、集落からは少し離れていました。
午前中に停車する列車は1本だけなので、訪問には難しい駅でしたので、
地元の人の利用者は少ないでしょうネ。
昔は売店を併設した小さな待合室があったようですが、私が訪問した時には
完全に撤去されていました。
根室本線の上厚内駅は相対式ホームを跨線橋で結んでいます。
古い木造駅舎が残っています。
駅の周囲には小さな集落となっていますが、廃墟となっている民家も多い
ようで、夜になっても明かりが点かない家が多いです。
木造駅舎の待合室や外装などが修繕されていましたので、地元は廃駅を
防ごうとも考えていた様なので、今回の廃駅決定は残念だったでしょう。
今後は駅舎は何かに活用していくのでしょうか?
今回の廃駅の中で、根室本線の島ノ下駅と函館本線の桂川駅には訪問が
できていません。 廃駅となった後にでも訪問したいとは考えています。
今回は小幌駅などの一部の駅は廃駅は逃れましたが、今後も宗谷本線、
石北本線、根室本線、日高本線などは廃駅を含め廃線、第三セクター化な
どの要望がJR北海道よりでていますので、注視していく事が必要だと思えま
すネ。