「大人の休日倶楽部パス」の東北テツ旅 3日目 ② | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2016年11月29日

 

八戸線の駅を巡っていますが、鮫駅から久慈駅間の列車本数が少ないので、

駅訪問の計画には工夫が必要となりました。 

しかし、陸奥白浜駅2時間程の時間が空くこととなりましたので、目的地へ

徒歩で向かう事にしました。

 

陸奥白浜駅より路線距離で1.4km程離れた場所に臨時駅として存在した、

プレイピア白浜駅へと向かいました。 徒歩で2km程となりますが、陸奥白浜

の下にある県道1号線を歩くと約30分程でプレイビア白浜駅の存在した

遊園地「プレイピア白浜」の入口に到着できました。

 

遊園地だったプレイピア白浜廃園となっているので入園は禁止されていま

す。 私有地なので無断で入る事はダメですが・・・m(_ _ )m ゴメンナサイ

 

プレイピア白浜駅(廃駅跡)

 

プレイピア白浜の正門を入り真直ぐ進むと鉄道コンテナが見えますが、プレ

ビア白浜駅とは直接的には関係はなさそうです。

コンテナ前で左に曲がり、更に進み右に曲がると八戸線が見えてきました。

 

遊園地のプレイピア白浜の来園客の駅として開業したプレイピア白浜駅

すが、来園客の減少に合わせて全列車が停車しない臨時駅となってしまい

ました。 東日本大震災の津波の影響で八戸線が不通なり、その後復旧を

期に廃駅となってしまいました。

 

臨時駅の期間にはホームや駅名標も存在していましたが、廃駅後は全て

撤去され、片面ホームで駅舎や待合室などは存在しない駅でしたが駅の存

在すら判らなくなってしまいました。

しかし、周囲を見渡すと列車通過時間を記入された看板にはプレイピア白浜

の記載を見つけれました。

 

元の踏切を渡りプレイピア白浜の遊園地の園内入口迄行ってみました。

取外された遊園地看板のブルーシートの破れた隙間にもプレイピア白浜駅

記載が見られました。 廃園となり人が立ち入らなくなった園内は自然に戻る

かの様に荒廃化が進んでいます。

 

立入禁止地区なので早々に撤退をする事として、再び陸奥白浜駅へと徒歩

で向かいました。 陸奥白浜駅で休憩し、再び八戸線の駅を訪問します。

  

階上駅

 

陸奥白浜駅より久慈駅行の列車に乗車し、階上駅で下車します。

県境の駅なので、下車する人は多いようです。

相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。 単式ホームが多い八戸線

では数少ない列車交換可能な駅となっています。

駅舎は待合室のみですが、新しくものとなっています。

 

待合室内には通常の椅子が設置されていますが、カフェスタイル風の椅子も

設置されていますので、コーヒーを飲むと都会のカフェ気分になれるかも・・・

階上駅青森県で、隣の角の浜駅岩手県となりますが、青森県最南端

ではないです。(青森県最南端駅奥羽本線津軽湯の沢駅)

但し、青森県最東端の駅となっています。

 

駅前に木製の小さな階上駅が見られます。 階上駅にはJRでは2番目に遅く

腕木式信号が利用されていた駅との事で、腕木式信号手動転轍器が保存

されています。 又、平成20年3月のダイヤと料金表が掲示されています。

 

金浜駅

 

階上駅より八戸駅行の列車に乗車し、2ツ先の金浜駅で下車します。

片面ホームにホーム待合室のみの無人駅です。

駅は切り通しの斜面に合わせて造られていて、駅外に出るには階段を上る事

となります。

 

駅は小さな集落の外れた位置にありまが、待合室は綺麗に維持されています。

 

次の列車迄再び2時間程ありますので、隣の駅迄徒歩で向かう事にします。

どちらの駅が近いか時刻表を見ると、大久喜駅2.5Km大蛇駅1.5Kmとなって

いますので、大蛇駅へと向かいました。 

集落を抜け、海岸沿いの県道1号線を南下して20分程で大蛇駅に到着できました。

 

大蛇駅

 

大蛇駅は片面ホームにホーム待合室のみの無人駅です。

海岸からは少し離れた山沿いで、駅の周囲には住宅地となっています。 

 

チナミに駅名は「だいじゃ」では無く「おおじゃ」と読みます。

本日は小雪が舞う八戸線の沿線で、北風も強く非常に寒いので、綺麗に

維持された待合室ですが、暖房の無い、隙間風が入る待合室で列車を待

つのはチョット辛いです。 次の列車迄1時間近く待つことになります。

 

陸中八木駅

 

八戸線内の岩手県内の駅では最後と駅となった陸中八木駅で下車します。

相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。 

駅舎は海岸近くにあり、ホームからは漁港が見えます。

陸中八木駅JRでは最後迄腕木式信号が使用されていた駅です。

日没後の訪問となりましたので詳細には確認はできていませんが、階上駅

の様なモニュメントなどは見当たりませんでした。

 

待合室のみの無人駅ですが、駅舎は新しいです。 駅舎は腕木式信号機

撤去、タブレット閉塞の廃止により無人化に以降後、開業当時からの木造駅

舎が解体され、現在の待合室となったようで、東日本大震災後に被害があっ

たためか、外内装をリホームしたようです。

 

本日の駅訪問は陸中八木駅で終了し、宿泊地の本八戸駅へと向かいます。

 

本八戸駅

 

本八戸駅は島式の高架ホームで、八戸市の中心地への玄関駅となっていま

すので利用者も多い駅です。

日没後ですが、前回訪問時からは駅舎の駅名看板などが取替えられている

様でした。

 

本日は本八戸駅近くのホテルに宿泊し、八戸線の残り1駅となった駅訪問を

明日早朝に行う予定ですが、その様子は次回に・・・(。´・∀・)ノ゙ バィバィ~