2016年11月29日
昨日は石巻線より東北本線・東北新幹線と乗継、八戸線へと進みましたが、
本日はじっくりと八戸線の駅訪問を行いたいと思います。
八戸線へは震災前と震災後に何度か訪問していますが、今回で全駅訪問を
終えたいと考えています。
種市駅
昨日は種市駅近くの温泉宿泊施設で宿泊しました。 八戸線の鮫駅から久
慈駅間のダイヤが薄いので、この駅間での宿泊する事で訪問駅数が延ばせ
ると考えたからです。
昨日は日没後の暗くなった駅でしたので、日の出前ですが薄明るくなった駅
が見られました。 5時台の八戸駅行始発列車に乗車するのは私1人だけで
した。
平内駅
種市駅の隣、平内駅で下車します。 片面ホームにホーム待合所のみの無人
駅です。 駅前は民家が多いです。
待合所のみなので、早朝は少々寒いので列車を待つのには辛いのですが、
駅を出た正面に別棟の待合室がありますので、暖房は無いですが、風が
防げたので、少しホットできます。 雨風が強い日などの避難場所があるの
が少し嬉しい駅です。
角の浜駅
次の八戸駅行の列車で平内駅の隣、角の浜駅で下車します。 岩手県から
青森県に早朝より乗車する人は少ないようです。
角の浜駅は片面ホームにホーム待合室のみの無人駅です。
駅の周囲には民家は少ないですが、綺麗に維持されている待合室です。
近くには青森県との県境があり、角の浜駅は岩手県の最北の駅となっています。
久慈駅行きの始発列車に乗車しますので、角の浜駅からは通勤・通学の乗客が
乗車してきます。
宿戸駅
宿戸駅は片面ホームにホーム待合室のみの無人駅です。 駅の周囲には民家
が集まっていて、近くには小学校なども見られます。
角の浜駅の待合室と似ていますが、椅子の形がチョット異なっています。
次の八戸駅行の列車に乗車しますが、この列車を逃すと3時間程列車は無い
です。 高校生が多く乗車し満席状態となりますが、角の浜駅迄には降車し、
鮫駅迄は空席が目立ちます。
陸奥湊駅
八戸線内で「うみねこレール八戸市内線」の愛称で呼ばれる、八戸駅から
鮫駅間で未訪問となっていた陸奥湊駅で下車します。 自由通路式の橋上
となっています。 北口の駅前は八戸市営魚采小売市場となっていて、観光
客も多く利用しますので、観光案内所もあり駅入口も改装されています。
入口の横にはキオスクもあります。
南口は住宅街となっいますので、入口に駅名の看板があるだけです。
島式ホームを跨線橋で結んでいます。 廃線となった八戸セメント専用線
の名残で広い構内で留置線なども見られます。
有人駅で待合室も広めとなっていて、自動券売機やみどりの窓口もあります。
駅名標は設置式は八戸線専用駅名標で、吊下げ式はJR東日本標準式とな
っています。
久慈駅行の列車迄2時間近くありますので、駅前の市場を見学していきます。
駅前には「イサバのカッチャ」の石像が出迎えてくれます。
魚介類や乾物などの販売に合わせて食堂での食事も可能となっています。
時期的なのか観光客よりは地元の人の利用が多いようです。
久慈駅行の列車に乗車する前に鮫駅止まりの列車があったので乗車しました。
鮫駅
鮫駅には以前にも訪問していますが、駅間にある鮫のモニュメントは楽しいです。
駅名標には蕪島の画像がある観光駅名標となっています。
鮫駅から久慈駅間の列車本数は減少するので、乗客は少し多くなります。
車内は久慈方面の観光客なども多いように思えます。
種差海岸駅
鮫駅より2ツ目の種差海岸駅は片面ホームに待合室のみの駅舎の無人駅と
なっていますが、元は島式ホームもあった名残も見られます。
駅前には休業中ですが土産店や飲食店などもあり、観光客の利用も多い駅だ
と思えます。
種差海岸駅は三陸復興国立公園の名勝に指定されていて、種差の天然芝生
や太平洋の眺望などが開放的な景観となっていて、駅名標にも種差海岸の風
景が描かれています。
次の八戸駅行の列車で戻ります。
陸奥白浜駅
種差海岸駅の隣、陸奥白浜駅は片面ホームにホーム待合所のみの無人駅と
なっています。 ホームが高台に位置しているので、ホームからは白浜海岸の
風景が見られます。
駅の出入口より山側に民家が集まっています。 駅の横に歩行者のみの踏切が
ありますので、海岸への近道として下っていけます。
待合所には海風が入り少々寒く感じます。
陸奥白浜駅からの次の列車迄2時間近くありますので、何も無い駅で過ごすの
は、少々辛いのでチョット立寄ってみたい場所へ向かう事にしましたが、その様
子は次回にと・・・・・(;^ω^A