大阪市電3001形3012号のその後 | 鉄道で行く旅

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2022年1月31日のブログ記事に書いた大阪市電3001形3012号の状態に変化がありましたので紹介します。

3012号の画像は、兄が情報を得て、自身で撮影に出かけたときのものです。

【2022年1月当時の記事の内容を再掲載します】

この大阪市電は2019年7月19日に現在の場所に移設されたそうです。そ して、2019年9月に現在地で再塗装をしたとのことです。前保存先の幼稚園名は大谷幼稚園でした。その大谷幼稚園に大阪市電があったのは富田林市時代でして、幼稚園そのものは2019年4月に大阪狭山市に移転(大谷さやまこども園に改称)しています。おそらく、幼稚園の移転により大阪市電が無用の長物になったのでしょう。

この画像の土地の所有者から推察すると、アヒルプロジェクト(巨大ラバー・ダック)などで有名な千鳥土地(株)が大阪市電を引き取ったのだと思います。

おまけに旧型ロンドンバスのルートマスターも置いてありました。こちらは、「すみのえアート・ビート2021」のときに展示されていた車両のような気がします。

 

2022年1月31日のブログ記事です。

 

現地の地図です。(大阪市住之江区北加賀屋2丁目)

 

今回の変化についてですが、大阪市電3012号の保存地の東側から3012号に近づくことができるようになっていました。

これは、おそらく、千鳥土地(株)の配慮によるものだと思います。

 

撮影日は2022年10月27日です。

 

車番は正面にしか記されていません。

 

西側からの撮影です。旧型ロンドンバスのルートマスターも置いてあります。

 

西側にはフェンスがあり、3012号の手前には幼稚園時代の「なかよし号」の階段が以前のまま残されています。

 

東側から見た市電保存場所の全景です。

(おしまい)