滋賀県の五個荘を歩く(後編) | 鉄道で行く旅

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滋賀県の五個荘を歩くの後編です。

 

 

五個荘観光センターに入りました。

 

五個荘観光センターの「てんびんの里」で昼食をとりました。この日は「カツ丼」を頂きました。

 

五個荘金堂町の「あきんど通り」です。

 

外村字兵衛邸です。

東近江市が保有する近江商人屋敷「外村宇兵衛邸」が宿泊施設「NIPPONIA五個荘 近江商人の町」として2022年9月からオープンしています。

 

 外村繁(とのむらしげる)邸

ここは小説家の外村繁の生家だったところです。現在は、「五個荘近江商人屋敷 外村繁邸」として保存・公開されています。「外村繁邸」の蔵では「外村繁文学館」として外村にまつわる資料を展示し、その業績を顕彰しています。

 

外村繁邸の屋敷内にある川戸(正確には「入れ川戸」)です。
屋敷内に水路を引き込み、屋根をかけて洗い場にしたもので、野菜や鍋、釜の洗い場として利用した他、淡水魚を飼ったり防火用水の役目も果たしました。

 

中江準五郎邸は、戦前に朝鮮半島・中国大陸を中心に20数店の百貨店を経営した「百貨店王」三中井(みなかい)一族の五男である中江準五郎の本宅です。

 

中江準五郎邸の2階の部屋です。

2018年7月28日の「NHK BSプレミアム」で放映された「金田一耕助(吉岡秀隆)・悪魔が来りて笛を吹く」のロケ現場(金田一耕助の下宿先という設定)でした。

 

中江準五郎邸の庭です。

 

和菓子屋の冨来郁(ふくいく)で土産を買いました。

「冨来郁」という屋号は2代目の彌三良がお煎餅を焼きながらよく言っていたという「馥郁(ふくいく)たる菓子をつくらなあかんのや」という言葉が元になっています。
馥郁、というのはあたりに良い香りが漂っている状態のことです。
目だけでなく、香り、ひいては五感を通じて菓子と向き合う心構えと、お客様に菓子の香りとともに「ふく」をお届けする思いが込められています。
この屋号に相応しく、日々一つひとつの菓子と向き合い、精進して参ります。

 

冨来郁さんの「冨来小判(ふくこばん)」です。

『近江商人の「千両小判」にあやかり、小判型のおまんじゅうに、先人への感謝と皆様に益々福がありますようにという願いをこめておつくりしています。近江米と山芋を合わせた薄皮生地の中には、北海道大納言小豆で炊いたつぶ餡がぎっしり入っています。雪解けを迎える頃、畑や田んぼの土が顔を覗かせる東近江の情景をイメージし、うっすらと小豆が見える薄皮まんじゅうに仕上げました』ということです。

 

近江鉄道の五箇荘駅から帰路につきました。車両は800系「お~いお茶」編成でした。

 

八日市駅で近江八幡行の電車(800系)に乗り換えました。この日の朝に、彦根~五箇荘間で乗車した車両と同じ編成でした。

このヘッドマークの意味は、「八日市をデニムの聖地」にしたいデニムメーカー「ヨークハウス(東近江市八日市本町)」のブランド「ONE PIECE OF ROCK」と近江鉄道のコラボ企画だということです。

 

八日市駅で撮影した800系の「近江十景とれいん」です。車体には浮世絵風タッチで近江鉄道沿線10市町の歴史スポットが描かれています。

♪ヨイトヨイヤマカ ドッコイサノセ~ (江州音頭からの引用です)

 

JR西日本の近江八幡駅から新快速に乗車して大阪駅まで帰りました。

(おわり)