ゾイド文字
惑星Ziの人名が、地球における欧米人のそれに酷似していることから察するに、その言語はインド・ヨーロッパ語族に極めて近いものでないかと考えられる。
しかし、旧ゾイド時代に刷られたある資料には、その仮定を易々と覆す恐るべき事実が記されていた。これを見てほしい……
なんと、惑星Ziで使われている文字は仮名文字だった!
アルファベットではなく五十音とは恐れ入ったよ。この表は「神風ジョー」ら地球移民が使っているそうであるから、ゾイド文字の成立はグローバリー3の不時着以前の話だ。けして地球人が持ち込んだものではないのである。
もう少しよく見てみよう。ゾイド文字の形状はひらがなによく似ていることが分かる。これは、ゾイド文字が成立する以前に、惑星Ziに漢字が存在していたことを示唆している。
このことは惑星Zi人の姓名が地球人のそれに類似したものであることと同様に、あることを示す証拠になっているのではないか。地球とZiが、同じ知的生命体によって文明を授けられた証拠に……
そういえばムラサメライガーのモニターやムラサメブレードには旧い字体で「村雨」と記してある。実はムラサメライガーは地球人到来より遙か以前、古代文明によって生み出されたゾイドなのかもしれない。
DS購入(遅い!)
遅ればせながら、ニンテンドーDSを購入。限定版が出たらどうしても欲しくなって無駄に買い足してしまいそうだったので、それならいっそのことと限定版が出るまで買い控えていたのだ。
それで、ポケモンセンター限定・ミュウエディションを予約で無事ゲット。
さて、DSといえば、その発売がアナウンスされたとき、サードパーティーの発売予定ソフトの中にゾイドゲームが混じっていた。あれから全然続報がないように思うが、どのようなものになるのであろうか。順当に『ゾイドサーガ』シリーズの新作でも持ってくるつもりか。
どのようなゲームを持ってくるにしろ、鍵はDS最大の特徴である上下二画面やタッチパネル入力を十全に活かすことができるかどうかが鍵になるだろう。もし、既存のゲームと何ら変わりない物を出すつもりなら普及しているGBAでリリースした方が商売になるからだ。
しかし、そのようなゲームデザインは大変難しい。企画者には遊びということに対する柔軟な姿勢が求められると思うのだが、今までのゾイドゲームを振り返ると心配になるなぁ……
ちなみに、筆者は過去のゾイドゲームの中では、世間的には顧みられることの少ない『サイバードライブゾイド』を高く評価している。企画者は「ゲームデザイン」というものがなんなのか、良く分かっている。評判の悪いキャラクターデザインも、GBAの小さい画面で表情の変化を演出しようとしたらあれで正解なのだ。
補記
DSのソフトはとりあえず『ファミコンウォーズDS』を買ってみた。このシリーズはユニットの種類を絞って、戦術SLGの楽しさの核である「ジャンケン」にフォーカスを合わせている。色気はないがゲーム性は抜群だ。
ゾイドゲームだってそうすりゃいいのである。変にゴチャゴチャと「オリジナリティー」を出そうとせず、シンプルにゲームとしての手触りを優先させて欲しいと思う。
星に願いを
今日は七夕である。もっとも、宮城県民は七夕は八月にやるものだと思っているから実感はないのだが。だいたい梅雨時に晴れるわけがないだろう。
七夕信仰の起源は中国の神話にある。天の川の東岸に機織りの巧い女がおり、天帝はこれを寵して西岸に住む牽牛に娶らせた。ところがラブラブ新婚生活に浸って機を織らなくなったため、再び東岸へと隔離して、一年に一度だけ会うことを許した……
うーん、あまり中国的でない、切ない恋の話だなぁ。しかし、古くは『詩経』に歌われポピュラーな話となり、織女星、牽牛星に針仕事の上達を願う「乞巧奠(きっこうてん)」という行事になった。この風習が日本に渡って織り姫、彦星の七夕になったのである。
さて、そろそろゾイドにこじつけるか。織り姫こと織女星は「こと座のベガ」、彦星こと牽牛星は「わし座のアルタイル」に当たる。そう、ベガとアルタイルと言えば、ゾイド的にはアニメ『ゾイド新世紀/0』に登場する天才少年ゾイドウォーリアーのベガと、バックドラフト団幹部のアルタイルだ。
ベガはバックドラフト団のエースとして終盤に登場、バーサークフューラーを駆ってビットたちを苦しめた。そのベガを操るのがサラという女だ。ベガはゾイドが好きなだけの無垢な少年といった感じだが、サラは無敵のベガを出世のコマに使う。劇中、二人の関係がどんなものかは明言されていないのだが、サラはベガを利用しつつも惜しみない愛を注いでいるし、ベガはサラを少々過干渉だと思いながらも全幅の信頼を置いている。つまり、母子にしか見えない。
同様に、ベガに近しく、その力を己の出世に使おうとするのがアルタイルだ。アルタイルとベガの間にはほとんどやりとりがないので関係の推察は難しい。しかし、アルタイルとサラのやりとりからは、どうも男と女の関係の匂いがする。というか、関係の冷え切った夫婦という風情だ。アルタイルはまだ幾分気がある様子だが、サラはアルタイルを組織の中での保身に汲々としている小人とみて軽蔑しきっている。なんか嫌な女だ。野心家のサラはバックドラフトの中枢に近づくためにアルタイルを利用しただけなのではないか? そんな妄想が湧いてくる。そして、ベガは精子バンクで大枚はたいて作った子だったりするのだ。何も知らない哀れなアルタイルはその子におのが半身を意味する「ベガ」と名付けた……
なんか織り姫・彦星より切ない話になったぞ、おい!
ところで、諸君は何を星に願ったかな?
え、私はどうかって? 私は神仏に個人的な願い事はしない。しかし、星を見て人のために祈るというロマンチックな行為をすることもあるのだ、たまには。今宵は、そうだな……
女が男を騙しませんように
