ゾイドジェネシス 第十二話「潜入」感想
ジェネレイター職人を探してゼ・ルフトの町へやってきた一行。しかし、ゼ・ルフトは既にディガルドによって陥落させられていた。情報を求めてルージたちは潜入を試みる──というのが今回のあらすじ。
冒頭部の合戦シーン、モルガ部隊の扱いは少々いただけない。配役としてはモルガはやられ役以上は望めないとして、モルガの良さもきっちり描いてほしい。モルガの特性は突進力と前面装甲の厚さにあるのだから、一二発被弾しても前に出るという心意気を見せてほしかった。そういうところを描いてこそ販促として機能するのではあるまいか。
前回の経緯をふまえて、ミィ様が柄にもなくしおらしい態度を見せるところは良い。ちゃんと連続性のあるシリーズ構成が成されているからだ。そういった当たり前のことが当たり前にできている点は評価したい。おっぱいポヨンは蛇足だった気もするが……
水路を通って潜入したセイジュウロウの咳き込みが気になる。あからさますぎるが、伏線だろう。やっぱり死んでしまうのだろうか。さんざん最強、最強と言われたからなぁ。
ところで、ルージ一行は映画『七人の侍』もモデルにしていると思う。指揮力抜群の人格者ラ・カンは侍たちのリーダーである勘兵衛、ルージは若武者の勝四郎。となると、セイジュウロウの役所は勝四郎が私淑する剣豪・久蔵だろう。寡黙でストイック、圧倒的な戦闘力と、イメージがぴたりと重なる。ということはだ、やっぱり死ぬのである。
追記
じゃあミィ様は誰がモデルだろう。菊千代か、やっぱ。あの野生児ぶりでは。
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七人の侍
バイオケントロ
バイオゾイド三連レビューのしんがりを務めるのは、アニメではまだ未登場のバイオケントロ。
GB-003 バイオケントロ
定価2,100円
その名が示すとおり、ケントロサウルス型のバイオゾイド。
フレームはバイオトリケラと同じ物が使われている。こういう部分でコスト削減しているにもかかわらず、割高感のあるボリュームになってしまったのはやはり惜しい。
しかし、それを差し引いても満足のいく格好良さ。両肩から伸びる剣・ビーストスレイヤーが最大の特徴で、スイッチを押したときに鳴る音声には剣を振るう音も収録されている。
ビーストスレイヤーはボールジョイントで接続されており、自在に可動する。
顔に目をやると、全バイオゾイド中、最も凶悪な目つきをしている。他のバイオゾイドは真ん丸の意外と可愛い目をしているが、こいつばかりは三角のつり目なのである。
ゾイドコア・ドットコム

バイオトリケラ
昨日に引き続き、バイオゾイドのキットをレビュー。まずはバイオトリケラから。

GB-004 バイオトリケラ
定価2,100円
その名の通りトリケラトプスをモチーフにしたバイオゾイド。ハッタリの利いた角が印象的だ。
キットは他のバイオゾイド同様、スイッチを押すと音声が鳴りコアが明滅する。
頭部アップ。角は例によって軟質樹脂製。成型色のパッとしない金色と相まって間延びした印象なのだが、パネルラインにスミ入れをするだけで写真のようにグッと締まる。ガンダムマーカーで十分効果が出る。素組み派にもこれだけは勧めておきたい。
さて、このキットの難点を挙げるとしたらボリュームということになってしまうだろう。
写真はムラサメと対峙させた様子。なんか体格差で負けそうな予感……
正直、ほぼ同じの価格のバイオメガラプトルと比べてだいぶ見劣りする。物が良いだけに少々惜しく感じる。
バイオティラノ
一日早くバイオゾイド軍団が届いたので、とりあえず番号順にティラノから組み立て開始。例によって半完成状態のフレームに合成ゴム製の装甲パーツを取り付けていくだけ(ゲートを綺麗に切り取ろうとすると馴染みのない材質であることもあって時間がかかるが)。
部品が大きいせいかバイオメガラプトルの時よりは組み立てやすくなった印象だ。

GB-002 バイオティラノ
定価3,150円
見よ、凶悪な面構え! プロポーションもティラノサウルスらしさがよく出ている。背部スイッチを押すと鳴き声を上げながらコアを明滅させる。
巨体を支えるために足腰はかなり頑丈になっている。足首は固定されているものの、スタンド無しでも安定して自立する。
肋骨が展開し、暗器「リブ・デスサイズ」に。口腔内には、酵素パワーで全てを分解する「バイオ粒子砲」が見える。
バイオメガラプトルと並んで。メガラプトルより一回りほど大きいだけだが、各部肉厚があるせいか、かなり大きく感じる。重量は倍も違う。
余談だが、組み立て中に頭部が外れて落下してしまった。かなり重量があるので本来なら破損を覚悟せねばならぬところだったが、バイオ装甲のおかげで全くの無傷で済んだ。設定通りの防御力だぜ!
宇宙戦争
シスコン兄さんは最愛の妹と連れだって映画へ。本日は話題騒然『宇宙戦争』。
何の前触れもなくその日はきた。地を割って現れた異星人の兵器「トライポッド」が「圧倒的力的強さ」で地球を席巻。トライポッドに地球上の兵器は通用せず、放たれる怪光線を浴びたものは瞬く間に灰になってゆく。コワス! テラコワス!(中川翔子)
極限状態での家族愛に感動し、「よし、俺もこの子に何かあったら守ってやらないとな」と決意を新たにしていると妹が一言。
「つまらなかったね」
ぎゃふん。人の金で映画見ておいてそれか!
駄目だ、こいつとは感性が合わねぇ、と思いつつ帰宅すると、ゾイドコア・ドットコムに注文していたバイオゾイドが届いていた。奇しくも、通常兵器が効かず怪光線で全てを分解するゾイドである。う~む、『宇宙戦争』封切りを見据えたバイオゾイド大量投入だったか。やるなトミー。
補記
実を言うと、私は基礎教養と思われる『宇宙戦争』のオチを知らなかった。あまりにも唐突な幕切れには流石にポカーン。
テラコワス→家族愛→ポカーン

