先日ご紹介しましたSG-12A…
昨日バンド練習で使用したのですが、コードが妙に押さえにくくてミス連発!
弦の数が普通のギターの倍なので、それなりにテンションはきついのですが、それにしても…
ということでネックをチェックすると…結構な順反り。
入手当時は気にならなかったのですが、結構反ってました。
このギターのネック調整は、まずここのプレートを外す必要があります。
プレート近影。
この精巧な作り!フェンダーのような、メッキを全体に施したタイプにしなかったところにヤマハ技術陣のこだわりを感じます。
裏面はこの通り。
金型でプレスされているというこだわりよう😲
SA-50Bでご紹介したジャックプレートと同じ処理ですね。美しい…。
プレートを外すと、ネックを固定するボルト4本とくり抜かれた穴が見えます。
4本のボルトは2本ずつ異なる素材を使っているようです。
何か理由があるのでしょうか…。
穴の部分を明るくして撮影したもの。とにかく加工が丁寧で綺麗。
穴の中にはトラスロッドに接続された金属が見えます。
互い違いに穴が空いており、ここに金属の棒を差し込んでネックを調整します。
このような感じ。
この棒は以前持っていたSG-7A(レプリカ)のものだったと記憶しています。
+ドライバーなど、約3.5mm径の金属の棒であれば代用できると思います。
反りを調整した後は弦高調整。結構下げることが出来ました。
調整した結果、ネックは真っすぐなり、テンションも6弦ギター並みになって演奏性向上\(^_^)/
調整量で言うと、1ミリ~コンマ数ミリの世界だと思うのですが、びっくりするほど弾きやすくなりました。調整は大切です。改めて実感。
普通のギターで言うところの5弦、6弦のローラーが回らないのですが、よく見ると手あかのようなものがこびりついてます。
次はここを調整しようと思います。
~以下次号~