ワインインポーターのテラヴェールのブログ

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フランスやイタリアのワインの造り手の情報をお伝えします。

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いよいよ11月。ボジョレーヌーヴォーがやってきます。

『100年に1度の難しい年』とも言われる2012年ですが、

実際に造り手達にとってはどんな1年だったのでしょうか?


ジョルジュ・デコンブ、フィリップ・パカレ、

そしてマリー・ラピエールが2012年を振り返ります。


2012Beaujolais Nouveau

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不安定な太陽ながら、開花時期に入るまでには、
なんとか新梢は成長した。

しかし、開花直前の更なる天候不安定によって
葡萄樹は十分に養分を吸収することができず、
遂に自己防衛本能を働かせる。


『花ぶるい』


開花し、葡萄果実の元が生育される時期に天候が

不安定であった為に葡萄樹は果実に与える養分を制限してしまう。


新しい果実よりも自分自身の生育に養分を使う為、
生き抜くための葡萄樹の知恵が花ぶるい。


葡萄果実の素はぽろぽろと落ちてしまった。

この時点で大きく収量が落ちることは決定的であった。

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5月 『開花時期のズレ』
2012年の収量が減ってしまった最大の原因が
開花時期のズレ。


4月の初旬に温かな陽光によって始まった開花は、
不安定な気候で、なかなか上がらない気温と少ない日照量で進まない。


『全ての花が開ききるまでに1カ月以上も費やしてしまった。
これはヌーヴォーにとって致命傷だった』

(ジャン・クロード・シャヌデ)


通常葡萄は開花から100日で熟すると言われる。


開花時期の多少のズレはワインにとって、むしろプラスに影響する。
色々な要素を持った葡萄果実はワインに複雑味を与える。


『しかし、30日以上も開花時期が違えば、
収穫時に熟度が足りず収穫できない葡萄が増える。
未熟な果実ばかりではワインも未熟なものになってしまう』

(マリー・ラピエール)


勿論、3人は収穫時に未熟な果実を樹に残したままにし、
完熟した葡萄のみを収穫するという決断をすることとなる。




6月 『雹害』
2012年という年は、どこまでも造り手を苦しめるらしい。


4月、5月に続き、6月にも大規模な雹がボジョレーを直撃。

ヌーヴォーを産する畑は早い成熟が必須である為、
比較的低地にあることが多いが、低地の畑ほど雹の被害が大きかった。

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※雹で大きな穴があいた葡萄葉


≪シャトー・カンボンの畑≫
葉は雹によって大きな穴が沢山開いていた。

勿論、葉だけではなく、葡萄も雹によって破壊された。


特に6月の雹はまだ柔かい果皮を簡単に痛めつけてしまった。

ここでも、また葡萄の数は激減してしまった。



こんなにも厳しい仕打ちがあって良いのだろうか。
しかし、これも自然の力。
自然に逆らっても良いワインはできない。


『良い年もあれば、難しい年もある。当たり前のこと』
(フィリップ・パカレ)


『その年、その年、その瞬間でベストの判断をしていくことがワイン造り』
(ジョルジュ・デコンブ)

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※収穫時未熟だったので10月まで樹に残されてた葡萄


『ヴァン・ナチュールでは自然がワインを造るの。
人工的なワインではレシピがワインを造るけどね』
(マリー・ラピエール)



7月 『曇りがちな空』
雹害を受けた畑。
決して最高とは言えない状況は好転しない。


気温は上がらず、太陽は顔を出さない。
明らかな日照量不足で葡萄の生育は遅いまま。


湿気の多い気候のお陰でウドンコ病が発生。
毎日欠かさず畑に出て腐敗果を取り除く作業が続いた。


例年以上に畑に出てケアしてあげなくてはならなかった。
造り手に休まる時間は無いようだ。




8月 『猛暑』
8月後半に入ると一転、強い陽光が一気に戻ってきた。

一気に成熟度を上げていく葡萄。


糖度も順調に上がり、アントシアニン、タンニンも成熟していく。
これまでの天候不良が嘘のように葡萄は健全さを取り戻していく。

ボジョレーに少しずつだが、希望が湧いてきた。




9月 『やっぱり自然は味方だった』
8月の後半からは晴天が長く続いてくれた。
葡萄はしっかり乾き、熟度は十分!!!


更に葡萄の房数が自然と減ったことで、
1つ1つの葡萄は十分な栄養を保持している。


収穫時期は例年より遅め。
まずはマリー・ラピエール、長男マチュ、長女カミーユ、次女アンヌが
揃ったM.ラピエール(シャトー・カンボン)。

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≪M.ラピエール(シャトー・カンボン)収穫≫
収穫は9月10日から始まり、9月24日まで続けられた。


非常に少ない葡萄しか畑には残されていないが、
8月末からの乾いた気候によって葡萄は凝縮している。


しかし、開花時期に大きな開きがあることで
完熟した果実と未熟な果実が同居しているという難しい状況。


私達の判断は粒選り。未熟な房は樹に残し、収穫した果実も

先端部分の未熟な果実や、腐敗した果実を1粒ずつ除いていったの』
(マリー・ラピエール)


完璧な葡萄しか使わない。




≪ジョルジュ・デコンブ収穫≫
ジョルジュ・デコンブの収穫は9月20日から10月5日頃まで続いた。

デコンブのヌーヴォー用の畑は低地にある為に雹の被害は大きかった。


『全滅だ。ほとんど収穫できないよ』
(ジョルジュ・デコンブ)


ヌーヴォー用の畑は壊滅。


『クリュ・レニエの葡萄でヌーヴォー?』

なんと2012年はクリュ・ボジョレーで
最も早く葡萄が熟す“レニエ”の葡萄を使ってヌーヴォーを造っている!!!


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『レニエは早く熟するので、ヌーヴォーに間に合うと判断した。
でも、まだ発酵は終わってない。自然酵母だからね。
間に合うかどうかは自然が決めること(笑)』
(ジョルジュ・デコンブ)


10月1週目、コンクリートタンクの中でアルコール発酵中。
例年、濃厚なヌーヴォーを造り上げ、
驚かせるデコンブのレニエがブレンドされた2012年ヌーヴォー。


恐らく、2011以上の完成度となるであろう。




≪フィリップ・パカレ収穫≫
フィリップ・パカレのヌーヴォーは昨年に続きクリストフ・パカレの畑から。


北部の畑は雹の被害が非常に大きかったので、
昨年とは違う畑の葡萄を使用することとなった。

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ヌーヴォーに使われる畑は…

■Linrignie(ランティニエ)
モルゴンの南西部。ポワール香が強い。
■Lincie(ランシエ)
モルゴンの北部。ミネラル・タンニン量が多い。
■Legny(レニィ)
ボジョレー南部の粘土石灰土壌。
■La chapelle de Guichay(ラ・シャペル・ド・ギシャ)
シエナの近くに位置する砂質が多い軽やかな畑。
■Corcell(コルセル)
ボジョレー南部に位置する花崗岩の典型的な畑。


『この5つの畑をアッサンブラージュするつもり。
ミランダージュによって例年以上に凝縮した。
繊細さと力強さを併せ持つだろう』
(フィリップ・パカレ)





ミランダージュ
3人が声をそろえるのが、このミランダージュ。

“花ぶるい”によって多くの葡萄は結実不良を起こしている。

これによって生産量は大きく減少したのだが、

一方で2012年ならではの素晴らしいことが起こっていた。


ミランダージュによって結実不良をおこした葡萄は

大きく成長することができず、通常の葡萄の1/3~1/5程度

の大きさで成長が止まってしまう。

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※ミランダージュによって小粒のガメイ


この葡萄果は果汁に対して果皮の比率が異常に高くなる為、

生産量は減るが、果皮からの色々な要素を多く有することになり、

確実に品質を高めてくれるのだ。




最後に自然は僕等に味方した!!!
100年に一度の難しい年とも言われる2012年。


マルセルの旧友でシャトー・カンボンの共同オーナーである

ジャン・クロード・ジャヌデの89歳になるお爺さんは

『生まれてから、こんなにも少ない葡萄

しかならなかった畑を見たことがない』と嘆く。


しかし、自然は彼等を見放してはいなかった。


生産量を大きく減らした最初の原因である“花ぶるい”によって

ミランダージュが起こり、小粒の葡萄となったのだ。


終わってみれば量は半減だが、

例年以上に要素の詰まったボジョレー・ヌーヴォーができている。


この特異なヴィンテージのヌーヴォーを彼等はどう仕上げたのか?

自然と共に醸した2012年ボジョレー・ヌーヴォー。

彼等の良心が見えてきます。

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シャンパーニュでは若い造り手が意欲的なワイン造りを展開し、RM

という新しく、個性的なワインが多く出てきています。


イタリアを代表するスパークリングワイン産地フランチャコルタは?


唯一と言って良いかもしれません。

フランチャコルタの制約に嫌気が差し、フランチャコルタ協会は脱退し

ましたが、フランチャコルタ・エリアで意欲的なワイン造りを行う

カサ・カテリーナ!!!

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彼等の目指すのは原材料=葡萄100%のスプマンテ。


当たり前そうに思えますが、実は普通にはありえません。

シャンパーニュも含めたスパークリングワインは通常、1次発酵で

アルコールを造りだし、2次発酵でガスを生み出します。

1次発酵を自然酵母で行う生産者も、2次発酵の際は大体の場合は

ワインに酵母と砂糖を足して発酵を促します。


そうなんです。この時点で、『酵母』と『砂糖』が添加されるのです。

ある意味で原材料=葡萄100%とは言えない訳です。


さぁ、カサ・カテリーナです。


彼等は自然酵母をしっかり生かす為に、農薬は一切使用しません。

1次発酵を自然酵母にみで行い、2次発酵に入ります。


彼等は果皮に着いた自然酵母を採取し、自分達で培養しています。

その果皮由来の酵母と収穫時に絞っておいた甘い果汁(モスト)を

フィルターにかけて減菌し、5度で保存しておいたものを加え、

2次発酵を開始します。

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(培養中の酵母)
勿論、この収穫から発酵までの期間、一切、酸化防止剤は使用され

ません。よって、彼等のスプマンテは本当の意味で葡萄以外の材料

が全く使用されていない唯一のイタリア産スプマンテなのです!!!

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(ピュピトールなんてありません。籠に挿してます・・・)
更に、彼等は澱と共に長く熟成させます。


澱は最初の段階ではワインから『旨み=タンパク質』を吸い取るのだ

そう。その後、ワインの安定と共に、逆に『旨み=タンパク質』を

ワイン中に放出するのだそう・・・。


『澱と共に保存すれば澱が酸素から守ってくれる』

『あとは最適なタイミングで瓶詰めするだけ』

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(手書きでデゴルジュマン等。生産量は1000本・・・)
彼等のスプマンテは非常に個性的です。

しかも、大きな可能性を秘めています。


泡なんて無くなってもいいんです。

大き目のグラスでゆっくり空気と触れさせながら楽しんでください。


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テラヴェールの取引先で最も小さな蔵ではないでしょうか?

レッジョ・エミリアのカ・デ・ノーチ。

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アルベルトとジョヴァンニ兄弟が切り盛りしているのですが

醸造所はまさにガレージ。

ボトリングマシーンもラベラーもありません。概観は普通の民家です。

いくら探しても見つかりません・・・。

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(奥)圧搾機

(手前)手動ボトリングマリーン
基本的に畑仕事も醸造も2人だけで行います。

収穫だけはお父さんや親戚まで集まって行うそうで、まさに家族経営の手造りワインといった感じ。自然派と呼ばれるグループに属していますが、彼等は独自の道を行きます。

数年前のボトルをポンポン開けながら・・・

『数年前の僕等は間違っていた。自然であることに甘えていたと言うべき』

彼等の昔のワインは還元状態が長く続いていて、10年前のワインでさえも還元して閉じこもったままでした。

『発酵の状態をしっかり把握することと、ボトリングのタイミングを最高の状態で行うことで還元はある程度避けることができる』


彼等の現行ヴィンテージはほとんど還元香が出ていません。

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(スペルゴラの古樹)
また、もう1つの大きな変化がマセラシオン。


『昔は30日、ものによっては60日以上のマセラシオンを行っていたが、今では1週間程度。僕等が考えるレッジョ・エミリアの個性は軽やかで果実の後に余韻があるもの。過度のマセラシオンは果実の個性を消してしまう』

”大人のランブルスコ”とでも言ったら良いのでしょうか、

完全発酵した極辛口の微発泡ワインは果実のニュアンスからか少し甘みさえ感じさせます。リッチな果実感のわりには、余韻は軽やか。

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全てのワインは発酵からボトリングまで一切のSO2を入れていない。

勿論、フィルターもかけることは無い。


畑では”施肥もしない”、”灌漑もしない”、”除草しない”


どこまでも実直に自然と向き合いながら、確実にワインの質を上げているカ・デ・ノーチ。アルベルトとジョヴァンニの進化をぜひ体験してみてください!!!

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(左)ジョヴァンニ(右)アルベルト

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世界中にアニス酒は沢山存在します。

アブサン、ペルノ、リカール、サンブーカ・・・。

ヨーロッパでは本当に人気のあるお酒で昼間のバールで飲まれる

代表的な酒だったりします。


そんなアニスも今では人工的にアニスの風味をつけられるのだそうです。

アニスから造られていないアニス酒???

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『ヴァルネッリ』

未だ昔の製法に拘り続け、銅鍋でアニスを煮出します。

アニスエッセンスや甘味料は一切使用しません。

アニスそのものと言って良いでしょう。

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ガスでも電気でも駄目なのだそうです。

薪をくべて、熱伝導の良い銅鍋で1時間に1度程度かきまぜながら、

3時間程度煮出していく。

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ブナの樹で焚くと香が良いのだそう。

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訪問した時にはアニスではなく、アマーロを煮出していました。

部屋中に香るアマーロと薪で燻された香・・・。


『アニスは古代から色々な効能があると言われてきたの』

今でも、アニスは酒でありながら健康酒のように扱われていたりします。


カラメル、人口甘味料などは一切添加されません。

『本物のアニス』

もうここにしか残っていません。

絶対無くなって欲しくない!!!

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彼等のもう1つの主力製品がアマーロ。

実はアマーロは今や昔ながらの製法のものはほとんど存在しません。

世界的にみてもイタリア国内でもアマーロ本来の苦味よりも

甘みを好むように市場自体が変化したことが大きな要因です。


『アマーロ=苦味』

本来苦味を味わうものであるアマーロが苦味を感じさせない造りに変わってしまった。

アマーロである意味はあるのでしょうか?


今、市場に流通しているアマーロはほぼ全てカラメルが添加されています。

カラメルと香料で甘く、そしてヴァニラのような柔らかい香味に仕上げられます。


しかし、ヴァルネッリは違います。

あくまでも天然素材を銅鍋で煮出すことに拘ります。

それが伝統であり、彼等が本気で美味しいと思うレシピだから。

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乾燥させた高山性のリンドウの花

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オレンジの皮は2種、甘みと苦味

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シナモン

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グローヴ

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キナの根


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甘みはハチミツ
などなど。


全て天然素材。

これらを一部はすり鉢ですり、銅鍋で煮出していきます。

これ、全て手作業です。

ブレンド比率はヴァルネッリの秘密だそうで、家族しか入れないブレンド室があります。


彼等のアマーロは2種類あります。


アマーロ・シビッラ

こちらはハチミツと砂糖を焦がしたものを若干加えたタイプ。

アルコール度数34度。

主にレストランやバールで売られています。


アマーロ・トニコ

こちらは砂糖を焦がしたものも添加しません。

甘みはハチミツだけです。

アルコール度数21度。

これは現地だと漢方薬局のようなところで売られていたりします。

※より素材感が味わえます。



本当に苦い、彼等のアマーロ。

全ては天然の素材自体が持つ要素です。


『カラメルの甘みが欲しいならコーラでいいんじゃない?』
『アマーロはコーラじゃないわよ』



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最近はフレンチでもバターではなくて、オリーブオイルだったり

日本だけでなく、イタリアやフランスでも『食のライト化』は進んでいます。


イタリアでもその傾向は強く、軽くエレガントな料理が流行している。


また、一方で若者を中心にアルコール離れも進んでいます。

ワインよりも軽いビールに人気が集まっていて、星付レストランでも

地ビールのリストがあったりします。

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明らかに食に関して、イタリアでも日本でもライト化が進んでいるのに

ワインはと言えば、温暖化も勿論、より完熟させる傾向もあって

アルコール度数はどんどん上がっています。


キャンティ・ルフィーナでさえ15度を超えるアルコールであったり、

ヴァルポリチェッラでさえも15度を超えていたりします。

アマローネが16度程度ですから、この数値は恐ろしい数値です。


アルコールはワインの重要な要素であることは間違いないですし、

アルコールによってある意味ワインはボディを得たりもします。


素晴らしいワインを造ろうとすれば、完熟を求めるわけで、

高い糖度の葡萄を辛口に仕上げれば、勿論アルコールは上がる訳です。



『でも、一般の消費者はそんなものを求めてるのでしょうか?』


今、本当に求められているのは軽く、エレガントな風味の辛口ワイン

なのではないでしょうか?しかも、少量で。


軽めの料理に合わせて、軽いワイン。

繊細な料理に合わせやすいドライで爽やかな酸味。

アルコールの弱い方も、実は料理とワインをレストランで楽しみたいんです。



それこそが、このワイン。

Filii(フィリ) Pojer & Sandri(ポイエレ・サンドリ)

アルコール度数:9.5%

容量:500ml

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ファエドの丘、標高750mの畑は年間を通してアルプスの冷たい風が

通り抜けます。しかし南側斜面で遮るもののない畑は十分な日照量を得ます。

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葡萄品種はリースリングを主にミュラー・トゥルガウ、ケルナー、マンツォーニ。

収穫は普通のワインより少しは早めの9月上旬。

この地方の豊富な日照と谷から吹きつける冷涼な空気の2つが合わさって

可能となるワイン。勿論、天然酵母のみ。補糖、補酸も行わない。



『食はライト化しているのに重たいワインばっかり。おかしいと思わない?』

『一般消費者は軽くて爽やかに香るワインを望んでいるのに、

ワインメーカーは”凄いワイン”ばかり造ろうとする。おかしいわよね?』

『ワインはもっとエモーショナルにたのしめなくちゃ!!!』/エリサ・サンドリ



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お待たせ致しました。

多くのお問い合わせを頂いておりました

フォラドリの新ラインが販売開始となりました。

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グラナートで一躍有名になったフォラドリですが、

実は10年以上前からビオディナミへの転換を進めていました。


当初のフォラドリは・・・

『テロルデゴの個性』を表現したいという想いでワインを造っていた訳です。

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その考え方に基づいて造られているのがこの2つのワイン。

テロルデゴの表現

・テロルデゴ・フォラドリ

・テロルデゴ・グラナート


『テロルデゴ・フォラドリはテロルデゴの鮮烈さ、ピュアさを表現します』

『そして、グラナートはテロルデゴの偉大さ、パワー、調和、奥深さを表します』

/エリザベッタ・フォラドリ

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この2つのワインは昔からお馴染みのワインです。

トレンティーノの固有品種であるテロルデゴを追求するワインであり、間違いなくトレンティーノを代表するワインと言えるでしょう。昔ながらのこのワインも進化を遂げています。2008ヴィンテージのテロルデゴ・フォラドリをぜひ、お試しください。エリザベッタが言う『ピュアさ』が良く解ります。透明感と削ぎ落とされた美しさが、ここにはあります。



もう1つのラインは?当然の成り行きでした。

より良いワインを造る過程でエリザベッタが取り組んだのは『バイオディバシティ(種の多様性)』の回復。現代ではクローン技術が発達し、イタリアのみならず全世界でクローンを限定し、良いワインを造ろうとします。クローンによって収量が抑えられたり、特定の香が出たり、更には病気に強かったりということがある訳です。

もう1つの側面としして、同一のクローンであった方が熟すタイミングまでもが同じようになるそうで、均一に熟した葡萄が収穫できるのです。

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テロルデゴはと言えばほとんど3種類しか植樹されていないのが現状。


『明らかに異常だと思った。色々なクローンが混在することによって、自然な味わいが出来上がる。クローンをコントロールすることで仕事は楽になるかもしれないし、濃いワインはできるかもしれない。でも、そんな人間の浅はかな仕事よりも、自然な環境の方が複雑味を与えてくれる』

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今ではフォラドリの畑には数十種のテロルデゴのクローンが共存している。そのアプローチの中で葡萄樹は強さが必要になった。病気に弱いクローンやカビに弱いクローン。

色々なテロルデゴが強く生き抜くためには薬剤に頼らないことが重要と判断し10年以上前からビオディナミに転換。

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10年以上のビオディナミによって土壌が元気になり、驚くことに畑ごとの差がはっきりと葡萄、そしてワインに表れるようになった。薬剤によって補助していたのを止めたことで、畑固有のミクロクリマ、土壌構成がワインにまで表れるようになった訳です。

『明らかに違う個性を持つようになった畑。この個性は生かすべきだと思った』

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エリザベッタは分けてボトリングすることを決意。


2つ目のラインは・・・

畑の個性の表現

・テロルデゴ・モレイ

・テロルデゴ・スガルツォン

・ノジオラ・フォンタナサンタ

・インクロツィオ・マンツォーニ・フフォンタナサンタ

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『モレイは砂利、砂を豊富に含むノーチェ川に隣接する堆積土壌。モレイという言葉はトレンティーノの方言で暗い茶色や濃い色を意味する。この畑から生まれる葡萄はまるで鏡のようにモレイを映し出す。ミネラル感の強い、凝縮したワイン』


『スガルツォンは砂岩質。河川による深さ30cmの堆積土に覆われ、小石を多く含む土壌。この特別に冷涼な気候は、平坦になりがちなテロルデゴにアクセントを与てくれる。エレガント』

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更に、驚かされるのがノジオラ。

『アンフォラでの8ヶ月に及ぶマセラシオンは果皮に含まれる自然のタンニンに守られながら、ゆっくりと葡萄のエキスを抽出し、ノジオラの表現力を最大限に引き出すことを可能にしている。その後、アカシアの大樽に移して2ヶ月間落ち着かせて出荷。大き目のグラスで空気と触れさせながら、最低でも15度以上の温度で飲んでもらいたい』

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元々ノジオラは果皮ごと発酵されることがよくあったそう。それを再現する中で酸素供給能力が高く、香やタンニンなどをワインに与えないアンフォラでの発酵に辿り着いたのです。


奇抜にも思えるワイン造りでありながら、綺麗でみずみずしい仕上がりは見事としか言いようがありません。エリザベッタの進化をぜひ感じてください。驚きますよ。

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葡萄そのものを鏡のように映し出すのがワイン。


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テラヴェールでは西バローロと東バローロの味わいの個性をしっかり理解頂くべく、G.Dヴァイラ(西/バローロ)とプリンチピアーノ(東/セッラルンガ)のベースのバローロを同価格でご用意しております。


■果実をしぼったようなピュアさ

Barolo Albe 2006 G.D.Vajra

参考上代:6,000円

なだらかな丘陵に広がるバローロ村のG.Dヴァイラの畑は日照量も豊富で果実が完璧に、しかも均一に熟す。ワインは一点の曇りも無い、純粋で果実そのものがストレートに表現されたもの。ある意味ではバローロとは思えないくらいに”果実のピュアさ”が表現されている。タンニンも控えめ、完璧に均整がとれているし、発酵や樽由来の果実以外からくる香や味は存在しない。酸味と甘味も調和を保っていて、ヴァイラの丁寧で緻密な仕事が感じられる。


■厳格さとミントの風味

Barolo Serralunga 2007 Principiano

参考上代:6,000円


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セッラルンガの昔のバローロにはミントの風味があったと多くの造り手が言う。バローロ村とは違い、切り立った丘は急斜面になっていて気温も低い。葡萄が熟すタイミングもバローロ村より少し遅め。葡萄は明快な果実感よりも、そのタンニンや酸度の高さが際立つ。決して凝縮度が高い訳ではないが、味わいの要素は多い。果実感というよりも香辛料、ミントなどのハーブ、ドライフルーツ、タバコといった複雑性のあるもの。



同じバローロでも西(バローロ村)と東(セッラルンガ村)とでは全く違う個性になっていることがよく分かる2本かと思います。バローロ村らしいバローロを造るG.Dヴァイラとセッラルンガの個性を追求するプリンチピアノ。ぜひ、比較してみてください。




さて、新たに取扱を開始したプッリンチピアノについてです。

バローロはやはり偉大なワインであり、そのバローロの中でも最も厳格なワインを産むのがセッラルンガ・ダルバ。

あの偉大な造り手ジャコモ・コンテルノのカッシーナ・フランチャもセッラルンガに位置しています。


テラヴェールでは3年間、ずっとセッラルンガの個性をしっかりと表現している造り手を捜していました。多くの造り手が共通して言う言葉に『昔のセッラルンガにはミントの香があった』というものがあります。ある種の清涼感を持ったバローロで厳格ながらも深みのあるもの。あまりに凝縮したものではなく、味わいに自然な滑らかさがあるもの。なんといっても偉大なバローロの持つ雰囲気のあるもの。偉大な産地であるセッラルンガの個性を素直に表現しているバローロを選ぶことは簡単ではありませんでした。


そして、決めたのがプリンチピアーノ・フェルディナンド。

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(当主フェルディナンド)
バローロにおいてプリンチピアーノほど劇的な変化を遂げた造り手を他に知りません。90年代、バローロで起こった一大革命ランガローラのヌーヴェルバーグ(日本ではバローロ・ボーイズでしょうか)によって現当主フェルディナンドはモダン・バローロとして人気を博していました。

『でも何かが違った。大切に育てた葡萄をいじくりまわすような仕事は違うと漠然と感じていた』/フェルディナンド

2004年、除草剤、薬剤の使用を一切取りやめる。※現在では銅と松脂を混ぜたものと硫黄(市販されているものではなく鉱山から採ったもの)のみを使用。

2005年にはバリックの使用を中止。更にはモダン・バローロの代名詞でもあった短期間の抽出を可能にするロータリーファーメンテーターを売却。当時この機材は非常に高く売れたそうで、そのお金でスロヴェニアン・オークの大樽を導入する。

『当時のワインは短期間で抽出することで凝縮しながらもフルーティーであった。でも、そこにはバローロが本来持っている偉大さが無かった』

さらに、『当時の醸造所は全ての機材がコンセントにつながれていた。今ではコンセントは全く必要なくなったし、家庭で使用する電気代以下まで電気代も下がったんだよ』

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(シンプルな設備の醸造所は清潔)
現在では全ての畑が有機栽培に転換。除草剤は一切使用しないし、ボルドー液すら使用しません。畑に使われるのは3種のみ。鉱山から採取した天然の硫黄。銅とマツヤニと水を合わせたもの。そして、石灰比率が高く痩せ過ぎてしまう区画にだけ鶏糞を撒くそう。

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(ボスカレート※上部はカッシーナ・フランチャ)

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(農薬に弱いミントが大量に自生。これがミントの風味を)

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(ボスカレート脇の井戸には石灰が凝固していた)

醸造面でも多くの変革がなされている。

最も重要なワイン”バローロ・ボスカレート”では茎ごと立てたバリックに投入し、人間の足で踏んで発酵させるといった原始的手法を採用。フェルディナンド曰く、昔の造り手達は茎を使うことと人間が足で踏むことで発酵がスムーズに進むと言っていたのだそう。

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(人間の足でソフトプレス)
しかし、現在ではスターターと呼ばれる発酵を促す薬剤が使用されたり、酸素を強制的に与えたりすることで発酵を補助している造り手も多いので知らず知らずのうちに茎が使われなくなったのだと。ここでは自然酵母のみでも発酵がスムーズに進む。

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(子供も参加して皆でプレス)

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(カッペラーノも見学に訪れていた)
更には100日以上の超長期マセラシオンも試している。酸化防止剤完全無添加も実現しそう。2006ヴィンテージからはバローロ・ボスカレートの熟成期間が10年に延ばされる・・・。更に更に、偉大なモスカートの造り手エッィオ・チェルッティに教えを乞い完成させたモスカート・パッシートも完成間近。標高700mの高地にはティモラッソを植える計画・・・。

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驚くべきスピードで変化していったプリンチピアーノ。彼のワインは確実にセッラルンガの味がします。

以前のプリンチピアーノの印象を持っている方々も多いかと思います。必ず、試してください。驚きますよ。


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新年明けてすぐのネッビオーロ試飲会。

多くの皆様にご参加頂きました。有難うございました。


クアトロ・エレメンティとしての初めての取り組みとなりました。


クアトロ・エレメンティとは・・・

インポーターの垣根無しに、本物のイタリアワインを広めていくことを目的にAVICOの阿掛さん、ワインウェーブ土橋さんが中心となり立ち上がりました。今後、本物のイタリアワインをソムリエの皆様、小売店様、そしてワイン愛好家の皆様にも啓蒙していくつもりです。フーデックスにも出展致します。皆様、ぜひ、クアトロ・エレメンティのブースにお立ち寄りください。

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さて、ネッビオーロについて。

ネッビオーロは数少ない土壌個性をしっかりとワインに反映させる品種と言われます。ピノ・ノワール同様に土壌、気候、日照、水はけ、樹齢の影響を受けます。そんな神経質な品種でありながら、今まで、土壌について全く語られることがなかったのは驚きではないでしょうか?

ネッビオーロと言えば、バローロ、バルバレスコを擁するランゲ地方。

土壌は北ピエモンテよりも比較的若く、石灰含有量はところどころ違うものの、そのほとんどが粘土質です。バローロで言えば9割9分が粘土質土壌と言ってよいでしょう。よってバローロの個性は土壌個性と言うよりも、標高や微気候の影響が大きいようです。

おおらかで柔らかいバローロ村

(G.D.ヴァイラ)、

エレガントで上質な絹のような舌触りのラ・モッラ

(マリオ・マレンゴ)、

厳格で引き締まった構成のセッラルンガ・ダルバ

(プリンチピアーノ)、

間を取ったようにバランス感のあるカスティリオーネ・ファレット

(カヴァロット)

といった感じでしょうか。


そんなバローロにも2箇所だけ砂質土壌の畑があります。

1つが、大御所カペッラーノの所有する一部の畑。



そして、もう1つがロアーニャが所有するロッカ・エ・ラ・ピラ。

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砂質土壌のネッビオーロは香の豊かさが特徴。

しかし、最も大切なことは”自根”であること。1800年代にアメリカからヨーロッパに伝わったフィロキセラによってイタリアだけでなく、ヨーロッパ中の葡萄のほとんどが死滅した訳です。その後、アメリカ産の台木に接木することで一応の回復を見せるわけですが、ヨーロッパ全土の葡萄は、ネッビオーロも含めて根っこはアメリカ産なのです。100%オリジナルのネッビオーロではないのです。

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(樹齢100年/ロッカ・エ・ラ・ピラのネッビオーロ)

しかし、フィロキセラは火山灰や砂の中を進むことはできないらしく、砂地の葡萄畑や火山灰に囲まれた畑などでは100%オリジナルのヨーロッパ品種が残っているのです。フランスから近く、粘土質のバローロではフィロキセラによって全滅しましたがカッペラーノとロアーニャが所有するロッカ・エ・ラ・ピラにはフィロキセラにやられていない、アメリカ産の台木でない、100%オリジナルのネッビオーロが残っているのです。イタリアを代表する葡萄、ネッビオーロの根っこがアメリカ産だなんて、考えたくもない話ですが、事実なのです。

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(プロヴィナージュで保存)

では、自根のネッビオーロは味わいに何か個性を与えるのでしょうか?

これは皆様、ぜひ体験して頂きたいのですが、明らかに奥行きが違います。ロアーニャのワインは非常に不安定なところもあり、その時々で大きく表情を変えてしまいますが、黒果実系の香ではなく、タバコ、リコリス、香草系の香が主体であり、凝縮度よりも繊細さを感じさせます。決して濃厚な目の詰まった液体ではないのですが、実は要素が詰まっている。薄い色調で、一見物足りなささえ感じさせるが、日本の出汁のようにしっかりと味の濃さ、強さを秘めているのです。この奥ゆかしさ、上品さがヨーロッパ品種の本来の個性なのでしょう。

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(さらさらとした砂質土壌)
この大きな違いを体験してしまえば、ネッビオーロのイメージがまた少し違ってくるはずです。ブルゴーニュの昔のワインを飲んでいるようだ、とはフレンチの某有名ソムリエの言葉。ヨーロッパのエレガンスを感じることのできる数少ない自根のネッビオーロ、お試しください。


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2億5千万の微生物の唾液がテロワールの味を生み出す。


「シャトー・ル・ピュイがテロワールの味わいを表す事が出来るのは、この土中にいる微生物の唾液のお陰だ」葡萄樹の傍らの驚くほど柔らかい土壌に立ちながらアモロー氏は語る。

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シャトー・ル・ピュイの畑には1立方メートル当たり2億5千万匹の微生物が住み付いている。

目には見えないが、まとめると150グラム程。

微生物は葡萄の根に寄生して、樹液の中の糖分を吸い上げる。その後彼らが吐き出す酸性の唾液が土中のカルシウムを溶かす事で、土中にミネラルが豊かに含まれる様になる。このミネラルこそが、その土地ならではのテロワールを表す要素となるという。

つまり土中のミネラルを葡萄樹が吸い上げる事は、テロワールを葡萄に蓄える事になるのだ。その為には土中の微生物がかかせない。一度でも除草剤や化学薬品を使ってしまうと、土中の微生物は激減してしまう。必然的にテロワールを表したワインは造れなくなるという事だ。

「最近では除草剤や化学薬品を大量に使っている造り手達でも、皆が自分のワインはテロワールを表現していると主張するが、それは我々の理論では不可能だ。我々が400年以上も有機栽培にこだわっているのはテロワールの味わいを表現し続ける為なのだ」

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科学的には地中のミネラルを根が吸い上げ、ワインにミネラルを与えるという工程は証明されていません。しかし、現在の多くのボルドーワインとシャトー・ル・ピュイの違いは明確です。

あるソムリエさんは”ブルゴーニュのようだ”と表現していました。

果実の圧倒的な濃度ではなく、ワインの輪郭をしっかりと形作っているのがミネラル感なのです。これはアタックではなく、アフターの”伸びと広がり”を与えてくれます。アモローさん曰く、30年前のトップシャトーは皆ミネラルを感じさせるものだったのだそう。この感覚こそがボルドーワインの本来のテロワールなのだと。

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完璧な生態系が葡萄樹を守る。


観光客で賑わうサン・テミリオンの町から、シャトー・ル・ピュイまでは車で20分程。

しかし、そこはまるで嘘のように、静謐な空気に包まれている。メドック地区の豪華絢爛なシャトーとは異なるシンプルな2階立ての醸造所の周囲には葡萄畑と森が続き、周囲の道の車通りはほとんど無い。

「我々の敶地の中では、出来る限り生態系を整えるようにしている。有機栽培を続ける為には、それが一番大切なんです」

現在シャトー・ル・ピュイの敶地は60haあるが、葡萄を植えているのは38haのみ。

残る敶地には森や沼が広がり、のんびりと馬や牛が草を食んでいる。「葡萄畑の周囲の生態系を保つ事で、そこに住む動植物が自然と葡萄を守ってくれる」例えば葡萄樹が蜘蛛に襲われそうになると、周囲の環境より蜘蛛の天敵となる昆虫がやってきて、自然と退治してくれる。だから、化学薬品を使用しなくても毎年良い葡萄を得る事が出来るという。ある葡萄畑の隣には、わずかに畝の形が残る草の生えた場所がある。

「数年前までは“エミリアン”用の葡萄樹を植えていた場所だ。でも、あそこに葡萄を植えた事で敶地全体の生態系のバランスが崩れてきた事に気付き、去年葡萄樹を引き抜いたのです。」フラッグ・シップとなっているキュベの葡萄畑を惜しげも無く引き抜いてしまう程、生態系を重視している。「森も畑も動物も微生物も全てが生態系の一部で、我々のワインを造るには欠かす事が出来ない」

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そんなシャトー・ル・ピュイからセカンドワインが入港。

将来的にはエミリアンになる若い樹から造られているデュック・デ・ノーヴ。

2009年は柔らかく若さを感じさせましたが、2010年は全く違う印象。


完璧なまでに整っていて、バランスしています。

まさにエレガントなボルドーワイン。

まだお試しいただいていない方はぜひお早めにお試しください。

ボルドーワインが好きになるかもしれません。


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世界中には色々な葡萄品種が存在しますが

ネッビオーロは間違いなく5本の指に入る偉大な葡萄ではないでしょうか?

偉大な黒葡萄と言えばピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、フラン、メルロー・・・。どの葡萄も特徴的なのは粒が小さいことではないでしょうか。粒が小さい=果汁に対して果皮の比率が高い、ということになります。これこそが偉大な品種の大きな特徴だと思います。


果皮は色素だけでなく、香味成分、アントシアニン他、色々な要素が集まっています。果汁のそれに対して果皮は旨み、ワインを構成する酸、糖以外の骨格的な部分を多く含有している訳です。よって果皮の厚い、果皮比率の高い葡萄は高い品質のワインを生み出すことになります。

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(自然酵母のみで発酵開始するネッビオーロ)
さて、ネッビオーロです。

実はネッビオーロは粒の大きな葡萄なのです。

それにも関わらず魅惑的なワインを生む。

果皮比率が高くないにも関わらず偉大なワインを生む唯一の品種。

更に、ピノ・ノワール同様、産地によって大きくスタイルを変えることも大きな特徴の1つです。カベルネやメルローが多くの産地、土壌に適応するのに対してピノ・ノワールやネッビオーロは世界でも限られた地域でしか育たず、更には区画ごとの土壌や微気候によって大きく異なる結果を生み出します。


この土壌や微気候の要素を反映させる能力こそが最も高貴なワインの面白さかもしれません。そう考えるとネッビオーロは本当に不思議で、本当に高貴な品種です。

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(足でソフトプレス)
そんな素晴らしい品種ネッビオーロにスポットを当てた合同試飲会が年明けに開催されます。参加インポーターは下記の通り。


株式会社 アッシュトレーディング / Malvira社、Bric Cenciurio社
有限会社 アビコ / Anzivino社、Casavecchia社
株式会社 アルトリヴェッロ / Monchiero Carbone社、Pecchenino社
ウインターローズ・ジャパン 株式会社 / Alario Claudio社
有限会社 エトリヴァン / Cantalupo社、Le Formiche社
株式会社 オーバーシーズ/ Michele Chiarlo社
大榮産業 株式会社 / F.lli Cigliuti社、Aldo Rainoldi社
テラヴェール 株式会社 / Roagna社、Antoniolo社
パシフィック洋行 株式会社 / Jozetta Saffirio社
有限会社 フードライナー / Pelissero社、Cascina Chicco社
株式会社 MONACA / Adriano Marco E Vittorio社、Gagliasso Mario社
株式会社 ラシーヌ / Cappellano社、Rivella Serafino社 
株式会社 ワイン ウェイヴ / Roberto Voerzio社、Mamete Prevostini社


ネッビオーロは本当に奥の深い葡萄です。

日本でもっともっとネッビオーロが楽しめるよう頑張ります!!!

皆様ぜひご参加ください。


日時:2012年 1月 12日(木)
13:30~16:30 (受付16:00)
会場:銀座 アルジェントASO
東京都中央区銀座3-3-1 ZOE銀座9階


※一般の方の入場はできません。

※酒販店様、飲食関係者、プレス関係者対象

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