『聴き方教室』について、シリーズで書いています。
= 立ち上がる理由 =
『聴き方教室』が始まって4年ほど経って、お子様が立ち上がって次に進んだという報告が続きました。
私とお子様と一度も会わなかったということも少なくありません。
やってはならないことは止める。
やるべきことをやる。
「聴き方教室」でお伝えしていることはそれだけです。
それが伝わるだけで、私も『寺子屋ありがとう』も不要。
そう確信できました。
結果が出る。
お子様が立ち上がる。
その理由の一つを参加された保護者様が穏やかになれるからと、前回書きました。
今日はもう一つの理由。
立ち上がることが当たり前という前提があるから。
についてです。
当シリーズの3本目のこちらに書いた、「ナメンナヨ」のお母様。
『女々しい女性はいない『聴き方教室』③【聴き方教室】』
同じ頃に『聴き方教室』を受講し始めた方のお子様がどんどん立ち上がっていく。
ご自分のお子様だけが変化らしきが見えない。
でも通い続けた。
通い続けた理由は、
「うちの子もそのうち立ち上がるなと思っていた」
ということでした。
他の受講者のお子様が立ち上がったと聞くたびに誰よりも喜ばれていました。
それはやがてうちの子もそうなるという揺るがないものがあったから。
ご自身の子だけ変化が見えなければ焦りもするし、腹も立つ。
私ならそうだなと思いました。
その方のお子様が立ち上がった時、率直にそうお伝えしたところ、
「そんなこと考えたこともなかった」
ということでした。
その時の保護者様の表情が「ナメンナヨ」です。
失礼いたしました。
これが立ち上がることが当たり前。
そんな前提が備わった状態です。
立ち上がるという前提ができる。
目の前に起こる現象のうち、立ち上がることを裏付けるものだけが見える。
それはあたかも意図的にそこだけ切り取っているかのようです。
そして、切り取ったその部分が立ち上がる理由となる形で意味づける。
それにより前提がさらに確固たるものとなる。
その後はより何かを見聞きするたび、前提を裏付けるように切り取り意味づける。
当然立ち上がる。
焦りも不安も怒りも消えるでしょう。
穏やかさを取り戻している状態です。
その状態でご家庭に戻る。
穏やかさはその場を離れてもしばらく続きます。
引きずります。
そして、伝わります。
穏やかさはお子様にも伝わったのでしょう。
人が立ち上がるための条件。
お子様は安心して休むこと。
ご家庭でそれができたのでしょう。
穏やかさ、安心、休む。
その循環がお子様の周りで生じたから。
それが私が考える立ち上がるための条件であり理由です。
続きます。
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どうぞご遠慮なく。
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今後の予定
令和4年
8月25日 聴き方教室 江南区
10:00-12:00 横越地区公民館
8月26日 聴き方教室 県央
19:00-21:00 オンライン講座
8月27日 聴き方教室
10:00-12:00 温もりハウス
詳細についてはお尋ね下さい
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