『聴き方教室』シリーズの続きです。
= 通い続ける理由 =
当初の目的は以前書いたとおりです。
私に向けていた気持ちと言葉を、保護者様同士ぶつけ解消されては?
と思いました。
ところが皆様お互いに解消ではなく、徒党を組んで私にぶつけてくる。
そんな状態になりました。
これも以前書いたとおりです。
考えが甘かったです。
ではやらなければ良かったのか?
そんなことはありません。
やって良かったと思います。
その一番の理由が、保護者様が参加するとお子様が立ち上がるまでが早いこと。
『聴き方教室』をはじめてしばらくして、そんなことに気づきました。
なぜそんなことが起こるのか。
ここではそんなことについて。
例えば、お子様の不登校のことで通われていた方。
お子様が再登校すれば問題はありません。
もう通わなくても良いはず。
ところが多くの方がその後も通い続けてくださいました。
ある時お尋ねしました。
「どうして通い続けてくださったんですか?」
「楽しいですからね、皆さんとも会いたいですし」
「まだ聞いて欲しいことはあるんですよ」
とお答えいただきました。
そうであれば、『聴き方教室』でなくとも、外でお茶をしたりでも良いはず。
その方が気のおけない方同士、思いっきり話せるのではないかと。
私としては納得し切れない答えでした。
ある日、こんなことを言われました。
「ここで参加者の皆さんから話を聞いてもらってありがたかった。
うちの子が立ち上がれたのは私が聞いてもらって、落ち着けたから。
今度は私が聞かせてもらえたらと思って」
ありがたいなと思いました。
その時、
「私の話より、お子様が立ち上がった経験者の話の方が良いですよね」
と話したら、会場一同大きくうなずかれていました。
初期から通われていた方の、お子様方が立ち上がった頃からです。
『聴き方教室』に参加されてすぐ、私と一度も会わないままお子様が立ち上がった。
そんなことが当たり前のように起こるようになりました。
実際に経験された方の言葉の方が重いから、意味あることだからです。
『聴き方教室』でお伝えしていることは二つ。
やってはならないことを止める。
やるべきことをやる。
それが伝わって、実践していただけば結果は出る。
必要なものを手渡せるのなら、『寺子屋ありがとう』も私の話も必要ないのです。
これが『寺子屋ありがとう』のゴール解散への大きなヒントとなりました。
そんなことに気づけたことだけでも、『聴き方教室』はやって良かったのです。
続きます。
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今後の予定
令和4年
8月25日 聴き方教室 江南区
10:00-12:00 横越地区公民館
8月26日 聴き方教室 県央
19:00-21:00 オンライン講座
8月27日 聴き方教室
10:00-12:00 温もりハウス
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