沖縄県八重山諸島へ第5話 最終日も石垣島を満喫(7月8日) 2023年7月4日~7月8日 | 昆虫漂流記

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東へ西へ、過去に未来に昆虫求めて漂流していますが、
近年は、昆虫だけにとらわれず、自然全体から、
観察する眼を持ちたいと思いますのでよろしくお願いします。

沖縄県八重山諸島へ第5話 2023年7月4日~7月8日


7月4日から8日まで沖縄県の八重山諸島(石垣島、黒島、西表島)に行って来ました。
ブログを書くにあたってブログ公式ジャンルが「珍しいペットとの生活」に設定されていますが、折角の南の島の風景!紹介しない事は出来ないので、風景写真と生き物の写真を取り混ぜて日程別に紹介したいと思います。
次に各島では撮影以外にも採集も行っています。
なお法律では「国立・国定公園の特別保護地区(自然公園法第14条第3項第8号)、原生自然環境保全地域(自然環境保全法第17条第1項第9号)、鳥獣保護法の特別保護地区の特別保護指定地域(同法第29条第7項第4号、同法施行令第1条)、種の保存法の生息地等保護区の管理地区(同法第37条第4項第7号、第10号)」などで場所が規制されて、環境省の見解から、第1種特別保護区以下には規制がないと理解していましたが、石垣市の解釈では「特別保護区と第1種特別区を同等の規制区とみなす」「この資料では特別保護地区~第2種特別区まで指定する」との解釈が出来ましたので、それに従っております。
なお石垣島のバンナ公園は北入口の蝶園で蝶を増やす施設があり「蝶の採集は禁止」とされているのでバンナ公園周辺を含めて撮影のみです。
云うまでもなく希少種は、保護の為に採集の対象ではありません。
暑い季節なので昆虫の活動も活発で蝶も飛んでる姿は見かけても、なかなかとまりません。
昆虫の活動に、待ち時間を作り時間を合わせると、旅先での滞在時間に無駄を生じるので、少ない昆虫撮影数も仕方がないとご了承ください。
写真に記載している「T.Y氏撮影」との写真は一緒に旅をした高校からの友人による撮影分からの掲載です。
友人とは、長い腐れ縁ですが、この旅でも色々とお世話になり感謝しております。
(上記した文章は、「石垣島の昆虫採集の規制地域」に悩んでおられる方も多い事から、全5話に前置きとして記載します)


第5日目(7月8日)は沖縄県八重山諸島での最終日です。
昨夜にホテルで友人に教わりながら帰路の飛行機を携帯でオンラインチェックインで座席指定やチェックインなどを済ませる事が出来ましたので、空港で荷物を預ける時間と保安検査の時間を確保すればフライト時刻ギリギリまで石垣島を満喫する事が出来ます。


赤線が最終日に車を走らせたコースになります。

 

今日を有効的に楽しむ為に、朝早くにホテルをチェックアウトします。



レンタカーは、ユーグレナ石垣港ターミナル桟橋の駐車場に停めてありますので、

ついでにターミナル内の具志堅さんの銅像に挨拶に行きました。「いつか!また来るよ!」

手を振り上げて、見送ってくれました。(そうじゃないだろう~)

 

此処は、ホテルから直ぐの有名な「730交差点」です。毎日此処を通過していましたが、ブログでとり上げなかったですね。

『730(ななさんまる)』とは、沖縄本土復帰(1972年)に伴い、

右側通行から左側通行へ一斉に切り替えられた1978年7月30日を記念して名付けられました。
日本で最西端の国道の交差点です。


石垣島の西にある唐人墓(とうじんばか)←詳しくはリンクをかけておきます。

 

海辺の林をくぐると、

 

石垣島の西南端にある観音崎 (琉球観音崎)。

 

 観音崎灯台は周辺の島々を眺めるには最高の場所にあり、竹富島は海を隔てた反対側に煎餅のような島に見えます。

 

今回の八重山での滞在中に彼方此方で見かけた「オオハマボウ 別名ユウナ」の花

友人に何度も教えてもらっても覚えられなかった花の名前。

何度も「言うな!」と云われる前に、帰る日になり、やっと覚えられました。

周囲を見上げると海の傍なのに見かける多数のオキナワチョウトンボ

 

名蔵アンパルとは、ラムサール条約に登録された湿地干潟およびマングローブ林の地域

名倉大橋南側を歩くと此処にも沢山鳴き声が聞こえてきます。

リュウキュウクマゼミ(樹の種類は、ほぼ関係なしに留まるようだ)

日本のクマゼミの仲間を比べられるようにリンク先を紹介しておきます

日本のクマゼミの仲間

 

其処から水辺に降りると

見納めになる南の島の植物たち

アダン

ハマユウ

グンバイヒルガオ


名倉地区では

タイワンクロボシシジミでした。(後日訂正)

帰る日になりタテハモドキも沢山見かけました。



 

車を進めて、石垣島の一番有名な観光地に到着。
緑のトンネルをくぐると、

其処に広がる絵のような光景の川平湾(かびらわん)

風景が写真に入りきれないので、携帯でパノラマ撮影に切り替えて

此処にも沢山の声が聞こえてきます。リュウキュウクマゼミ

 

そして底地ビーチ(すくじビーチ)、潮が引くと泳げないほどに浅くなるよ!

此処では「リュウキュウミスジ」が沢山飛んでいました。

でも翅が破れている個体ばかり。


 

道すがらに米原の天然記念物のヤエヤマヤシ群落!
いつも、此処の前にある「ババや」さんには寄っちゃいます。今日はフルーツジュース。

BSテレビ出演してたご主人の「おじさん」!今日は居なかったな~!

ヤエヤマヤシ群落の中はこんな感じ!

キノボリトカゲもウロチョロしてます。

 

吹通川(ふきどがわ)のマングローブ林。「T.Y」氏撮影

 

最後に玉取崎展望台から北部の石垣島を望んで~、石垣島観光も時間切れ!

 

石垣空港に12時12分に戻り、カウンターで荷物を預けます。

定刻は12時40分フライト予定ですが、半日でも今日もよく遊びました。

さて、飛行機は滑走路からテイクオフへ

石垣島のサンゴ礁ともお別れです。

 

八重山諸島が次々に見納めになります。
(多良間島)

 

(宮古島)

 

沖縄の慶良間諸島が見えてきました。

 

飛行機は関西国際空港へ向かい旅が終わります。「T.Y」氏撮影

 

八重山の旅、全5話がこれで終わりになります。
昆虫だけにとどまらず、観光や、水中の写真まで世界を広げましたが、これを読まれた皆様が訪問するきっかけになればと思います。
沢山の写真を添付しましたが、最後まで見て下さった皆さん、ありがとうございました。

最後に、
今回の旅も、高校時代からの友人「T.Y」氏には本当にお世話になりました。
お世話になるのも、いつもの事だし、言いたい事も言い合える仲なのですが、
やはり、この場を借りて、改めてお礼を本音で申し上げておきたい。
「ありがとう~、友!」