カブトムシ・クワガタムシ等の
甲虫の昆虫標本の作製
皆さんは、採集したり、ブリードして育てた昆虫が死亡してしまったら、
どのようにされていますか?
愛着を持って飼育されてきた愛虫たちですね。土に埋めてあげるのも一つの供養ですが、
標本にしてあげて、夏も冬も、ず~と眺めてあげるのも一つの供養ではないでしょうか。
しかし、標本を作るのは難しく、用具や薬を揃えるのも面倒だと思われている人も多いようですが、そのようなことはありません。
カブトムシ・クワガタムシの標本は永井氏・水沼氏といわれる著名な研究者の標本が有名ですね。
御二人ははこちらの大変詳しい書籍を作り上げた方々です。(現在は後継本を出版されています。)
以前は、お二方、傑人らの標本を参考に標本の形を手本に作成をしたもので、2000年当時は標本の作製方法から永井式や水沼式などと呼ばれる事も耳にしました。
最近は色々な方法がインターネットで検索できますので、自分に見合った方法を見つけて作りあげる事も良いと思います。
ここでは、私が長年使ってきた方法や薬と、それを家庭にある 薬や道具で代用できる標本作製を詳しく記載していきます。
なお生体からの標本作成は汚れを落とし針で形を整え展足し乾燥させるだけなので簡単ですが、軟化標本の場合は失敗をしない為に2日掛かりになります。
軟化からの最低限標本作製に用意していただく物
- 蓋の付いた昆虫が入る大きさのタッパーと 洗面器もしくは桶。
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水彩用の柔らかい筆。(習字などの毛筆用では柔らかすぎるようです。)
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発泡スチロールの板
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手芸用の長い種類の待ち針 もしくは昆虫針の3号~5号。(待ち針では、手早く作業がすすみますが狭い所に多数刺すので頭が邪魔になる事もあります。昆虫針は細くて手で掴みにくいのですが作業が見やすい利点があります。)(1頭の標本には、慣れた人でも40本以上~は使用しますので、そのつもりで)
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昆虫針1号~3号(1頭の標本に必要なのは1本ですが、主軸針用ですので購入を勧めます)
(手芸針の待ち針の頭を取って主軸針に使用する代用方法がありますが、長期保存となると材質により錆びる恐れがあります)
(主軸の針を刺さない標本であれば不要です) -
木工用ボンド、ピンセット(各パーツが折れたりバラバラになった場合は使用して直しますので修繕の必要が無ければ不要です。)
標本の行程には4段階の作業があります
1「クリーニング・軟化」
体に着いた汚れを落としたり、死亡から時間が経過して固まっている昆虫や購入した未展足標本の体を柔らかくします。
なお生きている昆虫を殺傷して標本にする場合は簡単に汚れは落とせますのですぐに「展足」から始められます。
2「展足」
昆虫に、脚や大顎、触覚など待ち針で形を整えていきます。
3「乾燥」
昆虫の大きさにより乾燥の期間を考えて乾燥させます。
4「保存」
標本箱に薬を入れて保存します。また1年に1度は、薬の入れ替えなどアフターケアが必要です。
1「クリーニング・軟化」です。
これよりは見易い様にサイズの大きめのDorcus titanus titanus Sumatra Indonesia産を使用
土や汚れが付いたままの、固く乾燥した汚れたままの昆虫を水道の水を入れたタッパーに5分間ほど漬けます。
(標本内部、外部を湿らせ、微細で壊れやすい触覚やパーツが作業中に壊れないように事前に柔らかく下準備をしておきます)
(5分間ほど置けば、次の行程でテッシュペーパーが、触覚等に引っかかっても折れる心配はなくなりますよ)
なお腐敗した昆虫を処理する時はこの段階からバラバラになる恐れがありますので注意が必要です。(腐敗している昆虫はこの段階から色の付いた液体が昆虫から流れ出し目安になります)
水に5分間、漬けた(浮いていても大丈夫です)昆虫を取り出したら、
水を捨てた蓋つきのタッパーに上下を数枚のティッシュペーパーで標本をはさんで、
底に多くの水が溜まらない程度に霧吹き等で濡らします。
一晩から一日置いた昆虫をそっと取り出すと、すでに軟化できている物もあります。
(ほとんどは、まだ各節部が硬いままですが、この後の作業で柔らかくなります)
洗面器等に給湯器からお風呂の温度(熱湯を使うと眼球が白く変色してしまいます)のお湯を用意し、その中で昆虫を水彩用の筆や刷毛を利用して、土やゴミを取り除きクリーニングします。
お湯の中に漬けたり出したりしながら、大顎(おおあご)は必ず開くように、頭部部分は上下に動くようにしておくと、展足作業をすすめやすく、より良い型の標本になります。
胴体(胸・腹部)と脚部(腿節)のつなぎ目は、必ず、柔らかくしておきましょう。
(上写真で左親指で押さえている場所です)
頭部、胸部、腹部間の各節や大顎、脚部の節など、人間がリハビリするように動かして、少しずつ柔らかくしていきます。
(順番はどこから始めても、良いですが、大顎、頭部、胸部、腹部間の各節部を先だって柔らかくしておけば、その手間時間に、各脚部の細い部分は自然と柔らかくなり作業がはかどります。
おおよそ全体が動かせるようになれば軟化は完成です。
なおどうしても柔らかくならなければもう一度濡れたティッシュペーパーにはさみ、タッパーに蓋をして、さらに1日置いておきます。
(私の場合は、大顎が開かない場合、頭部と胸部の間の節部がまだ固いと思い、無理をせずに、さらにもう1日置いています。1日余分に置く事で脚部までもが自然と軟化できています。)
(ただし、夏場など、軟化時間を長くすると、カビが生えるリスクがある事も、考えておいて下さい。)
(3日以上は、リスクが高いです。)
昆虫の殺虫方法
生き虫を標本にされる方はここまでの標本軟化の行程は不要ですが昆虫を確実に殺虫しておく必要があります。
殺虫に使用する道具は、
左2本が毒瓶と呼ばれる殺虫道具で底部に酢酸エチルを湿らせて瓶中に気化させてあります。
薬品、酢酸エチルの代用は、
100均ショップ「セリア」のマニュキアコーナーで販売されている除光液「ノンアセトンエナメルリムーバー」です。
主成分がアセトンと酢酸エチルの各種が販売されていますが、ピンク色のノンアセトンを選んでください。
毒瓶は、スーパーやコンビニの酒コーナーにある小さな焼酎ボトルの空ボトルを使います。
焼酎ボトルの底にはテッシュペーパーは3枚ほど固く詰めておけば簡単に毒瓶が出来上がります。
酢酸エチルを入れて湿らせるとボトルの口部分は白く変色しますが、数年経過しても利用できます。
(ボトルを殻にする為の内容物の焼酎は、蝶や蛾やクワガタ等の樹液トラップにでも利用して下さいね)
薬品の酢酸エチルでは液体や気化させても、飛行機で預ける荷物、手荷物においても持ち込みが禁止されていますが、「ノンアセトンエナメルリムーバー」は、化粧品扱いになり飛行機に持ち込めるので、長期の採集旅行でも重宝しますよ。(国内線の飛行機での説明です。海外への飛行機では不明です)
更にこんな方法もあります。
毒瓶で酢酸エチルか青酸カリを気化させて昆虫を殺しますが、家庭ではこの様な薬品はありませんので薬箱に入っているアンモニア液とコーヒ等の蓋付の空き瓶を使用します。
ちなみに酢酸エチルは薬局で身分証明と使用目的と印鑑があれば購入できますが、最近は取り扱う処方箋薬局が少なくなりました。(酢酸エチルを気化して使うと殺虫と同時に防腐処理が行えますよ)
また酢酸エチルでの殺虫法でよく耳にするのが酢酸エチルの液体の中に昆虫を漬けて殺虫する話を聞きますが標本の各パーツがもろくなり、乾燥後に振動で標本が壊れてしまうので殺虫に長時間昆虫を漬けておく方法は、お勧めできません。
また熱湯に昆虫を入れて殺虫する人もおられますが、やはり眼球が白く変色してしまうのでお勧めできません。
酢酸エチル、アンモニア液ともにどちらも蓋付きの瓶の中に昆虫を入れ、薬品液をティッシュペーパーに含ませて気化した気化ガスで殺傷します。
殺傷にかかる時間は、気化した薬品の濃度にもよりますが、完全に殺傷するには、甲虫で1~2時間ほど入れておけば良いと思います。
殺虫には注射する方法もあります。
時間を短縮したい人はアンモニアを10%に水で薄め(約アンモニア1に対して水9)、注射器で胸部と腹部の間から薬を注入して殺傷します。
(最近は,薬物犯罪の関係から注射器の購入が出来なくなっていますので注射器が入手できるか?問題です)
殺虫以外での場合で
飼育個体が死んでしまい標本にする場合も、腐敗が始まりバラバラになる前の状態で標本に作製すべきです。
(弱った個体は、個別飼育して目につく場所で、マットの土の代わりに濡れたテッシュペーパーで代用して飼育し、死んだ事をすぐに気付くようにしておきます)
(濡れたテッシュペーパーやマットの上に死んでしまった昆虫を放置したままでは夏場で2日もすれば腐敗が始まっています。)
標本作成の展足時期を先延ばしにしたいなら1度乾燥させて、時間が空いた時に数がまとまった死亡昆虫を軟化させて標本にしましょう。(まとめて標本作成されたほうが、手間や、コストが少なくて行えます)
死んでしまった昆虫を後に標本にする為に乾燥させたい時は、乾いた新聞紙の上で部屋の片隅や日陰で放置して陰干しておくだけで大丈夫です。
2「展足(展脚)」
展足する前の準備から~
腐敗した昆虫等を、標本にするには、ウジ虫や多くのダニが憑いている場合がありますので、展足前の段階で昆虫の体内に注射器で濃いアンモニアやアルコール、その他の薬剤を注入しておくことをお勧めします。
(殺虫や腐敗対策に酢酸エチルを注ぎ標本作成をすすめると発泡スチロールが溶化しますので、気化してから作業をすすめて下さい)
嫌な虫はこれで追い出す事が出来ます。
(酢酸エチルは標本をもろくする性質がありますので、控えめに)
(昆虫を殺虫しての展足ではこの様な処理は必要ありません、また腐敗した昆虫の標本は、お薦めできません)
どんな発泡スチロールでも展足は出来ますがここでは上記で紹介した箱を逆さまにして使用しています。
(箱型を逆さまにする事で、下部に空間ができますので、主軸針が刺しやすく、軽いので動かしながらの作業がしやすい利点があります。)
(平板ならどんな形でも使えますが刺した針が邪魔にならない厚さの物をお薦めします)
展足しましょう~。
昆虫に主軸となる針を刺します。
(昆虫に針を刺さないのであればこの工程は不要です)
(昆虫の写真の位置に針を刺してください)
ドルクス系は鞘バネが固いので前もって裁縫用の待ち針で小さな穴をあけておきます。
ドルクス以外は柔らかいので必要は無いと思います。
穴が開いたら主軸となる昆虫針を刺しますが出来るだけ細い針(昆虫針1号~3号)を刺すことをお勧めします。(私の場合は、ほぼ1号針です)
なぜなら保存している標本の日時が経過し、針を中心に標本がクルクル回転してしまう時に主軸針を太い針に交換すれば回転が止められます。太い針を先に使ってしまえばボンドで留めるしか方法はありません。
今回のようなドルクス系はこの段階で待ち針であけた穴に主軸針(昆虫針)に差し替えて下さい。
此処から昆虫の部首の用語が出てくるので図で表示しておきます。
Dorcus titanus pilifer Nose,Osaka,pref.Japan
F1 26-May-2000 ♂65
此処から本格的な展足作業に入っていきます。
初心者の方は標本の形に迷われると思いますので、図鑑等を横に置いて参考にされる事をお薦めします。
馴れてくると、図鑑は必要なく作業をすすめる事ができますよ。
昆虫を固定するため写真の4か所に待ち針で標本を固定します。
(昆虫に主軸針を刺さないのであれば、前胸背板の左右にも針を刺し6本以上で固定してください)
主軸針をつまんで持ち上げ標本を宙に浮かせます。下に空間が出来きて宙に浮いた状態で展足を進めていきます。
これにより軟化の際に体内にたまった水分を乾燥中に自然と外に排出できます。
また体内からの液体が漏れ出し発泡スチロールと標本が接着して離れなくなるのを防ぎます。
(大型カブトムシ、外国産大型ハナムグリ、外国産大型カミキリ等は重さがあり、また待ち針が届きませんので無理に宙に浮かせないで、発泡スチロール板に着けたままで作業して下さい)
まずは
頭の垂れた情けない標本にならないように
大顎(おおあご)を左右から待ち針で持ち上げます。
(これは、展足を進める行程で基本の形になります。後から行うと型がズレますので最初におこなう事をお薦めします。)
中脚、後脚と進んでから前脚へと作業したほうがバランスがとり易いですよ。
右中脚の腿節(タイセツ)から脛節(ケイセツ)、跗節(フセツ)、そして右後脚の各パーツ、右前脚の各パーツへ進みます。(簡単に記載すると脚部の根元から、足先へ順にすすめて下さい)
各左脚も右の形を参考にしながら左中脚から順番に進めていきます。
全部の脚が出来たら触覚を前脚の上部に持ち上げて直角に揃えます。
(活動型の生態時を表す標本でない限りは、直角にしておいた方が、標本に緊張感が見られ、箱に並べた際に触覚が折れてしまう不慮の事故が防げます。)
すべての爪を下向きに揃えます。
簡単な事ですが、この作業で標本の雰囲気が断然に変わります。
爪が立っていない標本と比べれば、一目瞭然に標本の出来ばえが変わるのでお薦めします。
顎髭、口唇ひげを揃えれば完成です。
(正直、こちらは適当でも標本の出来には影響しません。)
完成型が写真の様に各脚部と頭部は腹部底板と同じくらいの高さに揃える事で見栄え良くなります。(赤線を参考にして下さい)
最初は此処までに時間がかなり必要になりますが、慣れると初心者で30分、熟練すると15分弱で出来ると思います。
3「乾燥」
軟化作製ならクワガタ♀で1週間弱、♂で2週間弱、大型カブトで1か月弱で乾燥出来ます。
生き虫からなら♂のクワガタで1か月、大型カブトで2か月ほどの乾燥です。
出来るのであれば、乾燥の時間はそれ以上に可能な限り長く乾燥させましょう。
なお乾燥は自然乾燥です。
梅雨時期などはクーラーの吹き出し口で乾燥させ、短期間で乾燥させたい時は密閉容器でシリカゲルなどの乾燥剤を使うのも良いでしょう。
密閉容器でナフタリンやパラジクロロベンゼン等の防虫剤入りで乾燥させると発泡スチロールが溶けて、標本が壊れるので注意が必要です。
4「保存」
標本にラベルを付けておきましょう。(手書き、メモ書きでもOK)
最低でも羽化日(もしくは死亡日)と産地ぐらいはネ。
これによって、専門家、素人等区別なしに、標本と価値を認めてもらえます。
- 昆虫の名前は、和名でも学名でも構いません。(未記載の人もおられますが、亜種名をも、記載しておくと、標本整理の際に判り易く便利です。)
- 採集地は、都道府県名から書いておきます。外国産は国名から記載しましょう。(「自宅の庭」「近くの公園」など他人から判らない書き方はいけません。知られたくない場合は、ラベル表面に簡単記載で、裏面に詳細を記載するのもいいでしょうね。)
- 採集日は、西暦から記載して下さい。飼育品は羽化日(又は死亡日)を記載し、累代(F?)を記載しておきましょう。
- 採集者名は、サインのつもりで。「採集者○○○○」「飼育者○○○○」などでOK。
- 昆虫の調査では、さらに採集地のGPSでの緯度、経度も記載します。
ここでは最低限の記載事項を紹介しましたが、博物館等では、データーベース化の為、整理番号も記載されています。
これで標本作成が出来ました。
乾燥後の標本は大型タッパーにコルク板やスチールボードを両面テープで留め、防虫剤を入れておけば保存が出来ますが、気密性、鑑賞性を考えドイツ箱の購入をお勧めします。
各サイズがありますが、やはり少し高価な箱です。
ナフタリン・パラジクロロベンゼンの防虫剤がお薦めですが、薬品臭が強いので、気になる方は無臭性、香料系の防虫剤でも代用可能です。
(私の場合は、防虫剤臭が家中に充満するのを避ける為に「タンスにゴン」で代用していますが、薬品交換が年に2度行っています)(ナフタリンなどの薬品では「1~2年は交換しなくても長持ちします)
標本のアフターケア
保存中に色虫など標本に油が回って変色してしまった場合は、アセトンやベンジンに浸して油を抜く方法があります。アセトンは薬局で身分証明と使用目的、印鑑を用意すれば購入できますが最近は処方箋薬局で取り扱っている所が 少ないようです。効果は少し落ちますがベンジン(薬局でカイロ用ベンジンで安価で販売されています)でも代用できます。
なおパーツの修正に木工ボンドを使用している標本はアセトンやベンジンに浸した時に、ボンドが白く浮き上がり接着効果が無くなりますのでご注意してください。(接着した部分がはずれてしまいます。)
また、ビロード状の毛の生えた昆虫(例としてヘラクレスオオカブトムシの胸角やオーベルチュールハナムグリやトルクアーターハナムグリ等の微毛)はアセトン等に長時間、浸していると抜けてしまいますので注意して短時間の使用にして下さい。
カビが生えた標本の処理方法
一般的には消毒用アルコール(エチルアルコール)を使用し、カビが微量な場合は刷毛でなぞったり、内部にまで浸透している場合には一晩ほど消毒用アルコールに浸す方法が一般的です。
私個人的に方法では、アセトンや酢酸エチル等に浸す事でも、一時的にカビが消えるのですが、どちらの場合も、数か月の経過と共にカビが再発します。また消毒用アルコールは小さな霧吹きに入れ替えて標本に噴射しています。
カビが再発してどうしようもない場合には酢酸エチルに短時間(数秒間)浸す方法が、カビには有効ではないかと個人的には感じています。
なお、色虫系のクワガタにおいては変色する恐れがありますので酢酸エチルを使う場合は刷毛でなぞる程度にしておいた方が無難です。
とは記載しましたが、これと云って確実に永遠にカビを退治出来る方法が無いのが実状です。どちらにせよ標本箱にはナフタリンやパラジクロロベンゼン、乾燥剤、タンスにゴン等の薬剤の効果を切らさない様にすることが大切です。
標本の作製法は色々な方法があります。
これでなければいけないルールはありません。
是非、自分なりの独自の方法で、気に入った標本に作製して下さい。
下に添付させて頂いた3枚の写真には完成した標本記事へのリンクをかけてあります。
Dorcus (外産ヒラタ系各種)
同じ黒虫でも数と形をそろえれば見栄え、迫力がよくなりますよ
Odontolabis (ツヤクワガタの色物系種)
Phalacrognathus muelleri muelleri
(ニジイロクワガタ原名亜種)
死んでしまった愛着のある昆虫たち、採集してきた昆虫たち、
いろんなサイズ、色んな産地、種類で供養と思うだけでなく、愛着のコレクションを満喫して下さいね。
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なお蝶の標本の作製はこちらに
記載しておりますのでよろしくお願いします。
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お礼
このブログ記事は2017年9月以降に幾度も
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カブトムシ・クワガタムシ・昆虫の各部門で
検索順位1位を頂いております。
皆さんが、検索して頂いた御蔭です。
有り難うございます。
でも本記事は「標本の作り方」ですので、
皆さんの愛着ある昆虫が死んでしまったのでは?
と考えると、単に喜んで良いのか考えてしまいます。