ヤクシマルリシジミ
高知県室戸市室戸岬
2016年11月03日
ヤクシマルリシジミは,以前は本州(紀伊半島南部)、四国南部、九州南部など国内でも南の温かい地域に生息してた蝶ですが、近年は、本州(東海地方、瀬戸内海周辺)まで北に分布を広げて来ている蝶です。
国外における本種は約20亜種に分かれていますが、日本産(ssp.ishigakiana)が本種の生息北限とされています。
また♀の翅表の斑紋は発生時期により高温期と低温期に大きな斑紋の変異があります。
高知県室戸岬
2016年11月03日 撮影
沖縄など南の島でも御馴染のクワズイモ(毒草)があります。
採集には邪魔ですね。
2016年11月03日 撮影
2016年11月03日 撮影
2016年11月03日 撮影
2016年11月03日 撮影
今回の高知県室戸岬への目的としていた蝶の1つでしたが、
今年は昨年と比べてヤクシマルリシジミの見かける個体数は少なく、
残念ながら新鮮な個体はいませんでした。