ご訪問ありがとうございます
母の葬儀も終えたので、いろいろな手続きの合間を縫って、気になっていた一人暮らしの叔母の所に訪ねていきました。
続きです。
前回の話はこちら⬇️
叔母の部屋は相変わらず床にチラシや切り抜きが床にばら撒かれた(笑)状態だけど、ヘルパーさんはヘルパーさんなりに気を使って掃除してくれていた。
(叔母の部屋についてご存知ない方はこちらを⬇️)
(ばら撒かれたチラシについての話はこちら⬇️)
叔母の手元に訪問診療の支払いの封筒があり、叔母が請求書と一緒にゴムでとめていたが、少し困ったように
🧓🏻「用意しているんだけど、誰も取りに来ないから、自分で払込みに行かなきゃだめなのよね、きっと」
と言うので、見せてもらうと、請求書には次の訪問診療の日に支払うように書いてある。
👩🏻「次の訪問診療の日に渡せばいいのよ。先生が来てくれてるでしょ」
すると
🧓🏻「先生なんて来ないわよ」
👩🏻「月2回来てるはずだけど」
🧓🏻「来ないわよ、誰も」
いやいや、そんなことないはずだから
以前は月一回病院に行っていたけれど、足腰悪くて、段々行くのが大変になったから、ケアマネさんが叔母に提案してくれて訪問診療になったこと、
訪問診療は叔母の行く負担がないから診察は月一回ではなく月二回になったことを改めて説明した。
でも、叔母は
🧓🏻「そうよ、来てくれるって話になったから、いつ来るのかなって思ってたんだけど。結局一度も来ないのよ」
いやいや、来てるからこうやって請求書も来てるんでしょ😅
どう話しても
来てない!
の一点ばり。
一瞬、本当に来てないのか??
と、こちらが思ってしまいそうになるほど😅
でも、それなら、この請求書があるのはおかしいよね。
そこで、今、過去に来てたかどうかの話をしても実際私が立ち会ってもいないから水かけ論の堂々巡りになっちゃうだけで、話しは進まない😵💫
"これから"の話しをする戦法(?)に変えることにした
前に連絡を受けていた予定日をスマホで確認してみると、ちょうど2日後が訪問の日になっていた。
もうすぐだ。
これならわかりやすい
叔母に次の訪問診療の日を教えて、カレンダーにマークした。
そして、
👩🏻「この日に訪問診療の先生がいらっしゃるから、その時にこの封筒のお金を渡してね。」
とカレンダーを指差した。
🧓🏻「その日に訪問診療の先生がいらっしゃるの?それで、この封筒をお渡しすればいいのね?」
(やった!話しが前に進んだ👍)
👩🏻「そうよ、もうすぐだから。封筒におばちゃんが、ちゃんとお金を入れてあるから、これを渡せばいいのよ」
叔母と一緒に中身も確認したが、きちんと金額通りお金は入っている。
そこはまだしっかりしている👍
🧓🏻「わかったわ、ありがとう。カレンダーの⭕️のついた日ね?」
(ヤレヤレやっと話が本筋にもどった😮💨)
👩🏻「そうよ」
というと、叔母は
🧓🏻「お金、ちゃんと入ってるかしら?」
とまたゴソゴソと封筒の中身を確認し始めた。
👩🏻「入ってるから、大丈夫だから」
と止めるのも聞かず、
叔母はまた封筒から全部お金を出して、お金を確かめて. . .
. . . . . .
🧓🏻「で、これをいつ誰に渡すんだっけ?」
👩🏻「カレンダーに⭕️をつけたから、その日に訪問診療の先生に渡せばいいから」
と言うと、
🧓🏻「訪問診療の先生なんて来ないわよ。来たことないし」
え?そこにまたもどるの??
もしやこれは認知症あるある無限ループなのか?!
ここから3回ほど同じ繰り返しをしたので、
仕方なく、お金の入った封筒の上に、
◯月◯日 訪問診療で先生がいらした時にこの封筒の中のお金を渡す。
お金はちゃんと確認済み。
と書いたメモをはった。
それでも、最後にまた
🧓🏻「これは何なの?」
と封筒を手にとって言ったので
身構えちゃったけど、
封筒を開ける前に貼ってあるメモを
「なにかしら?」と読んで
🧓🏻「ああ、そうなのね😊」
と納得してくれたので、ホッとした😮💨
やっぱり、私が来ない間に、認知症が前より進んじゃったのかな?
(つづく)