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母のことでかかりきりになっていた私はしばらく叔母のところに行くことができませんでした。
母が亡くなり、久しぶりに叔母を訪ねましたが、叔母は以前より認知症がすすんだようにみえました。
続きです。
前回の話はこちら⬇️
私が叔母の所へ行って、認知症が進んでしまったのかなと思った理由はもう一つあった。
いろいろ話しているうちに、私のことを
"風子ちゃん"
と呼び間違えることが多くなったこと
前も時々、そういうことはあったけど、私が
👩🏻「風子ちゃんじゃないわよ、私は姪のまいよ」
と言うと、あちゃーという顔をして、
🧓🏻「私、今、風子ちゃんって言った?ごめんなさいね、まいちゃん、まいちゃんよね、失礼しました」
と言って、単なる言い間違えという感じだった。
でも、今回は、後半は、私が訂正しても少し戸惑った様子で
🧓🏻「えっと. . .、あなたは風子ちゃんじゃないの?」
👩🏻「そうよ、私は姪のまいよ」
と言っても、すぐのみこめない様子で、私をしげしげと見る。
👩🏻「風子ちゃんは私の母。私は風子ちゃんの娘のまいよ」
と言っても
🧓🏻「ああ . . . 」
とは言ってもなんだか心もとない。
仕方なく、写真を指差して
👩🏻「こっちが風子ちゃん、私はこの風子ちゃんの娘、まいちゃん」
自分の母親を"風子ちゃん"呼びするのも、自分を"まいちゃん"呼びするのも、何とも変な感じだったけれど、叔母にはその方がわかりやすいかなと思って、あえて言ってみた。
叔母は頭の中のこんがらがった糸を解きほぐすように
🧓🏻「えー. . .と」
と目をくるくるさせて、私の指差した母の写真を見て、
🧓🏻「ああ、これが風子ちゃんね、そうそう、風子ちゃん」
そして写真の母と私を交互に見て、私に向かって
🧓🏻「じゃあ、あなたは だれ?」
おいおい...
👩🏻「私は "まいちゃん"だってば!」
しっかりして!!おばちゃん! 😭
(つづく)