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何十年ぶりかに叔母の部屋に行くと、部屋は大変なことになっていました
でも、よく見ると単に散らかっているだけではないように感じるところがあり、とりあえず片付けないで、頼まれた物だけ持って叔母が待つ病室に向かいました。前回からの続きです。
前回の話はこちらから⬇️
病院に着くと
👵「大変ことになっていたでしょ」
叔母が少しはにかんだ様子で目を伏せた。
👩🏻「あの床の写真や切り抜きはお気に入りを集めてあるの?」
私が聞くと、叔母は我が意を得たりというように、パッと顔を輝かせて
「そうなのよ、かわいいでしょ
アフリカの子どもたちのカレンダーの写真を残しておいたの。
目がキラキラ✨していて。帰った時とか、みんなが『おかえり』って笑顔でむかえてくれるようで...😊」
壁に乱雑に貼ってあるように見える切り抜きもみんな叔母が、
かわいい
美しい
愛おしい
と感じた物ばかりだったのだ。
1人暮らしの叔母は、自分のたくさんの
「好きなもの」
に囲まれて暮らしていた😊
たまった新聞も、もちろん重くて出せないまま溜まったものもあるが、後で切り抜こうととってあるものもあるらしい。
平積みの本も、手の届くところにすぐに読めるように、また表紙の絵や写真のデザインが気に入ったものは見えるように平積みのようだ。
古いものには『思い出』が
新しい切り抜きには『思い入れ』が
簡単にゴミとは決めつけられない。
でも、私は、そんな叔母の思いに気がついたけれど、
これを理解できる人がどれだけいるだろうか
そう考えた時、
認定調査員の人が家に来ることに私は大きな不安を感じた。
これを片付けるのも大変だし😞
叔母の気持ちもあるから簡単には片付けられないだろうと...(つづく)