母の写真を持って叔母の家に | てんてこまいの介護日記

てんてこまいの介護日記

母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

ご訪問ありがとうございますおねがい

介護ブログなので、お墓の話はひとまず置いて、今日は叔母の話です。

前回の納骨堂の話はこちら⬇️

母が亡くなり悲しみに暮れながら、叔母のことも当然気にかかっているから、ケアマネさんに様子を聞きながら、母の手続きなどをしていた。

ケアマネさんからは、叔母は落ち着いているから大丈夫と聞いていたが、やはりなるべく早めに顔を見せた方が叔母も安心だろうと、合間を縫って会いに行くことにした。

叔母はとても喜んで迎えてくれた。

元気そうな様子で良かった照れ
ひとまずホッとした。

そして
🧓🏻「風子ちゃんの葬儀に行けなくてごめんなさいね」

と言ったので

👩🏻「大丈夫よ。その気持ちだけで充分だから」

少し母の思い出話しをして、プリンのお土産と一緒に、母の写真を取り出した。

👩🏻「母の写真を持ってきたから、良かったらそばに置いて」

と言うと、悲しそうにしていた表情がパッと明るくなって

🧓🏻「風子ちゃんの写真?嬉しいわ」

と言ってくれた。


写真は悩んだけれど、老健で撮ってもらったちょっと前の写真と、遺影に使った少し若い母の写真を、2枚入る写真フレームに入れて持ってきた。

叔母は、まず
白髪の母の写真(老健の)を見て

🧓🏻「あら?これ風子ちゃん?いやだわ、私の知ってる風子ちゃんと違うわ」

と言い出して、もう一枚の若い母を見て

🧓🏻「こっちよ、こっち、私の知ってる風子ちゃんよ❣️」

と顔をほころばせた。

いやいや、どっちも風子ちゃんなんだけど. . . 😅

と心の中で苦笑する私。

戸惑う私を尻目に、早速、写真立てを飾り(2枚合わせのフレームを開いて立たせるタイプ)、そして、2枚あるうちの白髪の母の写真の前に、犬のぬいぐるみを置いて見えないようにしてしまったびっくり



🧓🏻「このワンちゃん、この間のデイサービスでもらったの。私、パッと見て、かわいい!って思ってね、選ぶ順位が一番だったから、迷わず選んだの。
これから風子ちゃんと一緒ね、風子ちゃん、可愛い子でしょ?」

と、途中から私ではなく写真の母に語りかけていた。

いやいや、おばちゃん、きっと母は

👵🏻「やーね、私の顔が隠れちゃうじゃないの!月子ちゃんったら、失礼しちゃうわ!」

って怒ってるよ😅

まあ、でも、子どもたちも老健の母の白髪の写真を遺影にするのを嫌がって、昔の写真にしたんだものね。

毎月きちんと白髪染めして、元気にしていた母の姿が、みんなにとっての懐かしい母なのかもしれないね😊