納骨堂のいろいろ | てんてこまいの介護日記

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書類手続きも終わり、お墓について考えた時、アクセスがよく近くて会いに行きやすい所を検討した結果、納骨堂にしぼって調べてみることにしました。
前回の話はこちら⬇️
納骨堂と言ってもいろいろあるんだと調べて初めて知ったびっくり

最近、テレビなどでも宣伝している納骨堂くらいしか知らなかったから驚きだった。

テレビでは、綺麗な建物の中、カード一枚でお骨と対面、お参りができる形式。

でも、古いタイプだと、外に石造りで縦に積まれているタイプや、建物の中だけど電動式ではなく、そのまま仏壇のように一家ごとに納められて、各自そこで参ることができるタイプ、仏壇のようには開かず、表に〇〇家と掘られて、その中にお骨が収められているタイプなど様々だ。

いろいろ調べて、アクセスも考えて、私は新しいタイプの納骨堂をいくつか見学することにした。

テレビでやってる最近の納骨堂は、ふだんは地下かどこかにお骨が納められていて、カードを入れると、目の前の美しいお墓?にお骨の箱(?)が電動で運ばれてきてお墓にセッティングされ、そこでお墓に向かうようにお参りできる。



お参り時に自動で写真もセッティングされる所もあれば、お思い出の写真が次々にうつしだされる所もある。
これは事前に思い出の写真を渡すとオプションでしてくれるようだ。
一枚なら無料という所もある。


お値段は土のお墓より全般的にリーズナブル。
普通のお墓はお墓に使用する土地代?、そして石屋さんに頼んで墓石を彫ってもらったりする石代や手数料、お寺へのお礼やらでいろいろかかるが、最近の電動式の納骨堂は会計もわかりやすく、全部いれて〇〇万円と明瞭だ。(ただし、毎年管理料はお寺に納める。分割や何年分かまとめてという所もある)

あと納骨の時の手数料が別途かかる。
普通に納骨すればそれほどかからないが、お寺の住職さんが立ち会って下さってお経をあげて頂くと金額はそれ相応となる。
販売の人によって、またそのお寺の方針によって、事務所の人だけの納骨で構わないという所と、やはり最初だからと御住職の立ち会いを強くすすめる所もある。


宗教については問わないとうたっているけれど、公営霊園のように完全に無宗教、宗教自由というわけではないのでご注意を。
お寺がもとになっていることが多いので、一応、そのお寺の宗派は調べておいた方がいいかもしれない。

日本の人はあまりこだわらないかもしれないけれど、外国の方で宗教に縛られないということで契約して、お寺は善意で自分のお寺にまつわる何かを無料で祈願奉納という時に「それは困る」ともめたらしい。そこではそれから最初にそういう習わし(?)があるが大丈夫か聞くことにしていると言っていた。

販売は、委託になっている所がほとんどで、一つ納骨堂に一社が全て請け負っている場合もあれば、一つの納骨堂の販売にいくつかの委託業者が入っていて、自社の持ち分を営業販売する場合もある。
委託業者は石屋さんや仏具会社だったりするが、交通関係の会社が入っていたりすることもある。大きな鉄道会社がバックアップしていると、信用度が高くなるからかな(経営自体に関わっている所もあるかよしれない)

見学案内や説明は委託業者の営業の人が担当していて、お寺の人とは話せないことが多いと思う。
案内の人がとても親切でいい人でも、その人は販売が終わればそのお寺からはいなくなってしまう(別の販売場所に移ってしまう)
だから、単純にその人がいい人だからと決めて、お寺の人たちは感じ悪かったなんてことになると困るよね(あまりそんなことはないかもしれないけど😅)

納骨堂は後を継ぐ人がいなくなったりすると、その後はお寺の敷地内に合祀という形になってしまうが、ずっと供養してくれる所が多い。

あらかじめ個別では何十年と決めてあり、その後は希望があれば引き続き納骨堂が使える所もあれば、年数の決まりなく管理料さえ払えば、ずっと個別で使えるという所もあるので、最初に確認した方がいい。

宗教は問いませんよと言っても納骨したら、そのお寺の檀家のようになる所もあるからそのへんも確認を。

一周忌など法要で広間など使えるようになっている所が多いが、その時はそのお寺の宗派の法要をという所もあれば、他宗教の僧侶を呼ばなければ家族のみの集まりで使える所もある。
他の宗派の僧侶を呼んでの法要を許してくれる所もあるが、それは勘弁してほしいという所もある。

ある所は御住職が心が広く(販売員さんの話)、法要の広間の前に、いろいろな宗派の仏像やキリスト教の十字架まで並べてあって、驚いたびっくり
すごく好印象の納骨堂だったけれど、この光景を見た時は、販売員さんは良かれと思って話してくれたが、若干引いて複雑な気持ちになってしまった😅(ごめんなさい🙇‍♀️ )
 まあ、私もそれほど知識はないけど、キリスト教でも十字架にも意味がありカトリックとプロテスタントではかかげる十字架も違う。
良かれと思っても、その宗派の人から見たら、そんな軽々しく並べてほしくないとおもう宗派もあるかもしれないと思ってしまうのは、私が硬すぎるのかな。


お墓などでも、購入する人の宗教は問わないが、一度自分の宗派の話を聞いてから購入してほしいというお寺もあるし、いろいろですね😅

長くなってしまってごめんなさい🙏💦

次回は、お墓の話はひとまず置いて、叔母の様子を書きますね🙇‍♀️

ご興味ある方は、下に少し補足です。

どこかの本で書いてあったので、母の施設を探した時、トイレをお借りしてちゃんと掃除されているか見て、一つの判断材料にしました。
納骨堂でもそうしようと思ったけど、うっかり忘れちゃったり、ちょっと入るタイミングがなかったりということもてへぺろ

トイレに入るまでもなく、隅々までピカピカな所があり、販売員さんの話では御住職自らが皆さんが気持ちよくお参りできるようにと毎日気を使っているということでした。そういう所はやはり気持ちがいいですね😊

大体の所がきれいでしたが、ある所はお参りする所の奥にガタガタと掃除道具が乱雑に置かれていて、そういう所はどうなのかなと思ってしまいました。

納骨堂は建物の中が多く、お参り時に、自由にお茶などしてくつろげるソファなどもあり、雨の日も風の日もゆっくりと思い出話に花を咲かせながらお参りできそうでいいなと思いました。
車椅子などご高齢の方への配慮もあったりするのもいいですね😊
アクセスがよければ、度々行けるから身近な感じで良いなぁと。

あと新興宗教ではないのですが、ご利益ある石とかいろいろ販売している所もあって😅
宗派によって、お寺もいろいろなんだなぁと、今まであまりお寺と関わりがなかったので、納骨堂巡りも良い経験になりました。