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さて、意識のない母の様子に愕然とする私でしたが. . .。続きです。
前回の話はこちら⬇️
(救急搬送までの話はこちら⬇️)
少し経って、中から白衣をラフに羽織った先生が出てらした。
先生のもとに私たち家族と介護スタッフの沖さんが集まった。
先生は
「梅園風子さんね、ひどい脱水。低栄養でひどい脱水で、体の中のミネラルバランスももうメチャクチャ崩れちゃって、危ない状態だった。今、取り急ぎ点滴して、脱水に対応しながら、これから詳しく検査していくけど。」
そう言ってから、介護スタッフの沖さんをジロリと見て、
「施設に入ってるんだっけ?
施設で、飯も食わせず、水もとらせないで、ほっといたってことだね。」
とたたみかけた。
沖さんは、困ったような顔をして黙っていた。
「こんなになるまでほっとくなんて、考えられない対応だね」
私はさすがに黙っていられず
👩🏻「施設でも食事も水分もとれなくなっているので心配だから明日、朝一番で病院に行って点滴をする手配をしてくれていたので、ほっといたわけではありません」
と言った。
先生は
「ふーん」
というように沖さんと私を見て
「とにかく検査して、詳しいことはまた後で」
と言って、白衣を翻して去って行った。
子どもたちが、
👧🏻「なに、あれ?失礼じゃない?」
👦🏻「あんな言い方しなくても. . .」
私も、介護スタッフの沖さんに
👩🏻「こんな遅くまで付き添って頂いているのに、不愉快な思いをさせてしまって、申し訳ありません」
と謝った。
すると今まで黙っていた沖さんから信じられない言葉が. . .
(つづく)