子どもたちにも月曜日の朝一番で母を病院に連れて行くから出かける旨伝え、日曜日の夕食後は翌朝の段取りなどを考えながら、朝バタバタしないように荷物など準備を進めていた。
それでも病院に付き添うから母とゆっくり一緒に過ごせるなどと、呑気なことを考えていた私だった。
その時、私のスマホが鳴った。
画面に特養の名前が. . .
慌てて電話に出ると
👨🏻💻「風子さんが、夕食時に気分が悪いと言われて、少し吐かれたので、そのままベットにお連れしたのですが. . .。
その後、トイレに行きたいとおっしゃったので、お連れしましたら、よろけて、お支えしたのですが、呼吸が苦しそうで。
すぐにベットで横になって頂き、酸素の値を調べましたら、値も下がっているので、救急車を呼びたいと思いますが、よろしいでしょうか」
なんだって〜?!
👩🏻「はい、すぐにお願いします!私もすぐにそちらへ伺えばいいですか?」
👨🏻💻「はい、では、すぐ救急車を呼びますので、まだ少しお待ち下さい。すぐまたご連絡します」
明日、朝一で病院へ行く予定だったのに、間に合わなかった。
とにかく私もすぐに出られるように支度をしなければ!!
👨🏻💻「救急車を呼びました。搬送先が決まりましたら、また、ご連絡しますので、ご家族の方は直接、搬送先の病院に行ってもらってよろしいでしょうか。」
👩🏻「承知しました。母は、母は意識はあるんでしょうか?!」
👨🏻💻「今、少し落ち着かれていて、お話しもできています。でも、ご高齢ですし、急変の危険もありますから、救急隊の判断でまたどうなるかわかりませんが、病院で診てもらった方が安心だと思います。」
👩🏻「そうですね、ありがとうございます。では、ご連絡お待ちしています」
電話を切って、慌てて服を着替え、子どもたちにも伝えた。
息子もすぐに服を着替えた。
👩🏻「まだ状況はっきりしないから、2人は家で待機で大丈夫よ」
👦🏻「でも、もう暗いし、どこの病院になるかもわからないのに、方向音痴だし、1人では無理だと思うよ」
👧🏻「そうよ、〇〇(息子の名前)は交通や、地理にも詳しいから、一緒に行ってもらった方がいいよ。何かあったら私も行くから」
この時、夜の8時過ぎくらいだったと思う。
しかし、ここから待てど暮らせど連絡がこない。
どうなってるんだろう?!
みんなでヤキモキしながら電話を見つめる。
でもって、待ちきれず
電話をかけた。
なんと、コロナ禍のせいか、救急車がなかなか来ないとのこと
そ、そんなことある?!
👨🏻💻「でも、今、向かっているということなので、もうしばらくお待ち下さい。」
母は
大丈夫なんだろうか?!
(つづく)