丸の内居酒屋

　最近、仕事で何度か丸の内。

荻窪始発の地下鉄丸ノ内線で、

東京駅からは地下道でそのまま皇居馬場先門、

帝国劇場へ行けることに気づく。

　新橋の居酒屋ならピンとくるけど、

丸の内ってそんなの無さそうって、思っていたら結構ある。

ビルの地下街に。

　地価が恐ろしく高いところだから、居酒屋の値段もそれなり

かと思っていたら、基本ビジネス街、この不景気、

都内の何処にでもある飲み屋街の値段だった。

　生ビールを注文（場末のすっぱ苦い生・・は流石に

出ないだろうと予測シテ）、

やわらかな生ビールにありつけた。

ゴーヤチャンプルを頼んだが、「不味くない、

でも、美味しくもない」。

「不味くない、でも、美味しくもない」は、チェーン店の特徴だが、

入った店は若い店員2名でやっていたから、普通の居酒屋。

　接客も普通だったが、最近の普通とは、

「覇気が無い」、

「愛想が無い」、「如何にもマニュアル君で、心を感じない」

を含む気がする。

　小じゃれた内装の店だが、当然意匠設計は普通は外注。

自分では無いだれかが作ってくれた、レシピ、

出来あいのマニュアルで無思考状態で作業をする。

　手軽で便利な商売だが、味気ない。

「手軽で便利」とは、コンビニエント、

コンビニ全盛の現在は、

味気ないのが普通、そんな時代なのかしらん・・・。

原価20円ほどの「お通し」が出てきたから、念のため、

「お通し」っていくら？と尋ねたら、

「お通し代はありません。カバーチャージとして300円頂きます」

との事。

　　　　おんなじじゃん！！　　　　　↑ややこしく言うなヨ。

（思うに、居酒屋で300円余計に取るのは相場でしょう）

この応対もマニュアルか・・・。

手製ハムにて晩酌せり

　昨日は、土曜出社。

不況対策だからはずせないが、疲れた。

　体もそこそこ使ったので、生ビールが飲みたくなって、駅前へ。

安いので有名な中華屋でビール飲んでから、ショットバーかキャバクラか・・などと思案。

　イカ揚げと生ビールを頼んで、しばし待つ。

生ビールが出てきて、一口。

　実に不味い！

酸っぱいような苦いような、独特の風味。

チェーン店での、よくある、展開となった

（チェーンだけでは無い、回転の悪いおばちゃん一人でやって

いるような店でも、劣化したビールはよく出てくる）。

　イカ揚げが出てくるまで十分以上。

こうなると近所のオバハン連中がウエイターに横柄な態度だとか、

嫌なことが次々に気になりだす。

　さっさと店を出て、どうでも良い気分で、

「顔ならいつでも安く飲める」だけが取り柄のキャバクラ（社長がおとなしいのも取り柄か？）へ。」

さっきの不味いビールが残っているのか、どうも酒が進まない。

　接客の女の子に「不味い生・・・」の話をしたら、皆経験があるようだ。

彼らの場合はほとんど、チェーン店でのハナシ。

　今日は流石に高くて不味い外食は控えた。

　写真の「鳥ラシキモノ」は鶏肉を塩でもんで、一晩冷蔵庫で寝かせ、

茹でて、冷やして切っただけ。

　市販の２５０グラム１０００円程度のハムか、

あんまり上等じゃない焼き鳥屋の正肉程度の味にはなり、保存性がいい。

　材料費は１/４程度だからとっても経済的だ。

これから、今日の録画番組でもみながらひき続きレモンサワー。

最後にご飯に載せてラー油をかけてもいけるだろう、

何しろ大量に出来た。

ドライブ好きだと、気づく

　15日、2日ほど寝るだけの休日の後、体力が回復したらしいのを見て、墓参りへ。

数年前、○○庁から天下った官僚の”ｳ○○”とかが、置き土産のように、

やたら駐車違反を厳しくしてから

（天下りは私たちの税金使って、運転手付きの生活らしいから、駐車料金など

関係無い。無論○○庁官僚時代から・・・ネ）、

　めっきり四輪に乗らなくなり（リーマン・ショック以来は乗れなく？）、

原付ばかりの日常で、愛車はバッテリーが上がることが多くなった。

　久しぶりにドライブ、最近の倉庫のかたずけ作業のおかげで、

エンジンは一発始動。

　曇天の日曜、高速に乗ると、久しぶりなので、何だか緊張。

しばらくすると、段々に風景を見るのが楽しくなってくる。

途中雨、霧、ドライブが心地いい。

　墓前から、仏壇へ向かおうと実家のカギを開けようとしたら、2重鍵にされ

ていて、入れない。

仕方がないから玄関前で悪臭を放っていたネズミの死骸をスコップで穴を掘っ

て埋葬してから、車内でゴロリ。

　第二次大戦中、南方の戦場で、自動小銃に火炎放射機、戦車・それに戦車をも

一発で吹っ飛ばす艦砲を使う米軍に対して、

旧式のライフル銃に手榴弾と云った、圧倒的な火力の差の下、

無残な死を遂げた日本兵の死骸を

アメリカ兵がブルドーザーで片づける姿を、この時期テレビで放映されのをよく

観たが、　彼らの死骸も、

きっとあのような臭い、あの、数万倍の臭いを放って朽ちていたのかと、

そんな事を思ったりした。

　前線から遙か3000キロ後方,東京・三宅坂・霞が関の参謀本部・軍令部。

学科試験だけは優秀で、戦いを知らず、責任を取らず、作戦に失敗しては、

多くの将兵が前線で死に、お上・天皇陛下にまで

ウソ報告をする官僚達（軍服を着ていても軍人にゃ見えない）の犠牲か。

　生産を行わず、口だけは出し、責任をとらす、名目は公共の奉仕者で、

保身にだけは情熱的な今の官僚とどこか違うかな。

そう言えば・・・

”おい、元○○庁の天下り”、”とんでもない、ゴマスリ野郎！○○庁辞めてから、

　　　　　「天下りっていいモンだ」って自慢しやがって・・・（中略）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノコノコと内閣にまで入り込んで、クソ野郎”

　　↑と、あなたの同級生が言ってましたぜ・・・この耳で聞いた、間違いない。

　車内でゴロリとはしたが、暑い。休めたものでは無い。

　アイスボックスに入れた氷の塊を木桶に入れて、それを別バッテリーを使用

した送風機で煽り、換気扇を回すと、

夏場でもエンジンを止めて、楽々1泊できるのだが、

家のカギを持っての野営準備は想定に無かった。１

　一旦休めないと、とことん休めない。一睡もせずに、高速で走るのだから、

目だけは”金剛力士像”並に見開いて、SA.での休憩も普段の３倍とった。

　学生なら”夏の思い出”だろうが、

これから疲れがどのくらい来るか、予想が付くから、まことにウンザリする。

　帰宅して駐車場の隣を見ると、洒落たスポーツカー。

大家の車がBMWだっただから、ドイツの高級車２台に愛車が挟まれた。

　”大名カゴ”の間の”大八車”に見えた。